ニコニコ大百科:植物 ダイダイ |
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分類?![]() |
ムクロジ目ミカン科ミカン属 | |
学名?![]() |
Citrus aurantium | |
学名の由来?![]() |
(属名) | Citrus→シトロンのラテン語古名 |
(種小名) | aurantium→橙黄色の | |
ミカン科 Rutaceae?![]() |
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果実はナツミカンに酷似する。果実は酸味と苦味が強いので、生で食べられることはあまりない。その苦味から、ビターオレンジの英名もある。苦味成分はリモニンおよびナリンギンで、前者は果皮に多く含まれている。
果実が落ちにくく、年を越しても2-3年は枝についていることから「代々」の意味でこの和名が与えられた。年を越した果実は橙色から緑色に戻り、再び橙色になる。「代々」を意味する縁起物として、正月の飾りとして使われるが、現在はみかんが使われることが多い。
ダイダイの果皮の色を橙色というが、オレンジ色と同じものとして扱われることが多い。また、「肌色」が人種差別にあたるとして、この色を「薄橙(うすだいだい)」などと言い換えることがある。
食用としては、マーマレードの材料として用いたり、搾り汁に砂糖を加えてダイダイ湯をつくったりするほか、ユズ・レモン・スダチなどとともに、搾り汁を「ポン酢」の材料とする。
花から水蒸気蒸留によって得られる精油を「ネロリ」といい、オーデコロンやアロマテラピーに利用される。これはごく僅かしか得られないので高級品である。催淫作用があるともいわれている。
最近、ダイダイに含まれるシネフリンにダイエット効果などがあるとして健康食品として宣伝されているが、その効果には疑問が持たれており、しかもカフェイン・カテキンなど他の刺激性物質とともに摂取すると有害な効果をもたらすことがある。[1][2]
ネロリを得るために世界中で栽培されているが、スペイン・イタリア・モロッコ・フランスなどが有名な産地。また、枝葉からはプチグレンという精油が得られるが、これの最大の生産国はパラグアイである。
日本では静岡県(特に伊東市・熱海市)が生産量日本一で、ダイダイを材料にした「だいだい寿司」を軸にしてダイダイ的なPRを行っている。
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最終更新:2023/06/03(土) 20:00
最終更新:2023/06/03(土) 20:00
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