ディバトックスとは (ディバトックスとは) [単語記事]

概要

強欲な性格で、赤い派手な服に身を包む。舌を伸ばす、目からビームを発射するなどの能力を持つ。己の欲を満たすために魚型の潜水艦兼宇宙船サブクラフトで宇宙を荒らしまわっているが、コミカルな描写も多く、憎めない一面も。他作品のキャラクターで例えるなら『タイムボカンシリーズ』の女ボスに近いキャラクター。

家族は母親のママD、弟のハヴォック将軍ともう1人の弟（未登場）。甥のエルガー。父親は後悔と破滅の渦の中に志願して入ったとされる。銀河の魔女リタ・レパルサとは旧知の仲。異次元の怪物マリゴルの元婚約者であった。3000年前にはエジプトのファラオモンスターと結婚直前まで行ったが土壇場で逃げられた。本人曰く「あいつのせいで男運を失った」。

パワーレンジャーの指導者であるディミトリアを嫌っており、「名前も聞きたくない存在」としている。実は彼女はディミトリアの双子の妹と言う裏設定があったが、劇中では明らかになっていない。

演じたのはヒラリー・シェパード＝ターナー。ヒラリーが産休を取っていた間はキャロル・ホイトが代役した。日本語版の声優は寺内よりえ。

初登場作品。ライエリア星の魔法使い、ラルゴを利用して幻のユーランシアス島に封印されている婚約者・マリゴルを復活させ、宇宙征服を企む。ラルゴを追って地球に訪れた彼女はマリゴルへの生贄としてジェイソン・リー・スコット、キンバリー・アン・ハート、バルクとスカルを拉致。彼らとラルゴの家族を人質にラルゴを手に入れる。

マリゴルを復活させることに成功したが彼の容姿を知らなかったらしく、彼の姿を見たときは「嘘……」と洩らし、キャサリン・ヒラードとライゴグからは「あんなのと結婚したいの？」と聞かれていた。

劇場版の宣言通り、パワーレンジャーへの復讐のために地球に舞い戻ってきた。序盤は爆弾をエンジェルグローブの各地に仕掛けるという作戦を多く行った。

中盤では記憶を失ったディバトックスがピザ屋で働くという珍エピソードがある。その後、弟のハヴォックの作ったスペースベースに本拠地を移し、宇宙から地球を狙う。

最終的にはパワーレンジャーの本拠地、パワーチェンバーを圧倒的な戦力で攻め落とし、パワーレンジャーのパワーを消失させるにいたった。パワーレンジャーを倒し、地球征服も間近と思われたとき、悪の皇帝・ダークスペクターの使者から召集命令が下った為、宇宙へ引き上げた。

FOXキッズで放送されていた局内CMにはリタやロード・ゼッドとともに出演している。

ダークスペクターの配下として数回登場。リタ・レパルサやアストロネマとは犬猿の仲だった。最後はゾードンのエネルギーによって浄化され、普通の人間になった。