| Tethys(Saturn Ⅲ) | |
|---|---|
| 発見日 | 1684年3月21日 |
| 発見者 | ジョヴァンニ・カッシーニ (フランス) |
| 土星からの距離 | 29万4700km(平均) |
| 平均半径 (月との比較) |
531.1Km (0.305) |
| 質量 (月との比較) |
6.174×1020kg (0.008) |
| 自転周期 | 1日21時間18分26秒 |
| 公転周期 | 1日21時間18分26秒 |
| 離心率 | 0.0001 |
| 軌道傾斜角 | 1.091度(土星赤道に対して) |
| 赤道傾斜角 | 0度 |
| 表面重力 (月との比較) |
0.145m/s² (0.089) |
ジョヴァンニ・カッシーニによって第4衛星ディオネと共に1684年3月21日に発見された。
語源はギリシア神話の巨神族の女神テーテュースから。
同名の小惑星が存在するが、そちらは同じくギリシア神話の英雄アキレウスの母である女神テティスから。
大きさは太陽系の衛星の中では16番目、土星の衛星ではタイタン・レア・イアペトゥス・ディオネに次いで5番目に大きい。
自転周期は公転周期と同期している。
また、テティスと第1衛星ミマスとは1:2の共鳴関係にあり、テティスの公転周期はミマスの2倍という状態にある。
表面は非常に白い。これは第2衛星エンケラドゥスから噴き出した氷がテティスに降り積もったからではないかと思われる。
また、テティスの直径の40%の大きさ(約450km)のオデュッセウスクレーターがある。
テティスには、公転軌道の前後に60°離れた位置に存在する『トロヤ群衛星』が2個あり、前方に13番衛星『テレスト』、後方に14番衛星『カリプソ』が公転している。
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最終更新:2025/12/10(水) 05:00
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