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ツナとは、
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ツナ (tuna) とは、主にスズキやマグロなどの魚の総称である。なお、英語でtunaというと一般にマグロのことを指す(カツオはbonito)。
マグロだけではなく、カツオやスズキなど、マグロ族の魚だけではなくもっと広い範囲で扱われる。もちろん食用として扱われるもので、ツナ缶の中身もこういった魚の油漬けであり、今日ツナといえば、ツナ缶に入っているツナの油漬を指すことが多い。
なお、ツナ缶には名称に決まりがあり、ライトツナはキハダマグロの油漬、ホワイトツナはビンチョウマグロの油漬を指し、一般にホワイトツナの方が価格が高い。その他カツオの油漬もあり、廉価品の大半はこのカツオである場合が多く、ライトミートというとカツオのツナ缶を指すことが多い。
たとえば、後述するシーチキンの場合、ファンシーはホワイトツナ、Lはライトツナ、マイルドはカツオである。
なお、ひと昔前は缶切り必須だったが、ちょうどバブル期ぐらいからFOE式のプルタブ缶が主流となった。これもライフスタイルの変化で、共働き家族が増え、朝食に時間をかけられないという家庭のニーズから生まれている。
「シーチキン」ははごろもフーズの登録商標だが、一般名称化しているほど人口に膾炙しており、そのシェアも圧倒的である。そのはごろもフーズに次ぐのがツナカルのホテイフーズ、そしていなば食品であり、これらがツナ缶の御三家といわれ、いずれも静岡県静岡市清水区に本社と工場を持つ。
ほかに国内初のツナ缶を作ったメーカーとして有名なのが清水食品ことSSKである(高級志向のモンマルシェは関連子会社。野球用品のSSKは無関係)。また、水産大手の極洋、マルハニチロ、宝幸水産(ニッスイも作っていたが撤退)なども業務委託でツナ缶を作っており、日本のほかタイ、ベトナム、フィリピンといった東南アジア製造のものが多い。なお、国産ツナのシェア90%が静岡といわれ、静岡県内、特に駿河地方の静岡市、焼津市ではご当地ツナ缶の製造企業が数社集まっている。ホワイトシップブランドの由比缶詰所、プリンスブランドの三洋食品、「まぐろ中とろ」の駒越食品、「ガーリックツナ」のサスナ、「からだにやさしいツナ缶」の伊藤食品、山梨罐詰などがあり、一部はふるさと納税の返礼品となっており、カルト的な人気が出ていたりもする。静岡県のほかは宮城県石巻市、和歌山県那智勝浦町といったマグロ産地でもご当地ツナ缶を作っている。
そのままサラダやサンドイッチのように和えたりするほか炊き込みご飯やチャーハン、オムレツに入れたり焼いたりするなど使い方次第で多様な形を見せる面白い食材であり、関西ではお好み焼きの具材にもなっている。また、味付けも色々であり、油を用いていない健康志向品などもある。
一般的に100~300円という価格帯であり庶民の味方だが、中にはセレブ向け、贈答向けの高級品もあり、たとえばモンマルシェの鮪とろブラックレーベルは1缶5400円である。
また、ツナ缶の売れ行きが全国的に落ち込んでいたとき、その苦境を救ったのが猫缶(キャットフード)であり、上記のツナ缶メーカーの中には猫缶の方が有名なところもあったりする。
掲示板
12 ななしのよっしん
2012/04/06(金) 10:33:52 ID: AttyiT12z6
炒めたりするときなんか超絶うまくて便利なんだけどなあの油
臭みは葱かなんか入れりゃいいし
13 ななしのよっしん
2019/11/25(月) 00:40:23 ID: qY8yYNVh50
学生時代はツナにマヨネーズと黒胡椒混ぜてよく食ってたわ
お手軽でウマー
ところで静岡にはホワイトシップ印ってツナ缶あるらしいけど
あれってはごろもと比べてどう風味が違う?
14 ななしのよっしん
2023/08/23(水) 06:20:04 ID: CJaQXz+Wz7
たまにガイアメモリみたいな発音になって笑われるから嫌いな食べ物になった
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/08(土) 22:00
最終更新:2025/02/08(土) 22:00
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