ダンスマニアとは (ダンスマニアとは) [単語記事]

ダンスマニア(Dancemania)とは、TOSHIBA-EMIから発売している
1996年から続くダンスコンピレーションアルバムである。
ジャケット上で踊り狂うゴム人間と円と「i」の文字を組み合わせたロゴがトレードマーク

概要

1996年にDancemania1が発表されて以来、
メインシリーズ（1～10、X1～9、20～22、EX1～EX9）
季節に対応したSummers・申し訳程度に対応したWintersシリーズ
 BPM 170中心（165以上）の曲でかためられたSPEEDシリーズ
重低音を重視したちょっとエッチなジャケットのBASSシリーズ
 パラパラファン向けのHAPPY Par ada iseシリーズ
Dancemania1のちょっと前のジュリアナ系ダンスサウンド満載のSUPER TECHNOシリーズ
70～80年代を彩った懐かしのClassicsシリーズ
年間シリーズのベスト版DELUXシリーズ
その他様々なベスト盤や、
Dance Dance Revo lu tonなどの音ゲー、
クラブ、球団とのタイアップ盤、
人気アーティスト曲のメガミックス盤など
合計154枚のCDがリリースされている巨大なコンピレーションアルバムである。
現在では夏物語、トランスパラダイスシリーズに力が入っているようである。

2011年 8月、シリーズ15周年を記念して「Dancemania Sparkle」が発売された。

主要アーティスト

E-ROTIC: まさにダンスマニアの顔といえるドイツ出身のダンススユニット。; Dancemania1のオープニングを飾り、その後も様々なシリーズで様々なリミックスがされている。; エッチな曲で人気を博すが、ABBAのカバーやオリジナル曲でもたまにシリアスな曲を歌う。; 代表曲は「Willy use a billy boy」「Turn me on」など。; Turn me onはDDR 3rd MIXにも収録。; 字幕歌詞は表示されないが喘ぎ声はバッチリ入っているので人前で踊るには気まずい。
CAPTAIN JACK: 軍服に身を包み行進曲のような曲調で人気を博しこちらもダンスマニアの顔であるダンスユニット。; 代表曲に「CAPTAIN JACK」や◯ッ◯ー◯◯◯◯ー◯のような「Together & Forever」など。; Dancemania 7にてMega mixを担当したこともある。; 男性ボーカルのフランキー・ジーは度々来日し、プロレスなどに参戦し精力的に活動していたが2005年にツアー先のスペインにて脳内出血により死去。
SMiLE.dk: 「Butterfly」で日本で一躍有名になった女性デュオグループ。; 年々曲調に和の要素が多くなっている気がする。
Scorcc io(Mark Summers): (Scorcc io Hot Mix)等のリミックス名の曲を制作したプロデューサー。; ULTIMATE HEIGHTS、JT PLAYAZ、4 REEEL等多くの名義・プロデュースしたユニットを持つ。; ダンスマニアに70～80年代のディスコヒットをラップナンバーにした曲が多くあるのは、彼がSOUVLAKi名義で発表した「INFERNO」のヒットがきっかけと言っても過言ではない。; さらに遡ると、彼が発表した曲がきっかけであのThe Prodigyの最初のヒット曲に繋がったという驚きの履歴がある。; ダンスマニアシリーズ扱いで、彼がプロデュースした曲のみでメガミックスにしたアルバムも発売された。; また、その名の通りにDancemania SUMMERSシリーズで大活躍することになり、結果Summers・Winters シリーズでは彼がプロデュースを手がけた曲が皆勤賞となった。
X-TREME: イタリア出身のDJ、Agos tino Carolloのソロプロジェクト。; 往年のディスコヒットをハイテンションなラップや効果音でド派手にリメイクする（ヒップバッグ、ネオディスコ等と呼称される）ジャンルの代表選手。; デビュー曲は「THAT'S THE WAY '97」で、後に前述のマーク・サマーズがリミックスを手がけ「THAT'S THE WAY '98 (Scorcc io Remix) 」（後に「'98」は省略）となってダンスマニアの定番曲になり、X-TREME、マーク・サマーズ双方の代表曲となっている。
JENNY ROM: SPEED シリーズの5からの常連。; ポップでキャッチーで可愛いトラックで大人気となりニコニコでもJENNY ROMのまとめ動画が存在する。
Bellini: キラーチューン「Samba de Janeiro」を生み出した多国籍ラテンダンスユニット。
2unlimited: 「Twilight Zone」「No Limit」などジュリアナテクノを代表するユニット。; 一時期解散するが、2009年にユニット名をRay & Anitaに変え、活動を再開している。
DJ MIKO: 「Sky High」「My Sharona」など往年の名曲をカバーしている。
Brisk & Ham: Speed シリーズの常連。; ハッピーハードコアを黎明期から支えている。; Speed シリーズでは大体後半の方にいることが多い。; DJ Evilにより２人のレーベル「Next Generation」「Bl at ant beats」から寄りすぐられた「Happy Ravers」がリリースされている。