チチタケ 単語

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チチタケ

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チチタケとは、栃木県民御用達のきのこである。

概要

ニコニコ大百科菌類
チチタケ

 「らめぇ、そんなことしたらおチチでちゃう」(sm7698233)より

分類 ハラタケベニタケ科チチタケ属
学名 Lactarius volemus

Lactarius→
volemus→
ハラタケ Agaricales

シイタケシメジ - チチタケ- ドクツルタケ - ナメコ - ベニテングタケ - マツタケ

このテンプレートについて

きのこのどの部分を傷つけても、白色性のあるが大量に分泌されるのが特徴。学名の"volemus"は、「すくったを満たすほど大量のが出る」ことを表しているといわれている。そもそもなぜを出すのかはよく分かっていないが、に食べられるのを防ぐためともいわれている。

味には多少クセがあり、渋味もある。しかも、干のような強い臭いがあり、食感は「劣化したゴム」に喩えられるほどボソボソとしているので、一般的にはメジャーな食用きのことして扱われない。ただ、コクのある非常によい出汁がとれるという長所があり、一部の地域(後述)では他のどのきのこにも負けないほどの人気を誇っている。

栃木県民とチチタケ

栃木県茨城県西部では「チタケ」の名で重宝されており、蕎麦うどんのつゆに具として加えられる。特に「チタケそば」が有名。その他、炒め物・けんちん汁・天ぷらなどにも用いられる。

かつて栃木県平野部には管理された雑木が一面に広がっていたので、チタケが大量に採れたのだが、その開発によって収穫量が減少してしまった。そこで、他の県や中国から輸入して県内の需要をまかなっているのが現状であるが、中国産のものはあまりよい出汁がとれないという話もある。

栃木県民は福島県茨城県、さらには遠く山形県まで遠征してこのきのこめるのだという。毎年あまりに大勢が押しかけるんで、「現地住民が栃木ナンバーと見るとタイヤパンクさせて回った」という話もあるほどだが、当然そんな細なことにめげる人々ではない。

チタケの場は家族にも教えないというので、そのためにお年寄りが1人で山に入って命を落とす事故も、栃木県ではよくあることである。

その他・豆知識

関連動画

関連項目

脚注

  1. *キノコからつくる新タイプ天然ゴムhttp://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/010278.htmlexit
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最終更新:2024/04/19(金) 22:00

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