ツガノガクとは (ツガノガクとは) [単語記事]

ツガノガクとは、日本の漫画家である。主に角川書店にて活躍している。

代表作である月刊少年エースにて連載されていた、漫画「涼宮ハルヒの憂鬱」（原作：谷川流）は2005年より2013年まで連載された。原作に追いついたため2013年で第一部完扱いで連載終了。再開のメドは不明。

2018年から2019年まで講談社のWeb 電子書籍雑誌コミックDAYSにおいて『彼女に首ったけ』（原作：日日日）を連載されていた、全3巻。

概要

　角川書店主催第14回エース新人漫画賞奨励賞受賞し、2003年エース特濃に掲載された読切「ジャン」にてデビュー。それ以前は漫画版新世紀エヴァンゲリオンのアシスタントをしていた時期もあった。
連載デビューは2003年から2004年に連載された「時をかける少女」。こちらは筒井康隆の原作小説を21世紀に時系列を置き換えた以外は忠実な話となっている。

　その後読切掲載が続くが、月刊少年エース 2005年 11月号より、連載第2作目「涼宮ハルヒの憂鬱」（原作：谷川流、キャラクター原案：いとうのいぢ）の連載が開始。連載中の5年間で1回休載したことはあったが、（増刊季刊誌エースアサルトがあった時期は番外編の連載（約16ページ）もしつつ）それ以外は落とさず、毎月32－34ページ前後の連載を続けていた。コミック版独自の表現やエース本誌でもたまにコミック版オリジナルの話が掲載される場合（オリジナルエピソードにそれほど影響はない）もある。　2013年 11月号にて涼宮ハルヒの驚愕のエピソードを描き切ったことで原作に追いついたことにより連載を終了した。

　絵の変遷が激しく、1-2巻の頃はツガノの色が強く出ていたが、アニメ放送終了直後の号より、アニメよりのデザインに変更された。2008-2009年ごろ作画の調子が若干乱れていたが、2009年にエースアサルトが終了した後は作画は安定を取戻しており成長が見られる。

　涼宮ハルヒの憂鬱連載終了後、2014年 6月号より連載としては3作品目で初のオリジナル作品の『マンガヤ』を連載開始。作家性ではなく生活の糧として漫画家を目指す高校生の物語であり、ツガノが10年近く担当していたコミカライズを話の主題にしていたが2014年 12月号にて連載が終了した。全2巻。

　その後、少年エース連載作品のアシスタントに入っていたことは確認出来ていた以外は動向は不明だったが、2018年から2019年までより講談社の『コミックDAYS』において『彼女に首ったけ』の連載を開始した。原作（シナリオ担当）に日日日を招いている。

2020年以降は別名義で少年画報社に活動の場をを移し連載している。

涼宮ハルヒシリーズ
原作	憂鬱 \| 溜息 \| 退屈 \| 消失 \| 暴走 \| 動揺 \| 陰謀 \| 憤慨 \| 分裂 \| 驚愕
漫画	涼宮ハルヒの憂鬱 \| 涼宮ハルヒちゃん \| ちゅるやさん \| 長門有希ちゃん\| 古泉一樹くん
アニメ	憂鬱 \| 涼宮ハルヒちゃん \| ちゅるやさん
映画	涼宮ハルヒの消失
ラジオ	涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部
ゲーム	約束（PSP） \| 戸惑（PS2） \| 激動（Wii） \| 直列（DS） \| 並列（Wii）\| 涼宮ハルヒちゃんの麻雀（PSP）\| 追想（PS3/PSP）
登場人物	SOS団	涼宮ハルヒ - キョン - 長門有希 - 朝比奈みくる - 古泉一樹
	その他	キョンの妹 - 朝倉涼子 - 鶴屋さん - 喜緑江美里コンピュータ研の部長 - 谷口 - 国木田 - 佐々木 - 阪中佳実 ENOZ - 森園生 - 橘京子 - 周防九曜 - 藤原 - 渡橋泰水
楽曲	楽曲一覧
関連商品	書籍 \| コミック \| DVD \| CD \| ゲーム \| その他 \| 海外版
関連項目	関連項目一覧
関連人物	谷川流 - いとうのいぢ - ツガノガク　- ぷよ　- えれっと - 石原立也 - 武本康弘