チリ落盤事故とは、2010年8月5日にチリ共和国北部、コピアポ郊外のサンホセ鉱山で起こった事故である。
金と銅を地下624mの位置で採掘してしていた33名の作業員は
400m付近で発生した落盤事故のために地表に戻ることができなくなってしまった。
元々地盤がやわらかいため、またいつ崩れるかもわからない状態で、
埋まってしまった坑道を再度掘ることは危険とされた。
作業員たちは地下700m付近にある避難所で過ごしており、
そこには通常3日分の食料しか備蓄していない上、32~34℃と暑い。
そのため、当初感染症が心配されていた。
補給がなされるまでの17日間は、
1日おきにツナ缶を2さじ、牛乳半カップ、クラッカー半分、桃缶1切れを摂取していたという。
8/5 | 落盤事故発生 |
8/22 | 直径13cmの2つの穴が通される。1つは食料・薬の補給用。もう1つは通信用。 33名の生存をチリ大統領が発表 |
8/23 | 食料や水が届く チリ保険省がNASAへ協力要請 |
8/26 | 家族が鉱山の所有者と監督する国家機関に告訴 →2004、2007年にも落盤による死亡事故が起きているにも関わらず、再度の営業を許可したため |
8/30 | 救出用の穴の掘削を開始 |
9/1 | 温かい食事・DVD・日用品・服・薬などが届く 救出用の穴41mまで掘削 |
9/4 | 家族とテレビ通話ができるようになる |
10/9 | 救出用の穴が貫通 |
10/13 | 33人の救出を開始。チリ・ボリビアの大統領2人もかけつける。 |
10/14 | 全員の救出が完了。救出後に全員病院へ。3人が退院 |
10/15 | 28人が退院 |
あくまで可能性です。
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最終更新:2024/04/26(金) 01:00
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