ディアンドルとは、ドイツ南部、リヒテンシュタイン、オーストリアのチロルにおける、民族衣装である。
またディアンドルとは御嬢さん、娘さんを示すドイツ南部の方言であり、この衣装も年頃の若い女性が、五月祭やオクトーバーフェストなどの祭事に於いて着るものとなっている。日本で言う着物のようなもの。
ディアンドルは元々はアルプス山脈の農家が着ていた女性用の衣服である。白のブラウス、ボディス(胴衣)、エプロン、スカートを合わせた服。伝統的には白ブラウスにはパフがあり袖がないか、肘に届かないほど短い袖があり、ボディスには締める為の紐が前面の胸から腰まであり、エプロンは腰より下にありスカートの前面を覆うほど広く、スカートはチェックか無地のガラである。また最近のディアンドルでは胸の谷間を強調するような形が多いが鎖骨近くまで隠すようなタイプも存在する。逆に首元まで隠すようなものは見る限り覚えがない。
また白のブラウスであるが、実はボディス(紐があるお腹あたりの衣装)を外すと、「お腹まるだし」となっている。つまり白のブラウスは胸以外隠しておらず、しかもその胸すら谷間を大きく強調するものが多い。のみならず背中がパックリと開いており、うなじから肩甲骨まで見せるようなものさえある。袖付のブラジャーというのが正しい。というより、伝統的なタイプでは「機能そのものがブラジャー」である。つまり白ブラウスの下は・・・。
またスカートとボディスは一体型のタイプも存在するが、伝統的なタイプでは別の衣装となっており、個別に着脱が可能となっている。特にボディスは紐を取れば(エプロンにより外すのに少々邪魔だが)簡単に着脱可能なため、スカートと白ブラウスのみという事も可能。ちなみにボディスには地味に胸を寄せて上げる機能もある。
また現在は区別されていないが、エプロンの結び目により、着用者から見て左は未婚、右側は既婚、真ん中は処女を表す。
ちなみに胸がない女性でも天使のブラのような形状の白ブラウスもあるため安心である。
まぁ何がいいたいかと言いますとね。ドレスのような形状をしておりますがね。白ブラウスは先ほど述べたようにブラジャーで御座いましてす。つまりはディアンドルを付けている女性全て、スカートにエプロン、そしてブラを見せて歩いているわけです。素晴らしいと思いませんか?その上エプロンによって自分が処女であると周りに見せつつ、簡単に脱げるような紐まで付けて、誰もが熱を帯びるお祭りの中を歩く。特にオクトーバーフェストに於いては1950年よりビールの口開けによって祭事を開催することなり、例年ビール飲み過ぎて気絶してしまう若者が出ているとのことで御座います。
ドイツに行かれた際は、紳士諸兄はビールを片手に是非このような素晴らしいディアンドルを眺めることをお勧めいたしますぞ。
掲示板
12 ななしのよっしん
2021/06/14(月) 02:52:22 ID: QHiuEakytT
オクトーバーフェストの価値の半分ぐらいはディアンドルなんじゃないかと思う。大概は外人さんに合うよう作られてる服だが、日本人でこの服が似合ってるお姉さんを見たときは感動ものだったわ
13 ななしのよっしん
2021/06/16(水) 14:52:35 ID: EvTNlBoRcM
14 nanasi
2021/08/19(木) 15:44:45 ID: TBqCWrTa+h
米国の社会問題系のアメコミをいくつか読んだんだけど、米国人は「イギリス人以外のヨーロッパ人=レーダーホーゼンやディアンドルを着た人」ってステレオタイプがあるみたいすね
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最終更新:2024/04/24(水) 05:00
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