チェイス(仮面ライダードライブ)とは (チェイサーとは) [単語記事]

名乗る必要はない、今から概要を読む者どもに。

人類を脅かす脅威「ロイミュード」の幹部であるハートとブレンに付き従う、寡黙で謎の多い男。ハート達に従わず勝手な行動をとっているロイミュードを始末することを役目としている。敵味方からは「死神」と恐れられている。

始末すると言ってもコアは破壊せず、やり過ぎたロイミュードを「やり直させる」ためにやっているため彼なりに仲間意識を持っているのだが、ロイミュードのコアごと破壊し、仲間を減らすドライブを「本当の死神」と評し自分の意志で戦う。

仮面ライダードライブを倒すことを自らの宿命とし執拗に彼を抹殺しようと試みているが、人間は殺す価値もない故に殺さないと公言しており、ドライブに戦闘を仕掛ける際もわざわざ人気のない場所に誘導したり、泊進ノ介に対してもドライブに変身する前は基本的に危害を加えない。またロイミュードによって多くの人間の命が奪われると知った際には、動揺して思わずドライブを見逃してしまうなど殺さないというより殺せないようで、そんな自分に戸惑い苛立つ描写も見られる。

ダメージを負った際に変化し現れたのは、ナンバー000を持つロイミュード「プロトゼロ」。ブレンの言葉から「限界」というワードが出ているが、果たしてその意味とは…

そしてその後、ある真実を知ったことで死神として行動出来なくなった際に、メディックによってプログラムを書き換えられ「ロイミュードを守る戦士」として進ノ介達の前に再び立ちはだかるようになる。その目には迷いはなく、ドライブをかばう霧子にも攻撃を躊躇する素振りを見せないほどであった。

その後はタイプフォーミュラとなったドライブによって倒されてしまったかに見えたが、ナンバーコアが破壊されたらしき描写があったにも関わらず奇跡的に生還していたことが発覚。霧子によってひっそりと助けられ、ロイミュード側にも人間側にも付かずに天涯孤独の身となったが、後に究を介してドライブ協力者達にその存在を知られることになる。

りんなとベルトさんの計らいによって再び仮面ライダーとして戦うことを勧められるも、これまで「魔進チェイサー」として人間を苦しめてきた自分と、そんな自分を救ってくれた霧子。更に再びロイミュード側に戻って来て欲しいハートとの間で苦悩する。

迷う中、ソードロイミュードによって霧子に危機が迫った際に颯爽と現れ、託されたマッハドライバー炎を使用し第三の仮面ライダー・仮面ライダーチェイサーへと変身。
再び人間の為に戦う決意を固めた。「このライダー、チェイサー！！」

俺は今、その後の概要を編集している

仮面ライダーチェイサーとなることを選択してから、彼は特状課の協力者として人間達と少しずつ関わっていくことになる。
仁良光秀のイビリに進ノ介が謹慎処分により行動を制限されてしまった際には、事実を知らない仁良に対しロイミュードの姿をさらし、一芝居打つことで「特状課にロイミュードが強襲した」と誤認させて謹慎解除の言質を取った。
それを始め、ロイミュードという特性、フットワークの軽さ、そして何より自らの使命に対する精神的な安定から何度も特状課の危機を救い、少しずつ特状課との距離は近づいていった。
特に泊進ノ介、詩島剛の両名は彼の真っ直ぐな言動がなければおそらく道を見失ってしまっただろう。後者は当初一方的に敵視されていたが、剛が潜入捜査を終えた後はチェイスから踏み込むことが多くなり、敵同士というよりは喧嘩の絶えない悪友といった印象が強い。

ロイミュードであるチェイスには存在しない「家族」という概念に興味を示しており、「亡くなった父親のために」奔走する進ノ介、「姉のために戦い」「一時期父親と行動していた」剛の二人の仮面ライダーの姿を見て、後押ししていた。
そしてついに三人が結束した40話では、「家族」という言葉の新たな一面を見て、一つの大きな決意を抱く。

（ブースタートライドロンを操縦するのに必要というのもあるだろうが）39話では普通に自動車の免許を取ろうとしていることが明かされ、40話にて無事取得できたことが明かされた。※
その後は進ノ介達によって人間の「恋」という感情を知り、なんと霧子に恋をしてしまった。
様々な感情を知り、人間に近づいていくチェイスの行きつく先とは果たして…

※ちなみに、彼の免許関係のエピソードは本人は真面目なのに突っ込みどころ満載である。本編外だがスキップしている姿すら確認できる。

俺は、生きとし生ける全ての命を守る戦士…仮面ライダー…チェイサーだ!

外伝『ドライブサーガ仮面ライダーチェイサー』では主人公を務める。
人類の味方として戦ってきたチェイスだったが、未だに人間の心を理解できずにいた。
そんな中、とある事件で深手を負わせてしまった女性の弟の面倒を見たいと買って出るも、
その少年・ひろしからは「こいつ人形みたいで気味悪い」とはねのけられてしまう。

自分にはない人間の心を欲し苦悩する彼の前にロイミュード099・エンジェルが現れる。
彼女が用意した金色の羽根によって、人間の心を得て、これまでの彼とは考えられないほど感情表現豊かな表情や言動を見て絶句する仲間達。

だがそれは、エンジェルによる洗脳装置であり、いずれは何も考えられなくなる危険なシロモノであることがベルトさんの口から語られる。

己の為にエンジェルに囚われてしまったハート、そして利用されたひろしの心を救うためにチェイスは自らの胸に装着された羽を無理やり引きちぎり、意を決して仮面ライダーチェイサーに変身。
見事エンジェルを倒すことに成功した。

だが、それによりこの事件の記憶をすべて消去されてしまいひろしのことも忘れてしまう。
全てが終わった後、彼は浜辺でライドチェイサーを走らせる。その行方は定かではない。

「そうだ、俺が人間に好かれる必要なんてないんだ。俺が人間を好きでさえいれば。」

なにが彼の宝物だったのか

そして、来たる蛮野との最終決戦。
剛とともに蛮野の足止めを買って出たチェイスだが、チェイスたちを助けるために以前の戦いで負傷していた剛は蛮野に窮地に追い込まれる。
トドメを刺そうとした蛮野に対し割り込んだチェイス。しかし彼もまたベルトを破壊され、魔進チェイサーへの変身も蛮野を止めること叶わず、遂に深手を負ってしまう。
自らと友達ではないと何度も公言していた剛。それでもチェイスは剛にも何かしらの絆を抱いていた。自身が使用できなくなってしまったシグナルチェイサー、そして自身と人間の繋がりである宝物の免許証を剛に託し、蛮野に特攻、自爆。剛の目の前で、彼のナンバーコアは砕け散ってしまった…

そして、チェイスの事を本当は「ダチ」だと思っていた剛は、チェイスの残したシグナルチェイサーで仮面ライダーマッハを更に進化させ、チェイスの仲間であるチェイサーバイラルコアやチェイス本人の幻影、シンゴウアックスと共にチェイスの仇であるゴルドドライブと蛮野を見事撃破した。

魔進チェイサー（三W0≦

《ブレイクアップ!!》

身長：202.5cm
体重：112.0kg
パンチ力：7.3t
キック力：12.2t
ジャンプ力：ひと飛び24.0m
走力：100mを6.9秒

チェイスが拳銃状の武器「ブレイクガンナー」で変身する戦士。

形状は左右非対称にバイクの部品がくっついたような形をしているが、仮面ライダーのような複眼を持ち、専用バイク「ライドチェイサー」を使っている。ドライブよりもコンセプトが仮面ライダーに近い。

戦闘力は高く、一般のロイミュードが一撃で粉砕される程。

ベルトさんことドライブドライバーは「プロトドライブを元にしている」と推測、それを裏付けるかのようにシフトカーの力も使うことができる。劇中ではマックスフレアを寝取って使っている。ブレイクガンナーに彼専用の「チェイサーバイラルコア」を装填することで各種武装を装備した「武装チェイサー」という形態になることができる。
また、メディックの手で強化改造されたことによって、従来の重加速を凌ぐ「超重加速」を発生できるようになった。

後述の「仮面ライダーチェイサー」に変身できるようになって以降、基本的にはそちらに変身するようになる。
しかし変身装置でもあるブレイクガンナーは変わらず愛用しているため、こちらに変身できないわけではない。

とうとう45話で剛を守るために変身したが…

武装チェイサースパイダー

《チューン!! チェイサー・スパイダー!!》

身長：202.5cm
体重：127.0kg
パンチ力：8.6t
キック力：12.5t
ジャンプ力：ひと飛び24.0m
走力：100mを7.1秒

「チェイサースパイダーバイラルコア」を装填した形態で、右腕部にクモの足を模した大型クロー「ファングスパイディー」を装備。近接戦闘に適しており、ドライブを追いつめる程。

必殺技はファングスパイディーの先端からクモの形をしたエネルギー弾を投げつける「エグゼキューションスパイダー」。

武装チェイサーコブラ

《チューン!! チェイサー・コブラァ!》

身長：202.5cm
体重：127.0kg
パンチ力：8.1t
キック力：12.5t
ジャンプ力：ひと飛び24.0m
走力：100mを7.1秒

「チェイサーコブラバイラルコア」を装填した形態で、蛇状のムチ「テイルウイッパー」が右腕部に装備される。

必殺技はテイルウイッパーが分離し、コブラのように敵を攻撃する「エグゼキューションコブラ」。

武装チェイサーバット

《チューン!! チェイサー・バァット!!》

身長：202.5cm
体重：127.0kg
パンチ力：7.3t
キック力：12.5t
ジャンプ力：ひと飛び24.0m
走力：100mを7.1秒

「チェイサーバットバイラルコア」を装填した形態で、右腕部にコウモリを模した弓「ウイングスナイパー」が装備され遠距離から敵を狙い撃つ。背中に装備することで飛行も可能。

必殺技はウイングスナイパーを背中に装備し、飛び蹴りを放つ「エグゼキューションバット」。

武装チェイサートリプルチューン

身長：202.5cm
体重：127.0kg
パンチ力：8.8t
キック力：12.5t
ジャンプ力：ひと飛び24.0m
走力：100mを7.1秒

スパイダー・コブラ・バットの3つを連続でブレイクガンナーに読み込ませ、3つの強化武装を合体させた形態。
ファングスパイディーのクロー・テイルウィッパーの鞭・ウイングスナイパーの弓が全て顕現した「デッドリベレーション」を右腕に装備する。

それぞれの形態を模したエネルギー弾を飛ばしての遠距離攻撃のほか、最大出力では紫色のビームを放出することも可能。

超魔進チェイサー

《チューン! ライノォ…スーパーァ…ブレイクアップ!》

エンジェルによって渡されたライノスーパーバイラルコアによって変身する最強の魔進チェイサー。
戦闘能力は魔進チェイサーの比ではなく、全身が超進化態のように金色の装飾で包まれる。
魔進チェイサーのこれまでの無駄のない戦い方とは真逆に暴力的で乱暴な近接戦闘を行う。

超魔進チェイサーの力を受け入れている状態では、仮面ライダーチェイサーに変身できない。

プロトゼロ

チェイスの正体であるロイミュードで、胸元のナンバーは「000」。
非覚醒体にも関わらずどれとも異なる容姿、全部で108体しかいないはずのロイミュードとしてはあり得ないナンバーなど、108体のロイミュードとは別種（これらのプロトタイプ）であると思われる。

仮面ライダープロトドライブ

「名乗る必要はない。今から倒される者共に」

身長：194.0cm
体重：114.0kg
パンチ力：4.1t
キック力：5.9t
ジャンプ力：ひと飛び28.0m
走力：100mを6.1秒 (加速時は2.1秒)

泊進ノ介が仮面ライダードライブになる以前、グローバルフリーズの際にプロトゼロが変身した姿。
外見はドライブと変わらないが、体の色が黒、頭部のパーツが無い、タイヤコウカンできないためタイプスピードタイヤが存在しない点が異なる。

シフトブレスにシフトスピードプロトタイプをセットして変身する。
必殺技はエネルギーを放つライダーキック型のキック。
しかしボディを破壊することはできるがコアを破壊することはできない。

「グローバルフリーズ」の際に霧子を救ったが、後にメディックにより復活したハートによって倒された。
プロトスピードに残された記録映像によると、ハート、ブレン、フリーズに記憶を改竄され、人間を守る命令をロイミュードを守る命令に上書きされたと判明（ただしそれでも生身の人間に危害を加える事はできなかった）。ちなみにハート曰く『人間の役割から彼を解放した』とのこと。

仮面ライダーチェイサー（0W0≦）

《ライダー! チェイサァッ!!》

身長：199.5cm
体重：114.0kg
パンチ力：19.7t
キック力：25.8t
ジャンプ力：ひと飛び43.1m
走力：100mを3.0秒

彼が物語後半で変身する仮面ライダー。
スペアのマッハドライバー炎と、魔進チェイサーのアーマーから作成されたシグナルチェイサーを使用して変身する。
外見は魔進チェイサーの姿からより仮面ライダーに近づいた姿となっており、
左にハネていたV字アンテナは両側になり複眼がよりハッキリ見えるようになった。

剛は彼が仮面ライダーとなることに怒り心頭だったが、スペアドライバーは元々は剛から新アイテム作成の依頼を受けたりんながマッハを研究しようと作り上げた物である。

初変身では、一瞬魔進チェイサーの姿になってそこから装甲が弾けて仮面ライダーチェイサーの姿となるという正に悪役から仮面ライダーへ「羽化」したことを表すような描写がされた。

歩行者信号を模した固有武器「シンゴウアックス」と、魔進チェイサー時代から使用してきたブレイクガンナーを武器として使用する。
このシンゴウアックス、近接戦闘武器としては非常に強力な性能を誇るのだが、必殺技「アクロスブレイカー」を放つ際に押しボタンを押し、《マッテローヨ！》の音声と共に発生する赤信号状態では攻撃することができず、《イッテイーヨ！》の音声と共に青信号状態になってようやく必殺技を発動することができる。
その間はブレイクガンナーやライドブースター、シンゴウアックスによる格闘などによって時間を稼ぐ。
マッテローヨとは言うが某人の命は地球の未来な戦隊とは関係ない。

狩野洸一

チェイスのコピー元となった人物であり、交通課の刑事。
仕事熱心だがカタブツな男であり、「ダチなど必要ない」と豪語している。

名前の由来はおそらくチェイスを演じた上遠野太洸氏から。

『ドライブサーガ仮面ライダーチェイサー』では八百屋で買い物をしていた時にコピーされた事が明らかになった。

仮面ライダージオウでの活躍

『仮面ライダージオウ』47話に登場。
仮面ライダーチェイサーではなく、魔進チェイサーとしてジオウたちの前に立ちはだかる。ゲイツリバイブとウォズギンガファイナリーを圧倒するという驚異的な戦闘力を見せた。

なお、ダチのほうは同時期公開中の劇場版に客演しているため、すれ違う形になってしまった。

俺は関連動画の死神だが、削除まではしない…！

コミュニティとは、そんなに大切な物なのか？

人間が俺にくれた関連項目だ…荒らされてしまうのはもったいない。

仮面ライダードライブ
泊進ノ介（ライバルにしてドライブの後継者⇒ライダーとしての戦友）
詩島剛（仲間だが、当初は敵意を向けられていた⇒本当は「ダチ」と思われていた）
詩島霧子（過去に彼女の命を救ったことがある⇒後に彼女に恋をする）
ベルトさん（元パートナー）
ロイミュード
- ハート（元戦友でプロトドライブ時に黒星をつけられた相手。敵としても味方としてもチェイスのことを尊敬していた）
- ブレン（プロトゼロをチェイスへと洗脳した存在）
- メディック（彼女によって更なる魔改造を。しかし最終的に本人は後悔していた）
蛮野天十郎（ロイミュード開発者。チェイスを自爆に追い込んだ張本人だったが剛によって撃破された）
平成ライダーの登場人物一覧
シンゴウアックス
耳の裏を見せろ
俺は今、免許を取っている
スナイパー
ダークヒーロー
死神
守護者

チェイス(仮面ライダードライブ) 単語