ダク・フェイデン 単語

ダクフェイデン

2.3千文字の記事

ダク・フェイデンとは、トレーディングカードゲーム<『Magic: The Gathering』の登場人物である。

ダク・フェイデンである。タグ・フェイデンではない。ダグ・フェイデンでもない。

プロファイル

ダク・フェイデンは、フィオーラ[1]次元にあるドレイクトン出身の人間魔道士です。若い頃、ダクと彼の友人であるマーシュ有能ながら分別に欠ける魔道士でした。ある、自らの実力を過信した二人がたちに戦いを挑んだ結果、マーシュは命を落としてしまいます。この間にダクの才覚め、プレインズウォーカーとなったのです。

ほどなくして、ダクは次元を渡り歩く力があることに気付き、自分の力を試すと同時に私も肥やせる仕事に手を染めるようになりました。アルカバの次元[2]で、ダクは呪われたアーティファクトに手を出し、その結果逮捕されてしまいます。その社会での掟により、ダクの右手盗賊としてのとして永遠にく染められることとなりました。その後、ダクはようやくフィオーラに帰還することに成功しますが、彼が不在の間にシファ・グレントという名の別のプレインズウォーカーがダクの近しい者たちをはじめとするドレイクトンの住人を虐殺していたのです。

ダクはサイコメトリー――アーティファクト魔力記憶、使い読み取る力――を駆使してシファを追跡しようと試みます。サイコメトリーにより、ダクはシファの行き先を次元から次元へ、そして久遠の闇さえも越えて追跡することができるのです。ラヴニカ[3]でのシファとの最後の対戦を切り抜けたダクは、プレインズウォーカーとしての自分が普通人間以上に他人を助けたり傷つけたりできる存在であることを思い知らされます。今ではラヴニカを自分の故郷と考えているダクですが、フィオーラする人々に起こったことを忘れる日は永遠に来ないでしょう。

(MTG公式サイトの紹介記事exitより引用)

IDW Publishing社で刊行されていたコミック、「Magic:the Gathering」シリーズ主人公。多くの次元を股にかけた盗賊である。特技はサイコメトリー(物品から記憶読み取る力)で、この力を使い、盗んだアーティファクトの使用法や魔法の知識を習得できる。そしてモテる。とてもモテる。

ちなみに、公式サイト紹介内容は「Magic:the Gathering」シリーズ1-3巻の要約でもある。4巻からは新ストーリーとなり、次元「テーロス」にてアショク対決していく感じになっている。

 

4巻が出たのは2014年5月。5巻はない。

カードとしてのダク・フェイデン

カードとしてのダク・フェイデンは2016年10月時点で1枚存在する。

Dack Fayden / ダク・フェイデン (1)()()

プレインズウォーカー — ダク(Dack)

[+1]:プレイヤー1人を対とする。そのプレイヤーカードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
[-2]:アーティファクト1つを象とし、それのコントロールを得る。
[-6]:あなたは「あなたがパーマネント1つ以上象とする呪文を1つ唱えるたび、それらのパーマネントのコントロールを得る。」を持つ紋章を得る。

3

(MTG wikiexit より引用)

2014年6月に発売された特殊セット、「コンスピラシー」に収録されたカード。1度再録されているが、それも「エターナルマスター」という特殊セットである。特殊セットの新録カードは基本的にスタンダードモダンで使用できないという理由もあり、いつもよりタガが緩んだ[4]効果となっている。

プラス効果はにありがちな手札交換効果。2枚づつ入れ替えるので交換速度は同類とべてかなり速い。墓地を肥やす速度も同様である。実は自分以外にも撃てる。仲間の援護や対戦相手の疑似手札破壊に使うことも可

マイナス効果はアーティファクト奪取。通常、3マナで奪取効果を持つカードはもっと厳しい条件を付けられるものである。忠度-2(即起動しても《ダク・フェイデン》が潰れない)でこれは破格の効果である。エターナルレガシーヴィンテージなど)フォーマットゲームではヤバいアーティファクトなどいくらでも出てくるので対に困ることはないだろう。

マイナス効果は自分の呪文に奪取効果を付与する紋章獲得。何でもかんでも持っていく強力な効果だが、対戦相手のパーマネントに撃ち込むカードは破壊にしろ、バウンス(手札に返す)にしろ戦場からいなくなってしまう類の効果のものが優先して入りがち。

な活躍の場はヴィンテージである。MOXシリーズが使用可なこともあり、大抵のデッキに強力アーティファクトが搭載されている環境であるため、レガシーよりも小マイナス力が活用しやすい。

関連項目

脚注

  1. *特殊セットコンスピラシー」の舞台となった次元。「コンスピラシー」は陰謀渦巻く高層都市パリアノ」で起きた事件をテーマとしている。ちなみに、次元全部が高層都市というわけではなく、普通に山とかとかあるし高層じゃない都市もある。
  2. *詳細がよくわからない次元。詳しい方の追記を待ってます。
  3. *全域が都市で埋め尽くされた次元。統治は特色の異なる10のギルドで行われており、次元全域にはギルド同士の無限闘争を避けるためにギルドパクトという魔法がかけられている。「ラヴニカへの回帰」ブロックでのストーリー迷路レースギルド間闘争の末にジェイス・ベレレンギルドパクトそのものと化した。
  4. *最近の通常セットでもやらかしてるカードはあるが、あくまで「やらかし」であってわざとやったわけではない。
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