ツマーとは日本のミュージシャン、音楽プロデューサー、好角家である。
ツマーではなく、ツマーであるので、注意が必要。
VOCALOIDシリーズを用いてオリジナル楽曲を制作・発表していることでも知られている。
→VOCALOIDのプロデューサーの一覧
曲のポップさ、コーラスの美しさ、音へのこだわりはつとに知られる。オールディーズ、R&B、Doo Wop、サーフ・インスト、フォーク、ソフト・ロック、サイケデリック・ロック、70年代パンク、ガレージ・パンク、ハードコア・パンク、oi!、ジャパニーズ・ハードコア、GS、シティ・ポップ、 昭和歌謡に多大な影響を受けた作風で有名。それらを10年代のポップス・マインドで再構築したような楽曲作りに定評がある。
ボーカロイダーズ.comでのインタビュー記事によると、「時代性に左右されないMiddle of the Roadな音楽」を目指しているとのこと。
サークル「おかのうえ」在籍時代の2010年7月16日に投稿された「【初音ミク】雨上がりの月曜日【オリジナル曲】」はいわゆる音壁楽曲、すなわちフィル・スペクター流のウォール・オブ・サウンドの影響下にある作品であったのだが。同曲は大滝詠一/ナイアガラ・サウンドのファンの間で密かに話題となり、おっさんホイホイ的な支持を得ることとなった。
なお、「おかのうえ」脱退後のソロとしては3作目にあたる「 【初音ミク】 少女のための行進曲 【オリジナル】」も音壁楽曲であり、こちらも高評価を得たようで、若手音壁愛好家の間では「ニコニコ動画での3大音壁は大滝詠一、岩崎元是、そしてツマーである」という意見も囁かれているほどである。
2012年からは作詞家の木片とのタッグでボカロ曲を発表し続けており、2013年に発表された「【初音ミク】 君が死んでも歌は死なない 【オリジナル】」はスマッシュ・ヒット。同曲は同年9月27日に発売された『VOCALOID Professional 2013 feat.初音ミク』(sputonic)にも収録された。後に木片とのタッグはコンビ名が「Kutabire Kook Koks」であることが発表され、同時にSound Cloud上に自身のヴォーカルと木片のラップによる曲「言の葉」を発表した。
そして2014年。超VOC@LOID M@STERにてKutabire Kook Koks名義でのアルバム『空葬と旋律』をリリース。今後の活動に期待が集まる。
使用機材はJazz Master、Telecaster Custom、SG、Epiphoneのアコギ、EB-3、ARIAのアップライトベース。
なお、ツマーはギタリストとしても評価が高く、その歌心のあるソロは聴きもの。鈴木茂やクリフ・ギャラップ、エイモス・ギャレットといったギターの達人たちの系譜に彼がいることは、一聴すればわかるはずだ。ボカロ音楽の情報フリーペーパー「ボカマガ」7-8月号でのインタビューによると、「ギターについては自分の音楽キャリアの最初からあるものなので、自分をもっとも表現できる楽器だと思いますね」とのこと。ツマーの曲を聴く際はギターのフレーズもじっくりと味わって聴いてほしい。
掲示板
1 ななしのよっしん
2013/12/24(火) 01:39:20 ID: Q/8an8LaoY
記事できてる!一視聴者として嬉しいなぁ。
2 ななしのよっしん
2015/09/17(木) 05:03:55 ID: MbjEEH6wvy
未だ殿堂入りがないとは…
「もっと評価されるべき」タグを貼り付けたいな。
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最終更新:2024/12/11(水) 07:00
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