ディアドムス(Dear Domus)とは、2012年1月24日生まれの日本の競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2014年:全日本2歳優駿(JpnI)、北海道2歳優駿(JpnⅢ)
2017年:勝島王冠(SⅢ)
2018年:報知オールスターカップ(SⅢ)
父ジャングルポケット、母マイネランデブー、母父*アグネスデジタルという血統。
父ジャングルポケットは東京優駿などGIを2勝した馬で、種牡馬としても多数のGI級勝ち馬を輩出している。
母マイネランデブーは12戦2勝。母母ノーザンドライバーはJRA賞最優秀3歳牝馬も獲得した重賞2勝馬。
母父*アグネスデジタルは芝とダートでGI級を6勝した名馬。種牡馬としては芝とダートで重賞馬を複数輩出しているほか、母父としてはシャマルを輩出した。
生産はビッグレッドファーム。北海道サマーセールで315万円で落札され、ディアレストクラブ(ディアレスト)が馬主となった。
美浦の高橋裕厩舎に入厩。6月に北村宏司鞍上で芝1600mの2歳新馬に出走し、7番人気で追い込んだが8着。
7月には大野拓弥鞍上で芝1800mの2歳未勝利に出走し、7番人気で先行したが沈んで10着。
8月には三浦皇成鞍上でダート1700mの2歳未勝利に出走。単勝20.7倍の8番人気となったレースでは、先行して早めに先頭に立つと上がり最速を出してエンプレスダンスに5馬身差付けて勝利。
10月には500万下でダート1600mのプラタナス賞に出走。3番人気に支持されたレースでは、馬群の中での競馬を志向して先行し、タップザットの5着。
11月には北海道2歳優駿(JpnⅢ)に出走。単勝5.1倍の3番人気に支持されると、好位から前が詰まりかけたものの直線で先頭に立ち、上がり最速を出してカラパナビーチに4馬身差付けて勝利。
12月の全日本2歳優駿(JpnI)では単勝4.2倍の3番人気に支持されると、落馬寸前の不利を受けつつも、先団の後ろから上がり最速を出して1番人気タップザットとの競り合いを制し半馬身差の勝利。高橋裕調教師にとって最初で最後のGI級勝利となり、鞍上の三浦皇成騎手にとっても初のGI級勝利となった。なお、ダンシングプリンス、ラムジェットと地方のJpnIでの勝利はあったものの、三浦のJRAでのGI勝利は127回目の騎乗となる2025年のウインカーネリアンを待つこととなった。
3歳初戦となる2月のヒヤシンスステークス(OP)では斤量が58kgと最も重くなることもあってか7番人気となり、先行して抜け出したものの、圧倒的1番人気ゴールデンバローズが2着イーデンホールに3馬身半差付ける中、クビ差で3着にクロスクリーガー、そこから更にアタマ差の4着となった。タップザットは6着。
3月にはUAEダービー(GⅡ)に遠征したが、1コーナーでの他馬と接触する形になった影響は少なかったというものの、環境の違いや前に行った影響も厳しかったとのことで、3着にゴールデンバローズ、5着にタップザットが入る中で8着に終わった。
続いて7月のジャパンダートダービー(JpnI)に出走すると4番人気に支持されたが、ノンコノユメが勝利する中で11着に終わった。
8月のレパードステークス(GⅢ)は10番人気に支持されたが、レース中の異常歩様のため、最後の直線コースで競走中止となった。
4歳初戦は降級によって1600万下に所属することとなり、6月に麦秋ステークスへ出走したが、9番人気で逃げて8着。
7月の安達太良ステークスは田辺裕信鞍上で4番人気に支持され、先行してリッカルドがコアレスキングにハナ差で勝利する中、2着と半馬身差の3着。
10月には秋嶺ステークスに大野拓弥鞍上で出走し、9番人気8着。11月には観月橋ステークスに岩田康誠で出走し、10番人気で先行して12着。12月の仲冬ステークスは田辺鞍上で9番人気7着。
5歳初戦は1月のアレキサンドライトステークス。単勝20.4倍の8番人気に支持されると、12番人気マルケサスに2馬身差付けて勝利し、1600万下から脱した。3着も13番人気ダイワレジェンドと波乱の展開となった。
2月の総武ステークス(OP)は吉田豊鞍上で10番人気となり後方からそのまま11着。
3月のマーチステークス(GⅢ)は江田照男鞍上で15番人気となり、後方から追い込んだが9着。
6月の大沼ステークス(OP)は柴山雄一鞍上で13番人気となり後方からそのまま12着。7月のマリーンステークス(OP)は勝浦正樹鞍上で14番人気10着。
同月にはJRAの競走馬登録を抹消し、大井競馬場の森下淳平厩舎に移籍した。この際、名義もディアレストクラブから同クラブ代表の高樽秀夫に変更されている。
10月の埼玉新聞栄冠賞(SⅢ)は6番人気に支持されると、先行して早くから叩き合いとなったカンムルと共に上がり最速タイを出してハナ差の2着。
11月の勝島王冠(SⅢ)では単勝3.5倍の1番人気に支持されると、早めに先頭に立ってそのままタイムズアローに4馬身差付けて圧勝。東京大賞典の優先出走権を獲得したがこれは回避した。
6歳初戦は1月の報知オールスターカップ(SⅢ)。単勝1.7倍の1番人気に支持されると、中団から進出していき上がり最速でオメガスカイツリーに3馬身差付けて連勝。
4月のブリリアントカップ(SⅢ)は2番人気に支持されたが、圧倒的1番人気のリッカルドが1着となる中、1馬身以上離れて2着のタービランスからも5馬身離された3着。
5月の大井記念(SI)は4番人気に支持されたもののリッカルドの9着に終わった。7月のトゥインクルバースデー賞では2番人気に支持されたが7着。御神本訓史が鞍上となった12月の勝島王冠(SⅡ)でも8番人気10着に終わった。
7歳初戦となる1月の報知オールスターカップ(SⅢ)は8番人気4着。2月の報知グランプリカップ(SⅢ)は岡部鞍上で7番人気8着。
3月のダイオライト記念(JpnⅡ)は9番人気で後方から8着。
4月の卯月オープンは御神本鞍上で単勝5.8倍の3番人気に支持されると、早めに進出して先行馬2頭との叩き合いを制し逃げたジャーニーマンに4分の3馬身差で勝利。
8月の東京記念トライアルは岡部鞍上で5番人気11着。9月の東京記念(SI)は13番人気11着。10月の富士見オープンは、御神本鞍上で4番人気に支持されて後方から追い込んだが7着。11月に遠征した東海菊花賞(SPI)は真島大輔鞍上で6番人気に支持されて先行したが12着。12月の勝島王冠(SⅡ)は本田正重鞍上で12番人気11着。
8歳初戦となる1月の大師オープンは9番人気で後方から追い込んだが8着。2月の金盃(SⅡ)は石崎駿鞍上で16番人気となり、最後方からそのままブービー15着。8月の高津オープンは町田直希鞍上で5番人気となり、番手から2頭に差されて4着。
9歳初戦となる1月の報知オールスターカップ(SⅢ)は単勝601.0倍の13番人気でそのまま最下位13着。
引退後は軽種馬育成調教センターに入厩した後、2024年にライディングヒルズ静内に移動している
。
| ジャングルポケット 1998 鹿毛 |
*トニービン 1983 鹿毛 |
*カンパラ | Kalamoun |
| State Pension | |||
| Severn Bridge | Hornbeam | ||
| Priddy Fair | |||
| *ダンスチャーマー 1990 黒鹿毛 |
Nureyev | Northern Dancer | |
| Special | |||
| Skillful Joy | Nodouble | ||
| Skillful Miss | |||
| マイネランデブー 2005 栗毛 FNo.4-m |
*アグネスデジタル 1997 栗毛 |
Crafty Prospector | Mr. Prospector |
| Real Crafty Lady | |||
| Chancey Squaw | Chief's Crown | ||
| Allicance | |||
| ノーザンドライバー 1988 栗毛 |
*ノーザンテースト | Northern Dancer | |
| Lady Victoria | |||
| ダイナドライブ | *ハンターコム | ||
| *ロードマップ |
クロス:Northern Dancer4×4(12.50%)
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最終更新:2025/12/09(火) 21:00
最終更新:2025/12/09(火) 21:00
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