手書きやマスキングを施した上での塗装による再現の難しい、レーシングカーのスポンサーロゴや萌えフィギュアの目、統一規格の書体が使われる軍用機のナンバーやコーションデータ等を再現する為使用される。近年では、AFVモデルやフィギュア向けの迷彩とパターンが印刷されていると言った物も存在する。
入手方法はキットに同梱されている物を使用したり、別売りや他のキットから移植、家庭用プリンターで自作等が存在する。
使用方法はggrksてか、ハセガワ純正、タミヤ純正、別売りカルトグラフ、インクジェット自作、ALPS自作、日本国内の印刷業者、海外製社内生産で話が違ってくるからマンドクセ
ココでは、キット同梱や別売りのデカールの使用方法および、自作方法の解説を行うが、CorelDRAWやAdobe Illustrator、GIMP等に代表される、ベクターイメージの編集可能なグラフィックソフトがインストールされているパソコン(熱転写プリンタの場合のみ、ドライバの関係でOSがwin32bit系かMac8.5/9に限定される)、パソコンに接続されている熱転写(具体的にはALPSのプリンターかそのOEM製品)もしくは染料系のインクを使用するインクジェットプリンター、熱転写もしくはインクジェット対応と書かれているデカール用紙、貼付け対象は既に準備されていると言う前提で解説する。
痛機や痛車の模型、痛***を制作する場合、日常的に絵を描いている人間なら、いつもと同じ様に絵を描いてしまえば良いだろう。
絵心がなかったり、航空機やレーシングカーなどで足りないコーションデータやスポンサーデカールを制作する場合、トレース対象となる図案や規格資料、(出来れば)対応Fontを予め用意し、正確にトレースする。
ココで制作した図案を貼付け対象の画像や組み立て説明書をスキャンした画像上で配置し、大まかな大きさを調整した上で、一旦紙に出力し、貼付け対象に貼った場合の不具合がないか確認を行い、修正が必要な場合は修正を行うが、航空機のコーションデータ等の様に規格が予め決まっている場合この行程を省いても良い。
熱転写プリンターの場合、プリンターの特性に合わせたデータを制作する必要が有る、これは熱転写プリンターでべた塗り(アニメ塗り)中間色のフルカラー印刷を行った場合、モアレが目立つが有る為、インクリボンの多重印刷で対応可能な色は極力多重印刷で色の再現を行う。
印刷用データが出来た後に、印刷用紙に収まる様にデータの配置を行うが、用紙をケチる目的で、狭い間隔でデータを配置した場合、切り出し時に失敗した際の損害が大きくなる為、5ミリ前後の間隔を取っておくと良い。ただし、貴方がブラックジャックや味沢匠、緋村剣心のように刃物の扱いに自身が有るのなら、プリンターの限界で作った隙間に挑んでみるのも一興である。
なお二次創作系デカールを制作し、Web上での公開や雑誌などへの投稿、ワンフェスでの販売を行う場合、トレースして制作したり、貰ったデータを使用した場合は、その旨を必ず記載する事。(例1:pixivで見つけた**のイラストを絵師からデータを頂いて制作しました。例2:***のプレーヤー機を作って見た。マーク類はキャプったのをトレースした。)なお、模型の世界は、不正確な模写より正確なトレースが評価される業界で、模型業界のルールである、版権元の許可を取ってワンフェスに代表される当日版権イベントで売る、軍用機のマーク(国籍標識や部隊のエンブレム)やコーションデータ等のパブリックドメイン扱いとなっている図案のデカールを一般流通で売る等を守れば、トレースで金を儲けても文句が言われない世界である事をおぼえておくと良い。これは同時に、コミケなどの同人系イベントで、版権元の許可を取らずに版権キャラクターのデカールを派手に売れば、自作絵でも模型業界では叩かれる事を意味している。
が、版権的に問題なくても商品化には問題もある題材も存在しており、古き良き時代のモータースポーツのデカールではタバコ関連の物、ミリタリー関係ではナチスの鍵十字やベトナム戦争期のF-105の変態紳士専用のアレ等が該当する。
熱転写プリンターなら、下地の白の多重印刷、その上に乗るカラーデーターのY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、フルカラー印刷、黒、必要が有れば光沢コーティングの順で印刷を行う。この印刷順のうちCMY全体とフルカラー印刷は逆でも構わないが、その他の印刷順は透け防止や印刷面にインクが定着しないため、必ずこの順番を守る事。
インクジェットプリンターなら、発色を良くする為の白下地を塗装か熱転写プリンターを使用したデカールを制作する必要が有る。これは家庭用のインクジェットプリンターでは、白の印刷が出来ない事と白地の紙の上に印刷する事を前提にインクの発色が調整されている為である。また、インクジェットプリンターを使用して制作する場合、水やお湯でインクが溶ける為、印刷面のコーティングは必ず行わなければいけない点と、コーティングの隙間から入った水分による印刷面の溶解を防ぐため、若干大きめに用紙を切り出す必要が有る。
貼付け対象面は、出来る限りつや有りかそれに近い状態にする事、これはデカールを貼付けた際に、デカールと張りつけ面に隙間が出来る事によって発生する、シルバリングと呼ばれる現象を防ぐ、もっとも簡単な方法である。
レーシングカーや痛**であれば、デカールを貼付けた後、実物のレーシングカーの塗装面が、空気抵抗を減らすためテカテカになってる様に何も考えずに、模型全体をつや有りのクリア塗装し、細かい目のサンドペーパーとコンパウンドでテカテカに磨いてしまえばいいが、ミリタリー系モデルの場合、実物の塗装とマークがどうなってるかを観察しながらの作業が必要である。これは一例であるが、つや有りのガルグレーと白で塗装したボブノーズのF-4の骨董品級キットを細かい点を無視して制作している場合、アメリカ海軍のF-4ならコーションデータが塗装→纏めてテカテカにすればOK、アメリカ空軍(の防空軍団所属)のF-4ならコーションデ—タがステッカー張りつけとなっている→デカール貼り付け部のみつや消し等の点を考慮して作業を進める必要が有る。
掲示板
2 ななしのよっしん
2013/01/05(土) 21:42:43 ID: TYZTfKW0yt
貼るのは面倒だけど、描くのはムズイので一部を除きデカール万歳かな
むしろ貼った後が大変だ
それとデカール無しだと軍用機が完成しない…
3 ななしのよっしん
2013/09/12(木) 02:48:13 ID: BvGYkncZG2
今更ながらにガンプラでデカール貼りを本格的?にやってみたけど、
同じ色の部位は、デカールの色もなるべく統一した方がいいんだろうか?
貼るのは案外簡単だったけど、センス良く貼るのは難しいか。
これはウェザリングにも言えるな・・・。
4 ななしのよっしん
2014/01/07(火) 11:19:35 ID: I3e26rKDA7
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最終更新:2025/03/22(土) 20:00
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