ダブルライダーとは、以下のことを指す。
本項では1~3について紹介する。
仮面ライダーシリーズ第1作『仮面ライダー』における「技の1号」、「力の2号」コンビ名である。
今でこそダブルライダーが当たり前のように認知されているが、TV放映中実際に二人が共闘したのは劇場版を含めてほんの数回。藤岡弘が撮影中の事故で重傷を負って一時降板したことで始まった第14話からの2号ライダー編からは、一文字ライダーが日本の、本郷ライダーが海外のショッカーと戦っているという設定だった。
第40話「死斗!!怪人スノーマン対二人のライダー」で、スイス支部からやってきた死神博士とスノーマンを追って本郷猛が帰ってきたことで2人のライダーが初共闘、以降、第41・49・51・52話と日本に帰還して一緒に戦っている。
次に2人の共闘が見られたのは「南紀編」と呼ばれる第72~73話で、この時は南米から一文字隼人が帰還して本郷に協力し、モスキラスやシオマネキングを倒した。
なお、この時の一文字ライダーは、ライトグリーンのマスクに赤い手袋とブーツというパワーアップした姿だった。
最初の「ダブル変身」は第93話「8人の仮面ライダー」終盤で、本郷と一文字が6人のショッカーライダーに囲まれた時、一文字の「本物の強さを見せてやろうぜ」というセリフの後、2人が崖へ飛び上がって同時変身を行ったというもの。
この時の格好良さは今でも語り草である(このダブル変身は最終回や『仮面ライダーV3』でも見られる)。
この数々の共闘がダブルライダーの地位を不動のものにし、二人同時の変身や必殺キック等は、仮面ライダーシリーズにおける要素の一つとして後続作品にも影響を与えるようになる。
なお、ダブルライダー最大の必殺技と言えるのが「ライダーダブルキック」であり、本編だけでもスノーマン、ゴースター、イソギンチャック、ユニコルノス、ギルガラス、モスキラス、シオマネキング、ナメクジキノコの8体も葬っている。
初代仮面ライダー以降、同じ世界観であるため歴代昭和ライダーが度々客演し、コンビを組むことがあった。しかし、平成ライダーは(基本的に)作品毎に独立した世界観である為に前作以前の仮面ライダーが共演する事はない。
だが、作品単体で複数のライダーが登場する為、公式にも、ファンの間でも、ダブルライダーを意識した存在が数多く登場することとなった。(※随時加筆変更推奨)
本郷猛の後輩に当たる大学生・風見志郎。彼はデストロンに家族を皆殺しにされてしまったことがきっかけで復讐の鬼になったのだが、瀕死の重傷を負わせれた際に、蘇生措置として1号2号による改造手術を受け『仮面ライダーV3』として蘇った。
その一方でデストロンに所属していた天才科学者の結城丈二は、ヨロイ元帥の私怨によって濡れ衣を着せられた挙げ句、硫酸のプールで片腕を溶かされてしまう。脱走した結城丈二は失った片腕にカセットアームを移植した事によって復讐の戦士「ライダーマン」へと生まれ変わった。
彼らは共に復讐を誓う身であるが、両者が対面した当初はデストロンに対する価値観の違いから対立関係にあった。だが、結城丈二がデストロンの一般人に対する非道な仕打ちを目の当たりにしたことに加えて、風見志郎による説得を受けたり彼の生き様に感化されてからは共にデストロンと戦う仲間になった。V3自身が1号と2号によって助けられた上で誕生した経緯があっただけに、V3ライダーマンは結果的に初代ダブルライダーの意思を受け継ぐコンビと言えよう。
昭和作品で同一のテレビ番組から生まれたダブルライダーは初代である1号2号以外ではこの2人が該当する。なお、以降の昭和作品での1号ライダーとの共闘キャラクターはいずれも「仮面ライダー」ではないため、V3ライダーマンコンビは2代目にして実質的に昭和最後の純正ダブルライダーでもある。
平成ライダーシリーズ第二作『仮面ライダーアギト』において、当初は前作『仮面ライダークウガ』の続編として製作される予定だったが諸事情によりお蔵入りとなった(G3のバイクなど、一部にその名残はある)。
「仮面ライダーSPIRITS」の単行本によれば、クウガとアギトの共演が構想(企画)されており、もしかしたらお茶の間で二人の勇姿が見れたかもしれない。
そんな中、「月刊ヒーローズ」で連載されている仮面ライダークウガではTV版とは独自に再構築した作品となっており『仮面ライダーアギト』が、同一の世界、同一の時間軸に統合されてものとなっているのである意味時代が追いついたのかもしれない。
平成ライダー初の作品間コラボダブルライダー。
『仮面ライダー龍騎』の番外編「ハイパーバトルビデオ」において仮面ライダーアギトと共演。このとき、敵は仮面ライダーアギトバーニングフォームであり、龍騎サイドのライダーに何故かきれいな浅倉が登場するというある種のカオスであった。最後は共闘したアギトと龍騎によるダブルライダーキックでバーニングフォームを撃破した。
・・・という城戸真司の夢オチでしたとさ
平成ライダーシリーズ第3作目『仮面ライダー龍騎』。城戸真司/仮面ライダー龍騎と秋山蓮/仮面ライダーナイトは、ライダーは本来敵同士ということもあり当初こそ敵対関係にもあったが、北岡秀一/仮面ライダーゾルダも含め時には衝突をし時には協力をしていく内に2人は真司の真っ直ぐな気持ちを少なからず認めていくようになる。
平成ライダーシリーズ第4作目『仮面ライダー555』。乾巧と草加雅人は、普段こそ嫌悪感をむき出しにしているが戦いの際には抜群のコンビネーションを見せる。また衝突を繰り返すうちに草加は巧に対して嫌悪感を見せることはなくなっていき(その分真理たちとも孤立気味にはなっていくが)、巧も草加の気持ちを案じるようになっていく。
短い期間ながらも三原修二も巧とコンビを組む機会があり共に草加の死を嘆く他、北崎/ドラゴンオルフェノクへの突破口も切り開いた。
平成ライダーシリーズ第5作目『仮面ライダー剣』において、橘朔也が変身する「仮面ライダーギャレン」剣崎一真が変身する「仮面ライダーブレイド」はアンデッドを封印すべく「BOARD」によって開発されたライダーシステム「技の一号」、「力の二号」である。
また、両者が先輩後輩の関係にあり、ライダーシステムが「キングフォーム」になることができるなどダブルライダーの要素が随所に盛り込まれている。
同じく『仮面ライダー剣』では相川始と剣崎一真の関係も話の主軸となっていく。
やはり対立関係にあった二人だったが始は剣崎に助けられたことを機に敵対することをやめ行動を共にする機会が増え、剣崎も始の正体を知りながらも、彼が生きていく道を模索し始める。そして・・・
鬼である人間に弟子入りし、修行を積むことで鬼になることができるが、作品中正式な鬼となる描写があったのはトドロキ/仮面ライダー轟鬼とその師匠ザンキ/仮面ライダー斬鬼とのコンビ。
不器用ながらも真っ直ぐに進んでいくトドロキと、飲み会で「うちの戸田山(トドロキの本名)は、かわいいかわいい」と後輩のヒビキにこぼす、ドクターストップがかかりながらもトドロキを支えていくことを決意するザンキとの関係がフューチャーされた。
平成ライダー第7作目『仮面ライダーカブト』におけるカブトとガタック。
変身する天道総司と加賀美新は両者ともに性格・主義・戦闘スタイルなど正反対であるが、いざという時には共に戦う等ある意味ダブル主人公ともいえる位置づけであった。
また、彼らが変身する仮面ライダーは人類を救うべく極秘裏に開発された「マスクドライダーシステム」の有資格者であり、「ハイパーフォーム」になれることから(ハイパーバトルビデオより)、立ち居知的な意味で初代ダブルライダーを意識しているものと思われる。
ZECTの精鋭部隊「シャドウ」のメンバーであった矢車想と影山瞬が義兄弟を交わした地獄兄弟。
彼らが変身する「仮面ライダーキックホッパー」「仮面ライダーパンチホッパー」は、モチーフが「バッタ」であることを始め、幾つかの点で初代ダブルライダーの影響を受けている。
特異点である野上良太郎に偶然憑依したイマジン、モモタロスは他のイマジンとは違い「カッコよく戦えればいい」という考えの持ち主であったため当初は「利害関係の一致」という程度の関係ではあったが、続々と良太郎に取り憑いた他のイマジン達とデンライナーで過ごした日々や良太郎の持つ強さに触れ、信頼を深めていく。
終盤、イマジンとの戦いに勝利すればモモタロス達を含めて全てのイマジンが消滅することを知り、そのことに葛藤する良太郎に対しても「ちょっとでも守りたいと思うとしたらよ、今ってやつだ」と説得し、戦いの果て味方のイマジン達は消滅の運命から逃れた。
イマジンとの戦いを続けていた現在の桜井は、「あるもの」を守り通すためイマジンのデネブと契約し過去の自分にゼロノスのカードを渡す。その後イマジンが現在から過去へ飛ぶたびに姿を現していたが・・・
『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』にて電王とキバが共演(ちなみに劇場版で初の平成ライダー同士のコラボ)。
「悪の組織」を立ち上げることを目的としたネガ電王ことネガタロスを相手に二人がダブルライダーキックをかましたりする等をして共闘した。
第9作目『仮面ライダーキバ』では親子、兄弟など家族とのコンビが特徴である。
現代(2009年)から22年の時を超えてタイムトラベルした紅渡は父・紅音也と出会い、その時代のファンガイアのキング(登太牙の父)と戦うことになる。その時、自らの命を引き換えに「ダークキバ」に変身した音也と「キバエンペラーフォーム」に変身した渡との親子で共闘、勝利した。
現代に戻った渡は「ダークキバ」の力を手にした異父兄である太牙とキングの座を賭けて対決したものの、真意を明かし和解。その後、復活したバットファンガイア・リボーンを相手に今度は兄弟で共闘、勝利を収めた。
同じく『仮面ライダーキバ』では麻生ゆり、恵の親子の関係も話の主軸である。
当初から母、茜の仇であるルークへの復讐心に燃えるゆりではあったが音也や次狼との出会いで仲間ができ、茜が開発した仮面ライダーイクサに変身し、ルークを完全ではないものの倒す。
現代、母の意思を継ぎ戦士として戦う娘の恵。復活したルークを倒さんと躍起になり、現代の装着者名護啓介は当初こそ彼女のイクサの変身を認めようとしなかったものの、最後は引導を渡す。
本編では出会うことのなかった親子だが、劇場版では音也とゆりが過去から現在へタイムスリップをし、音也とは対照的に娘の存在を拒むゆりではあったが現代に復活したレジェンドルガとの戦いでそれぞれ過去、現代のイクサに変身し、共闘することになる。
余談だが、このコンビはシリーズ初となる「女性によるダブルライダー」でもある。また、男性キャラクターによる組み合わせの多いダブルライダー界隈で、女性のみというコンビが登場するのは非常に数が少なく希少価値があると言えよう。
『仮面ライダーディケイド』では「RXの世界」と「BLACKの世界」にそれぞれに南光太郎がおり、「RXの世界」の光太郎はずっとクライシス帝国と戦っているという設定だった。第27話では大ショッカー大幹部アポロガイストが「RXの世界」で南光太郎を襲撃した。しかし仮面ライダーBLACKの手助けで「BLACKの世界」からディケイドが帰還、使用可能となったBLACKのカードを使おうとしたところ仮面ライダーディエンドが「君にはこのカードは使えない」と奪って、「RXの世界」の光太郎の隣にカメンライドさせ「BLACKの世界」の光太郎を登場させた。二人の光太郎はお互い顔を見合わせて頷いた後にダブル変身。RXそしてBLACKとなりアポロガイスト相手に戦った。
当初はRXがアポロガイストと1対1で戦っていたが、アポロガイストがサイ怪人を差し向けたためBLACKも共闘、最後はRXとBLACKのダブルキックでアポロガイストを敗走させた。
この第26~27話は「ダブル変身」や「ダブルライダーキック」をしたりするなど初代仮面ライダーさながらの演出であった。
しかし、1号2号のダブル変身と違い、2人同時に変身ポーズを取って変身するという形ではなかった。
まあ、原典ではピンチのときに2人どころか4人にまで分裂したくらいだからその程度は「そのときふしぎな事が起こった」でおk.なのだろう。。。
左翔太郎&フィリップが変身する『仮面ライダーW(ダブル)』。ウルトラマンAみたく変身する設定だが、「二人で一人の仮面ライダー」と内外で宣伝されていることから、やはり初代ダブルライダーを意識したと思われる。
『仮面ライダーオーズ』における人工ライダー、バース。途中、装着者が伊達明から後藤慎太郎へ交代し、また主役であるオーズがフォームチェンジを頻繁に行うこともあって、作中ではオーズとバースでダブルライダーとして扱われていた。
しかし敵幹部との闘いが激化した終盤に伊達が戦線復帰、バースのプロトタイプを装着して後藤と共闘した。
コンビの片割れが仮面ライダーでは無くサポートメカであり、正確には「ダブルライダー」では無いが、キャラクターの名前の由来やポジションとの関連から便宜上ここに記載する。
物語の舞台となる天ノ川高校で"キング"と称されている大文字隼は、仮面ライダーフォーゼとしてゾディアーツと戦う転校生・如月弦太朗を"トラッシュ"と軽蔑し目の敵にしていた。
だが、とある事件をきっかけに2人は和解。隼はサポートメカ「パワーダイザー」の操縦者として仮面ライダーフォーゼと共闘することになった。
また、大文字隼の名前の由来は"力の2号"こと仮面ライダー2号/一文字隼人である。パワーがウリのサポートメカと仮面ライダーのコンビは、フォーゼ及びパワーダイザーのモデルである「宇宙鉄人キョーダイン」に加えて初代ダブルライダーも意識していると思われる。
昴星学園との交換編入生にして、反ゾディアーツ同盟の潜入員である「仮面ライダーメテオ」こと朔田流星。
彼は天ノ川学園高校に転校してきた当初は自らの力でゾディアーツと戦っていて、「仮面ライダーフォーゼ」としてゾディアーツと戦う如月弦太朗のことを「友情ごっこ」と見下していた。
だが、宿敵アリエス・ゾディアーツとの戦闘の際に起こったトラブルをきっかけに弦太郎と和解。仮面ライダー部の正式メンバーに加入するに至る。
以降のメテオはフォーゼの頼もしい相方となり、学園生活を送りながら2人でホロスコープス達と闘うことになった。
自らを「策士」と自称するチーム「インヴィット」のリーダー・城乃内秀保。
彼はチーム「レイドワイルド」リーダー・初瀬亮二と手を組み、それぞれアーマードライダー「グリドン」「黒影」としてインベスゲームに参加していたが、連戦連敗の末に城乃内は初瀬を見限ってしまった。
その後の城之内は、次のターゲットとして超人気洋菓子店「シャルモン」の店長にしてアーマードライダー「ブラーボ」こと凰蓮・ピエール・アルフォンゾに眼を付けるも、成り行きで彼の弟子にさせられてしまう。
…とはいうものの、鳳蓮の弟子になってからは厳しい修行を積んだことによって城乃内自身も身体共にたくましい成長を遂げ、最終的に凰蓮と共に激化するアーマードライダーとインベスとの戦いをバックアップすることになった。
『仮面ライダードライブ』が変身に用いる「ドライブドライバー」は開発者であるクリム・スタインベルト博士の人格を宿していて、変身者である泊進ノ介と意思を疎通することが出来る。
また、ドライブの最終フォームである「タイプトライドロン」は通常通りに戦闘が行える他、「運転を変わる」ことによりベルトさんの人格で戦うことも可能。
「仮面ライダーマッハ」に変身するアメリカ帰りのカメラマン・詩島剛。 彼が特捜課に加入してからは、自身がヒロインの詩島霧子の実弟である事や使用するビークルの違い、共通のパワーアップフォームの存在から実質的に『仮面ライダードライブ』とのダブルライダーとして扱われていた。
しかし、敵であった魔進チェイサーことチェイスが味方側に寝返り、仮面ライダー『チェイサー』に変身する様になったのと同時に剛の心境にも変化をきたしてしまい、チェイスに対する苛立ちを覚える様になる。 とはいうものの、チェイスとの共闘を重ねるにつれて当初はこじれていた関係も修復され、最終的に「最高のダチ」として彼を認めるようになった。
そしてゴルドドライブこと蛮野天十郎との戦いの末に殉職したチェイスの意思を引き継ぎ、本来ありえる筈のない形態の仮面ライダー「チェイサーマッハ」に変身。 「最高のダチとの絆の結晶」である本形態で剛とロイミュードの生みの親にして物語の黒幕である蛮野天十郎を倒す。 更にその後は体を失いバンノドライバーのみになった蛮野にチェイスの形見のシンゴウアックスを使い止めを刺し、最凶最悪の天才科学者の野望を息子である剛自身が打ち砕いた。
「仮面ライダーレーザー」こと監察医の九条貴利矢は、「バグスターの謎を解明する」ことを目的として幻夢コーポレーション社長「壇黎斗」を追っていた。だが、黎斗の真意や本性を知った矢先に、口封じとして彼が変身する「仮面ライダーゲンム ゾンビゲーマー レベル10」に無残にも殺されてしまう。
それからしばらくして、彼はバグスターとして蘇り紆余曲折を経てCRに復帰。彼が復帰した頃のCRでは皮肉にも彼を殺した敵の筈の壇黎斗が協力していたのだが、利害が一致した事によって彼と協力し、黎斗と共にゲムデウスウイルスへの対抗策となるドクターマイティXXガシャットを完成させたのであった。
こうして彼らは凸凹バグスターライダーコンビに位置づけられる筈だったのだが、「仮面ライダークロニクル」事件収束後は黎斗が新たなゲーム「ゾンビクロニクル」の運営として世界を再びパンデミックに陥れようと企む。だが、この行いに対して貴利矢は新たに「仮面ライダーレーザーX」に変身し、抵抗の末に黎斗の野望を阻止する事に成功した。
『仮面ライダーエグゼイド』に登場する仮面ライダーパラドクス。彼は一人のライダーでありながら「パーフェクトパズル」と「ノックアウトファイター」の2つのフォームを切り替えながら戦うスタイルを持つが、力と技の2つという意味では初代ダブルライダーを意識していると思われる。
また、彼は宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドとの和解を経てからは永夢の頼もしい相棒となったことから、「ダブルライダーを意識したキャラクターが真の意味でのダブルライダーになる」という展開も見られた。
『仮面ライダービルド』に変身する天才物理学者・桐生戦兎は物語の冒頭では記憶を失っており、当面は自身の記憶の手がかりを探ることが目的になっていたが、戦いの最中で敵幹部であるナイトローグこと氷室幻徳から、自身の正体が殺された筈の葛城巧ということを告げられてしまう。
それからしばらくして、諸悪の根源である宇宙生命体エボルトによる寄生を乗り越えた後は葛城巧の人格が戻ったものの、ジーニアスボトルの力で元の戦兎の人格へ戻る事になった。 だが、これと同時に戦兎自身が巧の人格も宿す人間としても生きる事に。
スクラッシュドライバーを用いて変身する北都出身の仮面ライダーグリス。登場当初は同じくスクラッシュドライバーを使用する仮面ライダークローズチャージと対の関係にあった。
しかし、クローズがクローズマグマへとパワーアップを遂げたり、スクラッシュドライバーを使用するライダーの一人であるローグがグリスの説得に応じ仲間に加わったことから、 最終的にグリスとローグがダブルライダーとして扱われることになった。
未来で最悪の魔王オーマージオウになるとされる仮面ライダージオウこと常磐ソウゴとその魔王を討つとされる救世主・仮面ライダーゲイツこと明光院ゲイツ。
本来であれば相容れぬ存在であったが、タイムジャッカーが起こす事件の解決を優先し共闘(兼監視)をしていた。
一時は王様を辞めたソウゴに叱咤激励をし自らのベルト(ジクウドライバー)を与えるなどその関係は氷解されつつあった。
しかし、本来の使命を優先したゲイツ(とソウゴに恐れを抱いたツクヨミ)がソウゴと決別し闘うことになる。その最中アナザージオウの介入により一時的共闘するもやはり闘いは避けられないかに見えた。が、現代に帰還したツクヨミの説得の末回避。
これにより最善の未来へと進むべく名実共に2人は手を取り合うようになった。
『仮面ライダージオウ』の主人公である常磐ソウゴと本作に客演した仮面ライダーアギトこと津上翔一による三位一体ならぬ六位一体によるダブルトリニティフォーム。
敵であるアナザーライダーに挑む最中にかつての仮面ライダーアギトに流れた挿入歌(BELIEVE YOURSELF)をバックに立ち回り最後にダブルライダーキックで締めるという豪華絢爛さであった。
『仮面ライダーリバイス』の主人公である五十嵐一輝とその悪魔バイスが契約により生まれた「仮面ライダーリバイ」と「仮面ライダーバイス」に変身して闘うヒーローと悪魔による最強コンビ。
当初はバイスの身勝手さ辟易するも一輝だったが、家族を守るために徐々にであるが手を取り合いデッドマン相手に闘う。
現在休刊している『月刊マガジンZ』で連載されていた『仮面ライダーSPIRITS』(現在は『月刊少年マガジン』で『新・仮面ライダーSPIRITS』として連載中)では、第1話を皮切りに色んな組み合わせのダブルライダーを見ることができる。
その組み合わせには原作TV作品同様にライダー1号2号もあるが、その殆どが滝和也(本作では滝もライダー扱い)か仮面ライダーZXが他の仮面ライダーと共闘するという形である。
第1部第1話にて、コウモリ怪人から知り合いを傷付けられたことで怒った滝和也が、ドクロを模した黒いヘルメット・黒いスーツ・小型爆弾を取り付けたブラスナックルを装着して「仮面ライダー」と名乗り、コウモリ怪人軍団相手に単身果敢に戦うも、生身の人間故に劣勢となり殺されかける。そこに本郷猛が駆けつけてライダーに変身、滝に「今夜はお前と俺でダブルライダーだからな」と言った後、共闘した。
登場後はライダー1号の独壇場で、コウモリ怪人にとどめを刺したのもライダー1号の電光ライダーキックだが、この技も滝がオートバイで空中から押しつぶした後に放っているので、2人でとどめを刺したと言っても過言ではないだろう。
第2部第22話で新宿に現れた6人のショッカーライダーとの戦いでライダー1号が負傷、立花藤兵衛とライダー2号のアドバイスの元、ZXとライダー1号がライダー車輪を出してショッカーライダーを破壊した。
ただし、この時点でZXはまだ仮面ライダーを名乗っていない。
第3部から「仮面ライダーZX」と名乗ることになったZXは、第4話で北海道のネオショッカーと戦っていたスカイライダーと共闘、ZXがヤモリジンにライダーきりもみシュート(ライダー1号と戦いでライダー1号から喰らった技)を、スカイライダーが魔神提督に竹トンボシュートを放って(「ライダーダブルシュート」という技らしい)でこれらを倒したことで、大首領以外のネオショッカーを壊滅させた。
どちらも第3部第9話のことで、ライダー2号との戦いで逃げたゲルショッカーのヒルカメレオンを探す為に、最初は単独でライダーパンチを放とうとしたが出血多量で思うように動けないため滝が力を貸し、ライダーダブルパンチを放ってヒルカメレオン を巣ごと見つけるのに成功した。
その後、別行動を取っていたZXがゲルショッカー怪人のガラオックスを倒したことで飛んでいた五重塔がコントロールを失って墜落して巣は全滅、 ヒルカメレオンも重傷を負った。それを倒すためにライダー2号はジャンプしたが、空にはZXもいたため2人でライダーダブルキックを放ち、ヒルカメレオンを倒してゲルショッカーを壊滅させた。
この時の2号に従うZXはなんか可愛かった。
掲示板
41 ななしのよっしん
2019/09/02(月) 21:38:01 ID: 2ZTv8EdxIb
ここまでV3ライダーマン無し。
V3ライダーマンコンビは『仮面ライダーV3』という番組自体が初代『仮面ライダー』の後続番組という関係上で1号2号コンビを引き継いだ「2代目ダブルライダー」とも捉えられるし、
以降の昭和作品では同一番組を初出とする味方ライダーが1人も出てきていない事から「昭和最後の純正ダブルライダー」でもあるし。
42 ななしのよっしん
2019/09/04(水) 09:50:29 ID: 1bCh2rD0oy
43 ななしのよっしん
2023/03/30(木) 21:11:07 ID: dK7O9vc07H
ルリ子の魂と信念を継ぐダブルライダー良いよね…
体は1人でも心は2人で一つなのも良いよね…
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/23(火) 16:00
最終更新:2024/04/23(火) 16:00
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