ターメル・スレッジとは (ターメルスレッジとは) [単語記事]

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ターメル・スレッジ（Terrmel Sl edge、1977年 3月18日-）とは、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手（外野手・内野手）である。日本では北海道日本ハムファイターズ、横浜ベイスターズに所属。

概要

無所属
ターメル・スレッジ Terrmel Sl edge
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ノースカロライナ州
生年月日	1977年 3月18日
身長体重	183 cm 85kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	左翼手、一塁手
プロ入り	1999年
経歴
ジョン・F・ケネディ高等学校カリフォルニア州立大学ロングビーチ校シアトル・マリナーズ（1999年-2000年）モントリオール・エクスポズワシントン・ナショナルズ（2000年-2005年）サンディエゴ・パドレス（2006年-2007年）北海道日本ハムファイターズ（2008年-2009年）横浜ベイスターズ（2010年-2011年）北海道日本ハムファイターズ（2012年）
プロ野球選手テンプレート

アメリカ・ノースカロライナ州出身。父がアフリカ系アメリカ人、母が韓国人というハーフである。

2008年から北海道日本ハムファイターズに入団。背番号10。入団当初は日本独特の投球スタイルや変化球に対応できず、打率は低迷していたが、逆に変化球を狙うような打撃に変更すると、得点圏打率.355（チーム 2位）という持ち前の勝負強さでここ一番のヒットやホームランを量産した。

2009年に軽い肉離れで一時は戦列を離れたものの、復帰してからは相変わらずの勝負強さで幾度となく決勝打を放ちチームに貢献。本塁打27本（リーグ3位）、打点88打点（リーグ4位、チーム 1位）で目標としていた30本には届かなかったものの前年の成績を上回る十分な結果を残した。

また、焼肉が好物であり、2008年9月15日対オリックス・バファローズ戦では、9回に逆転を許したダルビッシュを助けるサヨナラ2点タイムリー2ベースを放った。試合後、ダルビッシュの「何回おごったらいいか分からない」という発言に対して、スレッジは「じゃあ、焼肉をお願いします。」とリクエストをした。

2009年 10月21日、クライマックスシリーズ（以下CS）第2ステージの対楽天戦。9回表を終わって4-8と劣勢の試合で、ファイターズは半ばあきらめムードであったが、9回裏1アウトから田中賢介、森本稀哲、稲葉篤紀の3連打で5-8と3点差にすると、高橋信二が四球で歩いて1アウト満塁。一発が出ればという場面で打席にはスレッジ。楽天の守護神・福盛の2球目、狙っていたという外角低めの直球をフルスイングし、レフトスタンドに運ぶポストシーズンとしては史上初となる逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。この打撃に梨田監督は「北川の逆転サヨナラ満塁本塁打を一瞬思い出したけど、まさかなと思った。野球って面白い。」と語った。
さらに、2009年 10月24日のファイターズが王手をかけた後の4戦目。8回裏2アウト2,3塁で打席にはスレッジ。そしてここでピッチャーは、野村克也監督執念の継投で青山浩二に代わり岩隈久志が登板。そして、スレッジは岩隈の2球目のストレートを完璧にとらえて、見事3ランホームランを放ち、ファイターズの日本シリーズ進出をを決定付けた。結果、スレッジは2本塁打10打点というすばらしい成績でCSのMVPに選ばれた。しかしオフに故障もあってフル出場が出来ないことがネックとなり日本ハムとの契約交渉が難航。5番を打てる左の強打者を求めていた横浜ベイスターズがこれを受けて獲得に乗り出し、12月17日に移籍が正式に決定した。背番号は3となった。