テロリスト監禁センター

テロリスト監禁センターとは、エルサルバドル政府が建てた巨大刑務所である。
英語名：Terrorism Confinement Center 

概要

エルサルバドルでは大量の麻薬を中南米からアメリカへ輸出するため、ギャングが牛耳り殺人件数では世界ワースト5に入るほど治安が悪化していた。

2019年にナジブ・ブケレ大統領が就任すると巨大刑務所の建築に着手、2023年1月31日に完成した。

完成後、エルサルバドル政府はギャングをテロリストとして片っ端から逮捕、裁判も簡素化し続々と刑務所に収監させた。収容人数は最大4万人で、2025年時点で2万人もの囚人が収容されている。

刑務所の内部や外には機関銃を持った看守によって守られており、刑務所に入ると全員坊主、服はTシャツとパンツのみ。持ち物は筆記用具やフォークやスプーンすら持ち込み不可。人道的な扱いは一切ない。またテロリストという扱いのため、刑務所で存在する刑務作業というものが無い。

食事は動物性のものが一切入っていない植物性の食べ物を手掴みで食べさせられる。

懲役房などは存在するものの、大人数の大部屋に一挙に押し込まれ、敵対するギャング同士も同じ部屋に入っている。刑務所に入ったら最後、特例が無い限りは死ぬまで出られない。

この刑務所が完成すると世界中のマスメディアの取材を受け入れ報じられた。この刑務所の影響で、エルサルバドルの殺人件数は大幅減少になったという。ただし強引な対応のため冤罪も少なからず存在しているとのこと。

2025年にはアメリカのドナルド・トランプ大統領もアメリカに滞在していたベネズエラのギャングをこの刑務所に直接送ったとされる。

関連動画

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関連リンク

• “世界一恐ろしい”エルサルバドルの4万人巨大刑務所を日本メディア初取材 「ギャング撲滅作戦」の壮絶さとは…｜TBS NEWS DIG

関連項目

• エルサルバドル
• アルカトラズ
• ドナルド・トランプ