ダッタン人の踊りとは、ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンが作曲した曲の一つである。
ダッタンは漢字で韃靼と書く。
ダッタン人とは現在で言うタタール人の事であり、この曲が日本で紹介された当時はタタール人を韃靼人と呼んでいたため、現在もこの曲名で親しまれている。
ボロディン作曲のオペラ『イーゴリ公』の第二幕の曲で、おそらく彼の手がけた曲では最も有名な作品だろう。
オペラなので本来は合唱が入るのだが、コンサートなどでは楽器のパートだけを演奏する事が多い。
なお、原題は『Половецкая пляска с хором』。直訳で「ポロヴェツ人の踊り」となる。
その為、「ダッタン人の踊り」というのは誤訳であるという意見も多い。
作曲者であるボロディンは優秀な科学者でもあり、医者でもあった。
生活の時間も作曲に全て宛がうということはなく、その為かオペラ『イーゴリ公』の初演を待たずに亡くなってしまった。
しかし現在もその音楽は高く評価され、彼はロシアを代表する作曲家の一人とされている。
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最終更新:2025/03/27(木) 20:00
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