ツクテーン

ツクテーンとは、ドラムを使って表現した効果音である。

概要

「ツク」はスネアドラムの音、「テーン」がシンバルの音。英語では「Rimshot」「ba dum tss（バダツー）」と呼ばれる。「ツク」と「テーン」の間に短い休符、タメが入り「ツクッテーン」となることもある。

2021年現在、「ツクテーン」でGoogle検索するとUndertaleのSans（サンズ）が上位に多く出てくるが、効果音そのものの歴史は古い。日本でこの効果音を「ツクテーン」と表記するのも、Undertaleが発売される2015年以前からよく見られている。

欧米での例

欧米圏では「つまらないジョークを言ったときに使う効果音」として定着している。歴史は古く、1960年代ごろにジャズドラマーのジーン・クルーパが使用したと言われており、以降のコメディでよく見られる表現になった。

アニメ『スポンジボブ』『マイリトルポニー』、ゲーム『Undertale』など、アニメ・ゲーム作品でも登場例が多くみられる。

*hey, take it easy. i've gotten a ton of work today.

*いやいや。こうみえても　トントンびょうしに　しゅっせ　してるんだぜ。

*a skele-ton.

*スケルトンなだけに！？

＼ツクテーン／

*SANS!!

*さむっ！！

ーゲーム『Undertale』のスケルトンのキャラクター、Sansの台詞から

日本での例

日本では、特に東映の特撮作品やMOCO'Sキッチン等で、何かが登場した時などに効果音として使われることがある。この場合は「つまらないジョーク」の意味はあまり見られない。

『スパイダーマンめ…！』

（スパイダーマンが着地）

＼ツクテーン／

「物言わぬ動物の愛に泣く男！スパイダーマン！」

＼テッテレーテテレ（略）／

ー東映版スパイダーマン 第27話「さらば戦友 愛しきセパード」から

アニメ『宇宙の騎士テッカマンブレード』のOP「Reason」のように、楽曲の最初に「ツクテーン」が使われることもある。音色は異なるが、アニメ『ママレード・ボーイ』のOP「笑顔に会いたい」の冒頭部分もツクテーンと表現されることがある。

関連動画

※Undertaleの動画は22:57～

関連静画

関連リンク

• Rimshot (Ba Dum Tss) - Know Your Meme

関連項目

• ドラム
• 東映版スパイダーマン（スパイダーマッ）
• 宇宙の騎士テッカマンブレード
• ママレード・ボーイ
• MOCO'Sキッチン
• Undertale
  
  • Sans