デコードとは、エンコードされたデータをもう一度一定の規則に従い変換して読み解くことである。
zipへの圧縮(エンコード)に対する解凍、暗号(エンコード)に対する解読などが例として挙げられる。
デコードすることによりエンコード以前のデータと同じものが得られるかどうかはエンコードの方式によって異なり、同じものを得られるものは可逆、得られないものは非可逆であると分類される。
暗号は可逆である(同じ文が得られなければ意味がない)し、データの圧縮形式は用途により可逆と非可逆両方存在する。更に、非常に厳密に考えればデジタル機器での録音や撮影は必ず非可逆なエンコードであると言える。
また、デコード処理は必ずしもエンコード処理の逆の計算をしているというわけではない。たとえばRSAという暗号は暗号化に用いる鍵(データ)と解読に用いる鍵が異なる最も有名な暗号である。
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最終更新:2025/05/19(月) 18:00
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