チップ=ザナフとは、格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターである。
血の気が多く、戦闘意欲が激しく強い。ちょっとしたことで直ぐにキレる。
基本的には「弱い奴は死ね」といった考え方をする。
何を決定するにしても短絡的に考えるが、こと戦闘に関してはズバ抜けたセンスで鋭く、深く考察する。
ただ、今は亡き師匠の教えで短気な部分を抑制しようと努力している。
そしてゆくゆくは助けを求める人間に手を差し伸べることが出来るようになりたいと思っている。
その師が日本人であったことから、やたらとその文化に興味を持ち、間違った日本のイメージを膨らましている。
師匠の教えに基づいた倫理観の下に行われる大胆な行動で仲間を数多く得た。その中で短絡的な思考は自身の長所として捉える存在となっている。
ただ、相変わらずの間違ったジャパネスクを炸裂させる点は5年前から変わらず。
少年期にドラッグにハマった彼はバイヤーとしてマフィアに属していた。
しかし、そんな彼自身も麻薬におぼれ仕事が出来なくなってしまう。
用済みになった チップは組織に始末されかけたが、後の師となる忍者にその命を救われた。
恩を感じたチップはそこで初めて本気で人と心を交わす事となる。
しかしある日、その恩師が組織に殺されてしまう。
心のそこから怒りに震えたチップは組織に復讐を誓うのだった。
前大会で決勝に残る事も出来なかった彼は自分の精進が足りなかったと素直に反省し、
再び修行に明け暮れていた。又、ジャスティスの死を目の当たりにした時、
この大量殺戮を行なってきた化け物でさえ、救いを求めていたことに気づき、
本当の「救いの手」とは何かを模索していた。
そんな時、人に害を成さないギアの情報を聞き入れたのである。
多くの人民を救う存在として「大統領」を志した彼は治安の悪い聖戦後の復興が遅れている途上国の平定に乗り出した。
力づくでの平定ではあり、当初は山賊同然だった彼の仲間は5年の間に2万人を超える大所帯となり、彼もまたかつての師の教えを示す「オカシラ」として慕われる存在となっていた。
ラムレザル=ヴァレンタインの宣戦を彼は好機と捉えていた。ラムレザル討伐で名声を得れば念願の「東チップ帝国」の建国へ大きく近づくと目論み、彼は日本跡地へと足を運ぶ。
「チップと言えば紙装甲、紙装甲と言えばチップ」と言われるほど、防御力が低い。
ギルティギアでは各キャラクターごとに防御倍率が設定されており、この数値が低いほど受けるダメージは低くなる。で、この防御倍率は通常1.00なのだが、チップの場合はなんと「1.30」である。つまり、チップは「常に被ダメージ1.3倍」という状態で戦っているわけなのだ。
(正確に言えば、基底補正や根性値補正などでダメージはいくらか減る。が、それでもダメージは大きい)
これにより、一部の火力が非常に大きいキャラクター相手+一定条件下では、「体力MAX状態からでも即死する可能性がある」という、「対戦格闘ゲームとしてそれで良いのか?」という調整となっている。
が、しかしそれがチップの魅力でもあり、むしろ「防御力が上がると緊張感が無くなる」というプレイヤーもいる。
そのせいかせっかく上手に奪ってきたリードが相手の雑なぶっぱなしから簡単に逆転されてあっけなく負けるシーンに出会うことが多く、断末魔である「シッショー!("師匠"のイントネーションが変になっている)」は格ゲーにおける瞬殺の代名詞ともなってしまっている。
死ななきゃ安い。
死んだらそれまで。
まさに諸行無常である。
ぶっちゃけGGXrdから防御力と多少のリーチ以外は欠点のないキャラと言える。
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最終更新:2024/03/30(土) 15:00
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