チョロQパークとは (チョロキューパークとは) [単語記事]

チョロQパークとは、セガサターンで発売されたチョロQのレースゲームである。

概要

1998年 2月25日に発売した、チョロQ 唯一のセガサターンソフトの作品。

特徴として「ぜんまい」の概念があり、ぜんまいが切れると最高速が大幅に低下する。

レース中に「チェンジパネル」を通過すると、チョロQ マシンが入れ替わる。(レース中に手動でチェンジさせない事も可能)
レース前に各パネルにチョロQを設定でき、これを利用しないとチョロQのぜんまいが回復できない。

エンジンとタイヤのセッティングは可能だが、チョロQ毎に性能は固定であり、他のシリーズのようにパーツ変更でチューニングをする要素はない。

ボディ(ネタバレ注意)

世界各国の往年・名車の車種から、ゲームが発売された1998年(平成10年)までに生産された車種までが収録されている。全車「チョロQ ○○号」と表記になっているが、ガレージ等で名前の変更は可能である。(下記参照)

※★はエンディングでも登場するマシンであり、各車プレイヤーのボディカラーのまま走行している。

1号：トヨタ・カローラレビン AE86 型(初期車：ショップで5コイン　 1号セーフティ　ゼッケン11)
2号：ダイハツ・ミゼットII(フォーミュラQレースで1位　 1号スプリント)
3号：アウディ・クワトロラリーカー(初期車：ショップで15コイン　 1号オフロード)
4号：トヨタ・カローラレビン TE27型(オーバルレースで1位　 1号コーナリング)
5号：フォード・RS200(エンデュランスレースで1位　 1号スラローム)
6号：ホンダ・トゥディミニパト(交通課)(フォーミュラQレースで全コイン集める　1号ドリフト)
7号：日産・サニートラック(通称ダットサン)(オーバルレースで全コイン集める　1号マスター)
8号：シボレー・ベルエア 1958年型(初期車：ボディショップ時間限定で40コイン　 1号ウェザー)
9号：トヨタ・セリカ TA22型(フォーミュラQレースでぶつからずに走る　1号マキシマム)
10号：インフィニティ・Q45 霊柩車(オーバルレースでぶつからずに走る　1号スタミナ)
11号：トヨタ・スターレット TE71型(ブランチロードレースで1位　 2号セーフティ)
12号：トヨタ・ハイメディック(救急車)(レアカード1枚で交換　2号スプリント)
13号：ホンダ・バモス(ショップで90コイン　 2号オフロード)
14号：フォルクスワーゲン・ビートル(ジャンピングレースで1位　 2号コーナリング)
15号：日産・フェアレディ ZS30型(エンデュランスレースで全コイン集める　2号スラローム)
16号：日野・HU/HT(東京都営バス)(レアカード2枚で交換　2号ドリフト)
17号：MINI・ミニクーパー(初代)(エンデュランスレースで一度もぶつからずに走る　2号マスター)
18号：日産・グロリア(ブランチロードレースで全コイン集める　2号ウェザー)
19号：メルセデスベンツ・Eクラス(ブランチロードレースでぶつからずに走る　2号マキシマム)
20号：フォルクスワーゲン・サンババス(初期車：ボディショップ時間限定で80コイン)
21号：スバル・スバル360(リッジクライムレースで1位　 3号セーフティ)
22号：日産・フィガロ(オンロード講習でS級を取る　3号スプリント)
23号：ミストラル(オフロード講習でS級を取る　3号オフロード)
24号：フィアット・500R(ショップで200コイン　 3号コーナリング)
25号：スバル・レガシィツーリングワゴン 2代目(ショップで時間限定で250 コイン　 3号スラローム)
26号：ポルシェ・911 GT3(高級ショップで600コイン　 3号ドリフト)
27号：ジャガー・Eタイプ(ジャンピングレースで全コイン集める　3号マスター　ゼッケン3)
28号：DMC・デロリアン(ジャンピングレースでぶつからずに走る　3号ウェザー)
29号：日産・スカイライン HT 2000 R30型(3号マキシマム)
30号：フォード・GT40 Mark I(リッジクライムレースで全コイン集める　3号スタミナ)
31号：エルドラド(ゴールドラッシュを2分でクリア)
32号：日産・スカイライン HT 2000GT-R KP GC10型(スプリントレース 1位　 4号セーフティ　ゼッケン14)
33号：日産・ラルゴ(ハイウェイレース 1位　 4号スプリント)
34号：フォルクスワーゲン・ゴルフ1 GTI(オフロード講習で特級を取る　4号オフロード　ゼッケン27)
35号：アルファロメオ・ジュリアスプリント GTA(ショップの時間限定で430コイン　 4号コーナリング)
36号：日産・フェアレディ 2000 SR 311 型(ダウンタウンレースで1位　 4号スラローム)
37号：ケーターハム・スーパー7(オンロード講習で特級を取る　4号ドリフト)
38号：日産・スカイライン 2000GT-R KP GC 110 型(リッジクライムレースでぶつからずに走る　4号マスター)
39号：日産・クリッパー(アスレチックレースで1位　 4号ウェザー)
40号：モーガン・4/4(レアカード3枚で交換　4号マキシマム)
41号：スズキ・キャリィ屋台仕様(レアカード4枚で交換　4号スタミナ)
42号：スズキ・フロンテクーペ(スロープレース1位　 5号セーフティ)
43号：ホンダ・NSX NA1型(スプリントレースで全コイン集める　5号スプリント)
44号：いすゞ・ビークロス(高級ショップで1200コイン　 5号オフロード)
45号：三菱・ランサー EX(ガーデンレースで1位　 5号オフロード)
46号：BMW・2002 ターボ(スプリントレースでぶつからずに走る　5号コーナリング)
47号：ホンダ・シティターボ(ハイウェイレースで全コイン集める　5号コーナリング)
48号：日産・シルビア S13型(ダンジョンレースで1位　 5号スラローム)
49号：童夢・零(レアカード5枚で交換　5号ドリフト)
50号：ファントム(ゴールドラッシュの秒数がゾロ目でクリア　 5号マスター)
51号：アストンマーティン・DB6(ハイジャンプレースで1位　 5号ウェザー)
52号：トヨタ・クラウン初代(ハイウェイレースでぶつからずに走る　5号ウェザー)
53号：マツダ・サバンナ RX-3(高級ショップで1700コイン　 5号マキシマム)
54号：トランザム(ダウンタウンレースで全コイン集める　5号マキシマム)
55号：90式戦車(ダウンタウンレースでぶつからずに走る　5号スタミナ)
56号：シトロエン・2CV(イリュージョンレースで1位　6号セーフティ)
57号：フェラーリ・デイトナ(スロープレースで全コイン集める　6号スプリント)
58号：トヨタ・RAV4 初代(スロープレースでぶつからずに走る　6号オフロード)
59号：フェラーリ・ディーノ 246(高級ショップで2150コイン　 5号コーナリング　ゼッケン5)
60号：メルセデスベンツ・サウバー C9(アスレチックレースで全コイン集める　6号コーナリング)
61号：トヨタ・MR2 AW11型(アスレチックレースでぶつからずに走る　6号スラローム)
62号：ポインター(レアカード6枚で交換　6号ドリフト)
63号：BMW・M1(ハイジャンプレースで全コイン集める　6号マスター)
64号：レンジローバー(高級ショップの時間限定で3260コイン　6号ウェザー)
65号：日産・スカイラインGT-R パトロールカー R32型(ハイジャンプレースで一度もぶつからずに走る　6号マキシマム)
66号：パンテーラ(ガーデンレース全コイン集める　6号スタミナ)
67号：日産・プリメーラ(ゼロヨンコースをエンジン 1号車で勝つ(1～10号)　7号セーフティ)★
68号：ランボルギーニ・カウンタック LP400(ガーデンレースでぶつからずに走る　7号スプリンタ)
69号：ランチア・デルタラリーカー(高級ショップの時間限定で3500コイン　7号オフロード)
70号：ロータス・エスプリ V8(ダンジョンレースで全コイン集める　7号コーナリング)★
71号：トヨタ・スプリンタートレノ AE86 型(ダンジョンレースでぶつからずに走る　7号スラローム)
72号：日産・スカイラインGT-R R33型(イリュージョンレースで全コイン集める　7号マスター)★
73号：ホンダ・T360(レアカード7枚で交換　7号ウェザー)
74号：ズバッカー(快傑ズバット)(優勝賞品　7号マキシマム)
75号：ランボルギーニ・ミウラ(高級ショップの時間限定で4100 コイン　7号マキシマム)
76号：日産・R390 ロードカー(イリュージョンレースでぶつからずに走る　7号スタミナ)
77号：フェラーリ・F40 ダークカー(優勝賞品　7号スプリント)
78号：ランチア・ストラトス(優勝賞品　7号オフロード)★
79号：マツダ・サバンナRX-7(高級ショップの時間限定で8800 コイン　7号ドリフト)
80号：戦艦(戦艦ヤマト)(レアカード全部で交換　7号ウェザー+5km)

敵車の特徴

今作の敵車は最大で4台であり、主に色で区別されている。タイヤ攻撃だけしてくるだけで、同じ妨害アイテムのオイル攻撃はしてこない。

敵車と同じ色にして作りたいなら、塗装屋でペイント1を下記の色に塗装して、ペイント2を標準にすればいい。

赤：1位。他の敵車より性能が格段に上がっている車両を使う。プレイヤーが前に出ると、積極的にタイヤを当てに来る。主に7号や16号、22号、34号、36号、47号、65号、77号等を使用。
青：2位。赤より遅れはするものの、それでも速い。タイヤ攻撃もそれなりに仕掛けてくる。主に10号や18号、39号、63号等を使用。
黄：3位。中間的な性能的マシンを使う。あまりタイヤ攻撃は仕掛けてこない。主に2号や14号、28号、41号、43号、55号等を使用。
桃：4位。良くも悪くも雑魚レベルに遅い。タイヤでの攻撃もしない。主に6号や17号、33号、38号、44号、71号等を使用。

エリア

チョロQパークには5つ(教習所やゼロヨン、ゴールドラッシュも含めると8つ)のエリアが用意されており、1つのエリアに3つのコースが用意されている。基本的に、周回は一部を除いて3周となっている。

サーキットエリア

その名の通り、サーキットがコースになっているエリア。

なお、「フォーミュラQレース」と「エンデュランスレース(16周)」は同じコースを使用している。

フォレストエリア

その名の通り、森を舞台にしたアスレチックなコースが占めているオフロードエリア。

シティエリア

街を舞台にした市街地コース。日本の東京都がコースのモチーフと思われる。

マウンテンエリア

山を舞台にしたエリア。基本的に雪景色となっており、スキーや冬の山登りがコースのモチーフと思われる。

ファイナルエリア

最後のエリア。このエリアのコースを1位で制覇すると、優勝賞品(選択制)と本作のエンディングが流れる。

・シティエリアの「スプリントレース」の最終ストレートが舞台。相手の車両は、9号(TA22型セリカ)。

ゴールドラッシュ

アイテム

チョロQパークの面白く演出してくれるのが「アイテム」だ。妨害アイテム等もあるけど(ry。下記参照。

タイヤ(妨害アイテム)：前走しているチョロQに当て、クラッシュさせるアイテム。ただし、直進しかしないため、カーブ等では無駄打ちになってしまう。直線でターゲットを狙うのがおすすめ。当たった時のSEは「ガシャンガシャンガシャン」とコース上に響く。
オイル(妨害アイテム)：チョロQの後方にオイルを撒き、オイル上を走行したチョロQをスリップさせる。ヒットした時の音は、滑った時の音でコース上で響く。
コイン：ゲーム内通貨。本作はレースの成績のみならず、コース内に落ちているコインを集めることでも資金調達が可能である。
レアカード：プレゼントカーとの交換に必要なカード。集めた枚数に応じて新しいチョロQを入手できる。