ディスコ 単語

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ディスコ

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ディスコとは、

  1. ディスコティークDISCOクラブ戚。この記事にて解説
  2. 1.に伴って発展したダンスミュージックの1ジャンルこの記事にて解説
  3. グリーンランドDisko Island面積広島県より広い約8600キロメートルだが集落は1つしかなく人口は900人ほど。
  4. 3.のディスコの南東にある湾。Disko Bay。
  5. ゲーマー向けチャット・通話ツールDiscord略称

1.の概要

店側が音楽提供し、客が踊ったりして遊ぶところ。

ギラギラミラーボールと照明、流れ続けるソウルファンク、そしてどいつもこいつもパンタロン……という古いイメージしてしばしば使われ、またあるいは単に「クラブ」の古い名称としてみなされるが、実際には「店側が音楽提供し、客が踊ったりして遊ぶところ」であればディスコとみなされる。

歴史

ディスコティーク」はフランス語であり、ナチス占領下の同で、規制により生バンド演奏を楽しめなくなってしまった音楽ファンが、それぞれレコードを持ち寄ってかけるという新たな形式を編み出したのがディスコの始まり。
これが60年代後半あたりのアメリカで、ゲイ黒人、ヒスパニックなどマイノリティな人々のアングラな社交場として本格的に発展。
やがてDJと呼ばれる人が生まれ、流行だけでなく自分のこだわりなどに基づいて曲を選び、2枚のレコードを用いて絶え間なく音楽提供し、ときには既存の曲をリミックスしてダンス用に変えてしまうといった、現在にまで続く文化が形作られた。
そして、70年代にこれらのマイノリティ社会的に認知・受容されると同時に、マジリティな人々の間にも爆発的に普及し大ブームとなった。

当初かけられていた音楽は、客層に合わせたブラックミュージックであり、2.で後述する通り、そこから独自の音楽文化が発展した。
80年代にはさらにそこからユーロビートが生まれ、従来のディスコミュージックを跳ねのけんばかりの大人気となった。

日本でも、人気の盛り上がりや流行の推移は、アメリカヨーロッパと同様であった。
しかし、80年代末期六本木のディスコで大規模な事故が起こったことでいったんブームが沈静化。その後、バブルの狂乱に伴って「ジュリア東京」が生まれると、これにけん引される形で、テクノミュージックによる新たなディスコブームが巻き起こったが、音楽よりも脱いで飲んで騒ぐことが重視されすぎたためか、音楽ファンは離れていった。

そしてバブルが崩壊すると、ディスコを支えていた客は去り、またいわゆるボディコンスーツなどの過剰に着飾った装も好まれなくなった。
このあたりから、現在クラブに近い形態の店が代わりに人気を集めるようになり、やがてディスコはこれらにほぼ全にとって代わられることになった。

現在日本では「クラブ」が流となっており、音楽を聴いて踊る店を「ディスコ」と呼ぶのは、そろそろ孫も生まれようかという世代のおっさんおばさんばかりになってしまっている。
「ディスコ」という言葉は、どちらかと言えば、冒頭に挙げた『サタデーナイトフィーバー』の時代からジュリア東京のようなバブル期までの、いわゆる“懐かしの風景”をす言葉として用いられている。

クラブとの違い

現在日本においては、「店側が音楽提供し、踊らせる場所」はディスコ、「暗い照明の中で提供する店」はクラブとして区別されている。そのため、とって代わられたとは言っても、前者の形態で認可を受けて店を開けば今でもディスコと呼ばれることになる。

そして、ディスコと同じことをしているようでも、クラブはあくまで、「客が音楽を持ち寄って勝手に踊っているだけ」という名である。
ディスコの方は、営法により深夜01時以降の営業が禁止されているが、クラブの方はそうではない。正確に言えば、深夜クラブ音楽を流すことは禁止なのだが、罰則がない(もっとも、あからさま過ぎると「ディスコじゃねえかここ」と言って摘発されるため、最近はクラブも1時で閉めるところが多いが)。そのうえ、後者の方が認可も非常に通りやすい。

現在、「クラブ」が流を占めているのはこういった部分もしている。

ちなみにこれらの規制については、2015年に改正営法が認可されたため、緩和される予定。

2.の概要

1.で先述したとおり、初期のディスコで流れていたファンクソウルなどのブラックミュージックに立脚して生まれた、新たなダンスミュージック1970年代アメリカから始まって全世界で流行した。

当時のロック音楽の支配や、ダンスミュージックに対するレッテル貼りへの反発という側面も持っていた。

当初は、発祥が発祥なので、クラブに通いつめるアフリカアメリカ人/ヒスパニックゲイコミュニティな聴衆層であり、「ゲイ音楽」などという蔑視を受けていたが、ディスコの広まりと同時に女性ストレート男性にも広く受け入れられ、当時の大衆文化に広く普及していった。
ピークを迎えたのは70年代末期。まさに『サタデーナイトフィーバー』が大人気となったあたり。

またこれに並行して、ヨーロッパでは、シンセサイザーリズムマシンを積極的に用いたディスコミュージックが発達した。
これは80年代にかけて「ハイエナジーディスコ」として新たなジャンルを築き、後のユーロビートへとつながっていった。

著名なアーティスト

このうち後者3つは、ハイエナジー系のアーティストとして知られる。

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