デザトリアン

デザトリアンとは、ハートキャッチプリキュア!に登場する敵キャラクターである。

声優は金田朋子。

概要

デザトリアンは砂漠の使徒三幹部によって心の弱った人間から取り出された、こころの花を人形、カメラなど物と組み合わせることで作り出される。

容姿

全高2～3メートル(大きいものでは5メートル以上のものから10メートルを超えるものまで)、基本的に使用された物の特徴を持った人型となる、多くは顔面を始めとする各部位が三幹部の手下「スナッキー」と非常に良く似たデザインとなり、砂漠の使徒のエンブレムを体のどこかに付けている。なお人形など元から人の形をした物と組み合わせた場合ほぼそのままの容姿を保ったまま巨大化することがある。

能力

元となった物の影響を強く受け特殊能力として使用する。(例:カメラのデザトリアンは対象物を撮影することで、それらを写真の中のように停止させてしまう)また、身体能力はこころの花の持ち主の影響をある程度受けるようで武道家が元となった際、他のデザトリアンと比べ極めて高い、プリキュアと互角かそれ以上の戦闘力を発揮した。

行動

基本的に元となった人間の本心(主に負の感情)を叫びながら暴れてこころの花を枯らしつつ破壊活動を行う。
ときに二つの相反する本心を持っていた場合、葛藤し身動きが取れなくなったり涙を流すこともある。また、三幹部の命令は絶対ではなくあくまで本心に忠実であり、怒らせると三幹部にすら牙を向けることもある。

目的

砂漠の使徒が目的とする世界征服(世界の砂漠化)は「こころの大樹」を枯らすことで成し遂げることが出来る。
このこころの大樹は人々のこころの花が枯れるほど弱っていくため、砂漠の使徒らはデザトリアンを作り出しこころの花を枯らすために暴れさせているようだ。(反面、デザトリアンを倒した際に得られる「こころの種」は「こころの大樹」の復活を促すため砂漠の使徒側は相当なリスクを背負っていると思われる)

対処法

攻撃を加えるか心に訴えるかして隙を作り、プリキュアの技で体内のこころの花をハートキャッチ!することで元となった物とこころの花に戻すことが出来る。

ダークブレスレット

サバーク博士が三幹部に託した新装備。デザトリアンをさらにダークに、悪く、凶暴にすることが出来る。
使用した三幹部をデザトリアンに取り込むことで心を支配したうえ、こころの花を急激に枯れさせることでデザトリアンを直接操り戦闘能力を強化するほか、二つのこころの花を組み合わせて1体のデザトリアンを作ることもできるようだ(36話参照)。

また三幹部自体を強化することも可能で、その威力はコブラージャのカード投げですら数発でキュアサンシャインの「サンフラワー・イージス」を打ち砕くほどである。

デザトリアン一覧

※以下名称は仮称、公式に発表された場合変更します。

人形のデザトリアン:第1～2話に登場。来海えりかのこころの花と公園に落ちていた人形(ファポちゃん?)から作り出された。
見た目に反し非常に素早く、巨大な樽「タルルルル(CV:金田朋子)」を持ったまま瞬時にキュアブロッサムの背後を取るほどである。
こころの花は白いシクラメン、花言葉は『純潔』、こころの種の色はピンク。
DX3にもそれっぽいのが登場。

サッカーボールのデザトリアン:第3話に登場。私立明堂学園1年上島さやかのこころの花とサッカーボールから作り出された。
サッカーボールのくせして戦いはボクシングスタイルである。頭部に胴体をしまい水面を跳ねるなど変体軌道をみせた。
こころの花はポインセチア、花言葉は『私の心は燃えている』、こころの種はレッド

正体不明のデザトリアン:第4話に登場。番組開始と同時にいきなり登場し適当に暴れまわった後、OP前にキュアマリンに倒された。胸のライトから全国の怪人御用達の王道的破壊光線を放つ、両手のブラシ、のど元のハケ、胸のライト、「ゴッシゴシ～」といった雄たけびから元は道路清掃車とおもわれる。元の人間とこころの花は不明。こころの種はイエローと思われる(第五話を見る限り)

整地ローラーのデザトリアン:第4話に登場。私立明堂学園2年小笠原まおのこころの花と整地ローラーから作り出された。
両手のローラーを合体させプリキュアを押しつぶそうとするが心が一つとなったプリキュアの力に押し返された。「ロォォォラ!」の雄たけびから西城秀樹の影響を受けてると推測される。こころの花はブルースター、花言葉は『信じる心』、こころの種はブルー

三浦ラーメンのデザトリアン:第5話に登場。私立明堂学園2年三浦あきらのこころの花と三浦ラーメンから作り出された。
腕となる麺の弾力でスープや具を爆弾にして飛ばして攻撃する、麺の上を滑ると汁がタップリと滴ることからスープとの絡みは良いようだ。父の夢であるラーメン屋を壊したいという本心と父の夢を叶えたいという二つの相反する本心から葛藤し涙を流した。
なおラーメンの具はネギ、海苔、メンマ、タマゴ、なると、チャーシュー2枚、スープは醤油味と思われる、これで600ｴﾝらしい。
こころの花はサルビア、花言葉は『家族愛』、こころの種はレッド　　　　　　　　　　金朋先生の「らめぇ!」が聴ける回でもある。

カメラのデザトリアン:第6話に登場。私立明堂学園2年多田かなえのこころの花とカメラから作り出された。
頭部のカメラで撮られた者はまるで写真の中のように停止してしまう。ブロッサムおしりパンチの当選者である
こころの花はブラックベリー、花言葉は『人々をおもいやるこころ』こころの種はブルー

銅像のデザトリアン:第7話に登場。私立明堂学園生徒会長明堂院いつきのこころの花と明堂院厳太郎(いつきの祖父)の銅像から作り出された。眼から放たれる怪光線は人間を石に変えてしまう、元の人間が武道家のためか格闘戦を得意とする。初速で音速を超えていると思われる「マリンダイブ」をかわすなど身体能力も他のデザトリアンと比べ極めて高いようだ。
かわいいものに目がなく、女子の制服やキュアマリンを見ると頬を赤らめ身を悶えさせるなどとてもとてもきもちわるい動きを見せた。
おてんばと言われたことに怒り砂漠の使徒の幹部であるコブラージャを後ろ回し蹴りで大空高く蹴り飛ばした。
こころの花はぼたん、花言葉は『王者の風格、高貴、恥じらい』、こころの種の色はピンク。

 化粧品のデザトリアン:第8話に登場。私立明堂学園高等部2年来海ももかのこころの花と化粧品から作り出された。
胸部を『ぱふぱふ』することでファンデーションの煙幕を作り出すことが出来る、これ自体に攻撃力は無いが視界を遮った事で背部から発射される２基の口紅ロケットでの追撃を当てて見せた。こころの花はダリア、花言葉は『華麗』、こころの種は濃い目のピンク

 

 携帯電話のデザトリアン:第9話に登場。花咲陽一の大学教授時代の生徒小畑のこころの花と携帯電話から作り出された。
スピーカーから放たれる怪音波はプリキュアを吹き飛ばし壁ごと破壊するほどの威力を持つ、身のこなしが軽く非常に素早い動きでプリキュアを翻弄したがブロッサム・マリンのコンビネーションには付いていけず、可動部に集中攻撃を受けた隙に倒された。
なぜかボタンが３つほど足りない。こころの花は白いヒヤシンス、花言葉は『心静か愛』、こころの種はパープル

 ヌンチャクのデザトリアン:第11話に登場。私立明堂学園2年酒井まさとの弟、酒井よしとのこころの花とヌンチャクから作り出された。腕部のヌンチャクを振り回す攻撃は攻守共に隙がなくプリキュアを苦しめたが、まさとのカンフー修行で会得した感覚でヌンチャク攻撃を避け、ブロッサムダブルインパクトを受けた隙を突かれ倒された。
こころの花はジギタリス、花言葉は『熱い思い』、こころの種は薄いピンク

 水のデザトリアン:第12話に登場。つぼみ、えりか達の家族とバーベキューに来た柴田リサのこころの花と川の水から作られた。
体が水出来ているため攻撃が効かず、マリンインパクトを無効化しつつ体内にキュアマリンを取り込み窒息させようとするがシプレ・コフレが咄嗟に中空に加工された竹?を突き刺したことで酸素を補給し失敗に終わる。リサの恋人・利岡ユウトのプロポーズでひるんだところ、中のキュアマリンと共にブロッサムに浄化される。こころの花はチューリップ、花言葉は『永遠の愛』、こころの種はレッド
DX3にもそれっぽいのが登場。

 清掃道具のデザトリアン:第14話に登場。私立明堂学園2年志久ななみのこころの花とゴミ箱、ほうき、ちりとりなどの清掃道具から作られた。自在に大きさ変えるほうきを武器とするほか、頭部のゴミ箱にスナッキーを詰め人間大砲のように発射する、同時発射数は最大3発。
こころの花はカーネーション、花言葉は『母への愛』、こころの種はレッド

 道場看板のデザトリアン:第15話に登場。明堂院流道場のかつての門下生ヒロトのこころの花と道場の看板から作られた。デザトリアンとしては比較的大きな全長5メートルは超えるであろう巨体を持ち、最大6本に増える腕からの猛攻を見せると思われたがクモジャキーの必殺技お披露目やクモジャキーと生徒会長の対決に見せ場を取られ、ろくに活躍できないうちに倒されてしまう。
こころの花はすみれ、花言葉は『謙虚』、こころの種はパープル

 照明のデザトリアン:第16話に登場。私立明堂学園演劇部高岸あずさのこころの花と照明器具から作られた。
格闘戦は比較的得意なようでキュアマリンとはほぼ互角に渡り合った、頭部のレンズからはプリキュアを簡単に吹き飛ばすほどのビームを放つが鏡面によって反射され、デザトリアン→プリキュア→コブラージャ→デザトリアンの順で反射され自滅した。さりげなくブロッサムのおしりパンチを食らっている。
こころの花はブーゲンビリア、花言葉は『情熱』、こころの種は薄いピンク

へらのデザトリアン:第17話に登場。和菓子『はらの』の3代目原野正広のこころの花と調理器具のへらから作られた。
両手の先端についた餡による散弾攻撃と前掛けによる突風攻撃のコンボでプリキュアを封じ込めたものの、ブロッサムの説得に心を動かされ攻撃の手を緩めてしまう。その後の格闘戦で月影ゆりの半分に欠けたプリキュアの種による力で吹き飛ばされた隙に倒される。
こころの花はツツジ、花言葉は『情熱』、こころの種は薄いピンク

インクボトルのデザトリアン:第18話に登場。私立明堂学園2年番ケンジのこころの花とインクボトルから作られた。
お出まし早々側にいたクモジャキーを掴み、インクに頭から浸しペン代わりに武器として振り回した。(当のクモジャキーは「俺を筆にするとはなかなかやるぜよ」と冷静である。)必殺技はクモジャキーから放たれる『ビッグバンクモジャキースペシャル』
また両手がペンと定規に変形する。・・・ペン持ってるじゃん
こころの花はハナミヅキ、花言葉は『私の思いを受け入れて』、こころの種は薄いピンク

案山子のデザトリアン:第19話に登場。堀内アキのこころの花と畑に立てられた案山子から作られた。過去のデザトリアンと比べ非常に大きな体を持ちながら、スピードは二人のプリキュアにレッドのこころの種(スピードアップ)を使わせるほど。
スピードアップしたプリキュアにこそ追いつけないものの、ブロッサム発案の「お目々ぐるぐる大作戦」でプリキュアの方が先に目を回した隙を突き、藁を針のように飛ばしプリキュアの動きを封じ込めた。えりかの父、来海流之助の説得と彼が昔撮った堀内一家の写真で心を動かされた隙に倒された。こころの花は蜜柑、花言葉は『花嫁の喜び』、こころの種はオレンジ

マネキンのデザトリアン:第20話に登場。露木かりんのこころの花とマネキン人形から作られた。特殊な能力や武器こそ持っていないものの、来海ももかへの嫉妬心?からか異常なまでの攻撃性を表した、樹木を片手で引き抜くほどのパワーを持つが二人のプリキュアの攻撃には手も足も出ず、クモジャキーとコブラージャの援護も第3の妖精ポプリによって跳ね返されたあげくキュアマリンによって倒された。こころの花はブロワリア、花言葉は『貴方は魅力に富んでいる』、こころの種はパープル

お化けのデザトリアン:第21話に登場。つぼみとえりかの担任、鶴崎先生のこころの花と妖精たちが変装に使っていた黒ずくめの衣装から作られた。濃霧で視界を遮り、霧の中に消え攻撃をかわし、何本もの腕による伸縮自在の格闘戦繰り出し、無数の火の玉による攻撃を放ち、自身が巨大な火の玉となり第3の妖精ポプリのシールドすら相殺するなど数あるデザトリアンの中でも多彩な能力を持つ。ポプリのシールドを破壊した際の隙を突かれ倒された。こころの花はシャクナゲ、花言葉は『威厳』、こころの種は薄いピンク

ゴーヤのデザトリアン:第22話に登場。園芸部部長、水島アヤのこころの花とゴーヤから作られた。
つるのような腕をムチのように振るって暴れまわったがたいした見せ場も無くキュアマリンによって倒される。
こころの花はサザンカ、花言葉は『ひたむきな愛』、こころの種はレッド

車椅子のデザトリアン:第23～24話に登場。明堂院さつきのこころの花と車椅子から作られたと思われる。
過去最強のデザトリアン、頭部側面のタイヤで手足を使わず90度近い斜面を駆け回るほか、明堂院流の武術に加え高い身体能力とパワーから繰り出される攻撃はブロッサム、マリンを圧倒し、デザトリアンの記念すべき初勝利になると思われたが突如現れた第三のプリキュアにして同じく明堂院流を扱うキュアサンシャインの前になすすべもなく倒された。
こころの花はカモミール、花言葉は『苦難に耐える』、こころの種はホワイト

水筒のデザトリアン:第26話に登場。私立明堂学園2年沢井なおみのこころの花と水筒から作られた。
長くしなやかなベルトの腕を使った格闘戦を得意とするほか、頭頂部のボタンを押すことで口から熱いお茶を発射する。
キュアサンシャインの説得で出来た隙を突かれ倒された。
こころの花は苺の花、花言葉は『尊敬と愛』、こころの種はレッド

オルゴールのデザトリアン:第27話に登場。つぼみの幼馴染、中野みつるのこころの花とつぼみが祖母から譲り受けた祖父のオルゴールから作られた。容姿こそ全デザトリアン中、一二を争うほどシンプルだが蓋を開けてみれば多弾頭ミサイルに打ち上げ花火型ロケット、そしてキュアマリンをも爆睡させる催眠オルゴールと多様な攻撃を見せた。キャアサンシャインの「プリキュア・ゴールドフォルテバースト」を受けた隙にキュアブロッサムによって倒される。
こころの花はラベンダー、花言葉は『私は待っています』、こころの種はパープル

 

デザトリアン軍団:第28話に登場。夏休みの宿題が終わっていない子供達と筆記用具などから作られた。
一体一体には特別な能力も無く、強さもスナッキーよりは強そうなものから小さすぎて相手にもならない程度。圧倒的な数による物量にまかせた攻撃はキュアマリンが夏バテで弱体化してたこともありプリキュア達を苦戦させた。
　
合体デザトリアン:窮地に陥ったデザトリアン軍団の合体した大型のデザトリアン。右腕のキャノン砲によりブロッサム、サンシャインをダウンさせたが、マゼンタのこころの種で強化されたキュアマリンの攻撃を受けた隙に3人のプリキュアの必殺技を続けざまに受けて倒された。

自転車のデザトリアン:第29話に登場。私立明堂学園中等部２年林ゆうきのこころの花と自転車から作られた。
大型のデザトリアン、車輪と同時に腕部を回転させる攻防一体の攻撃でブロッサム・マリンの攻撃を寄せ付けず、パワーを見せつけるがが最後はサンシャイン、ブロッサムの必殺技によって倒された
こころの花は菜の花、花言葉は『元気いっぱい』、こころの種はイエロー

電柱のデザトリアン:第30話に登場。はるかの母親のこころの花と電柱から作られた。その巨体に見合うパワーと頑丈さだけでなく、驚異的な跳躍力と四つん這いでの高速移動を兼ね備え、目から破壊光線も放つ万能型のデザトリアン。腕をハンマーのように変化させ3人のプリキュアを押しつぶそうとしたが、妖精ポプリの力を借りたプリキュアインパクトによって砕け散り、キュアサンシャインによって倒された。
こころの花はバーベナ、花言葉は『家族の幸福』、こころの種はパープル

クローラクレーンのデザトリアン:第31話に登場。番組開始早々プリキュアと戦闘を繰り広げるがブロッサムの問いかけで簡単に動きを止め、ブロッサム、マリンによる「フォルテッシモ」にまで略された必殺技で倒された。
脚部に無限軌道が見られることからクローラクレーンが元になった物と思われる。

　

ノートPCのデザトリアン:第31話に登場。私立明堂学園高等部2年1組才谷秀雄のこころの花とノートPCから作られた。ブロッサムの言葉によってひるんだ際、サソリーナによって新装備「ダークブレスレット」によるパワーアップを施される。
キュアサンシャインのバリアを破壊しCD-ROMのようなの円盤を飛ばす攻撃を得意とするほか、高度な演算能力で迎撃体制を弾き出しプリキュアの攻撃を寄せ付けず。そのうえ絶対に逃げられない攻撃まで計算で導き出し3人のプリキュアを捕らえたものの気合で逃れられ、3人の新必殺技『プリキュアシャイニングフォルテッシモ』によって倒される。こころの花はほうれん草、花言葉は『活力』、こころの種はグリーン

かつてキュアムーンライトに倒されたデザトリアン:第33話に登場。キュアムーンライトが一人、砂漠の使徒との戦いを繰り広げていたころに倒したデザトリアン。デザインが簡素、その他一切不明。

　

映写機のデザトリアン:第35話に登場。私立明堂学園2年 映画研究部の杉山ごうのこころの花と映写機から作られた。
顔面からは(命中精度にやや難のある)赤黒い散弾を放つほか、フィルムの拳を回転させて攻撃する。
クモジャキーによりダーク化されるがキュアムーンライトのスピードに付いていけず、あっさり倒されてしまった。
こころの花はキキョウ、花言葉は『変わらぬ愛』、こころの種はブルー

　

マイクとスピーカーのデザトリアン:第36話に登場。私立明堂学園　軽音楽部の池田彩と工藤真由のこころの花とマイク・スピーカーから作られた、ダークブレスレットの力を借り二人分のこころの花で作られたデザトリアン。マイクで歌いその音色を音符の爆弾に変え攻撃する。プリキュア達に説得されそうになった所をコブラージャによってダーク化される。
赤黒くより強力になった音符を飛ばすほか、巨大な「へ音記号」型の巨大なエネルギー体でプリキュア達を押しつぶそうとするがサンフラワー・イージスによって跳ね返されマイクを断線、攻撃手段を失ったところを倒された。
こころの花はアスター、花言葉は『信じる心』、こころの種はレッドが二つ

丸型ポストのデザトリアン:第40話に登場。番組開始早々、サソリーナによってダーク化した状態でプリキュアと戦闘を繰り広げるが
適当に痛めつけられたあげくムーンライトの「シルバーフォルテウェイブ」で倒された。
余談だが丸型ポストは現在、一部地を除きほとんど設置されていないためそれを模した貯金箱などが元になった可能性も捨てきれない。

　

校舎のデザトリアン:第40話に登場。私立明堂学園生徒会副会長佐藤一二三のこころの花と明堂院学園の校舎から作られた。
劇中最大のデザトリアン、サソリーナによってダークブレスレット3つ分によるダーク化を施された。拳から散弾のような怪光線を放つほかその圧倒的なパワーによりプリキュアを追い詰めるが、3つ分のダークブレスレットの力にサソリーナの体が耐えられなくなった所を『プリキュアハートキャッチオーケストラ』で倒される。こころの種はイエロー

　

ハンドパペットのデザトリアン:第41話に登場。志久るみ、はるか等が通う幼稚園の担任ノリコ先生のこころの花と人形劇で使ったハンドパペットから作られた。園児達のノリコ先生を思う気持ちに一度は戦意を喪失するもののクモジャキーによってダーク化される。
爪が肥大しパワー、スピード共に隙の無いデザトリアンだが口から吸い込んだ息で突風を起こす攻撃を放つ際に防御が緩むため、その隙を突かれ倒された。こころの花は紅花、花言葉は『包容力』、こころの種はオレンジ

 

ラブレターのデザトリアン:第42話に登場。月影ゆりに思いを寄せる少年ハヤトのこころの花とラブレターから作られた。手や口の辺りから大量の紙ふぶきを飛ばし相手を寄せ付けない攻撃を得意とする。コブラージャによってダーク化され赤黒いオーラをまとった便箋から衝撃波を放ち、強化された両腕でプリキュア達を押しつぶそうとするがコブラージャ自身の心の隙を突かれ倒された。
こころの花はさくらんぼ、花言葉は『小さな恋人』、こころの種は薄いピンク

 

剣のデザトリアン:第43話に登場。カスミとクモジャキーの剣から作られた。剣を武器とし大地を割るほどの力を持つほか、目からは怪光線を放つ。ブロッサムの説得によって戦意を失ったところクモジャキーによってダーク化され、さらに鋭利な剣と盾を手に入れる。
クモジャキーが修行の成果を見せようと『プリキュアハートキャッチオーケストラ』の拳を剣で受け止めようしたところ、フェイントのビーム?攻撃を受け倒された。
こころの花はすずらん、花言葉は『幸福の訪れ』、こころの種はホワイト

　

雪だるまのデザトリアン:第44話に登場、クリスマスケーキ売りの孤独な青年のこころの花と置物の雪だるまから作られた。
体から雪球を散弾のように飛ばし市街地を破壊して周った、ブロッサム・マリンによる『石破ラブラブ天驚拳プリキュア・クリスマスインパクト』で倒されそうになったところ、クモジャキーとコブラージャの二人によるダーク化が施された。
幹部二人分のダーク化だけあって一つ一つの技の威力が高く、口から放たれる雪交じりの突風『大吹雪』を得意とするほか、体を雪のように分解し風に乗せ、竜巻のように飛行が可能。
右腕から放たれる風と全身から飛び出たトゲでプリキュア達を氷漬けにするなど一度はプリキュア達を全滅に追い詰めたが、
コブラージャの余計な美学で寄道をしたところ突如復活したキュアフラワーによってこてんぱんにされた挙句、
キュアフラワーの手により助けられたプリキュア達の『プリキュアハートキャッチオーケストラ』によって倒された。

オベリスクのデザトリアン:映画ハートキャッチプリキュア！花の都でファッションショー・・・ですか！？に登場。
白いマフラーの少年オリヴィエのこころの花とオベリスクから作られた。
全高23～30メートル前後(元となった物から推定)伸縮自在の腕による攻撃を得意とするほか、オベリスクのあるコンコルド広場から2km離れた凱旋門までキュアブロッサムを投擲するパワーとそれが落下する前に追従するスピードを兼ね備える。
こころの花はキンモクセイ、花言葉は『謙遜、真実、変わらぬ魅力』
※オベリスク:古代エジプトで建てられた記念碑、今回舞台となったフランス・パリのコンコルド広場に置かれた物はエジプトのルクソール神殿から運ばれた『クレオパトラの針』

マイクのデザトリアン:ハートキャッチプリキュア!ショーに登場。司会のお姉さんのドライフラワーこころの花とマイクから作り出された。軽快な音楽に乗ったダンス攻撃をスナッキーと共に繰り広げプリキュアを苦しめた。自らの行いでイベントやダンスがお終いになってしまうことに傷心し暴走したが、ブロッサム・マリン・（後半はサンシャインも登場）によるEDダンスにつられて踊り静められ、ブロッサムとの格闘戦の末倒された。珍しくタクトによる物理的な攻撃をみぞおちなどに食らった、よい子は絶対に真似をしてはいけない。
こころの花はクチナシ、花言葉は『喜びを運ぶ』

 

 

スナッキー

 　

砂漠の使徒の三幹部の手下、いわゆる雑魚、戦闘員、小間使いである。背丈は女子中学生と同じくらい。ふとっちょ、小柄、細長い、四角いなど体型は様々。戦闘能力は一般人でも格闘技の心得がある者なら難なく?倒せる程度だが、非常にタフで数で攻められたりデザトリアンとの連携を仕掛けてこられると非情に厄介な存在になる。
体は砂を詰めた袋のようになっており穴が開くと中から砂がこぼれ落ちる、修復は容易で漏斗で砂を詰めなおし、テープで塞ぐだけで済む。

三幹部によって扱いに差が出る傾向があり、サソリーナの場合は純粋に戦闘員として、コブラージャの場合は身の回りの世話係として、クモジャキーの場合は特訓の相手として扱われることが多い。
またプリキュアの討伐を渋るコブラージャをおだててその気にさせるなど、ある程度の知性を持ち合わせているようだ。
猿のように喋るが砂漠の使徒の三幹部には通じているらしい。「キキッキキーッ」(CV:堀井茶渡、岩崎了、小嶋一成)

スナッキー(コウモリ型):映画ハートキャッチプリキュア！花の都でファッションショー・・・ですか！？に登場。
サラマンダー男爵の率いるスナッキー、通常のスナッキーの頭部に羽を生やした程度の大きさで飛行能力を持ち、口から火球を放つ。

ボスナッキー

 

第39話に登場。スナッキー軍団を指揮するリーダー的存在。通常のスナッキーより大きく(人間のプロレスラーくらいの身長、体格)額に赤いマークがある。スナッキーだけでもプリキュアを倒せることを証明するため、スナッキー軍団を従え独断で出撃した。マリンタクトを奪うがプリキュアのようには扱えず、キュアマリンのブルーフォルテウェーブによって浄化され、真っ白な体で他のスナッキー達と共に逃げていった。
その後砂漠の使徒の本拠地、惑星城にて浄化された白い個体と通常の個体の２体が確認されている。(CV:不明)

デザートデビル

第37、38話に登場。惑星城より放たれた砂漠の種から生まれた怪物、デザトリアンと異なり人のこころの花を必要としない。数十メートルの巨体を持つ。目から大地を砂漠化させる怪光線を放ち、6本の蛇のような頭からは熱線を放つ
スーパーシルエットの力を手にした4人のプリキュアの必殺技『プリキュアハートキャッチオーケストラ』で倒される。
物語終盤では大量に投入され地球を砂漠の星へと変えた。(CV:星野貴紀)

こころの花 

人々の心の内に秘められている花、花の種類はその人の心のありようで決まる傾向にある。(家族愛の深い者はそれを花言葉とするサルビアなど)悩み等を抱え、負の感情を抱くようになると次第に枯れ始める。

砂漠の使徒らは枯れかけたこころの花を取り出しデザトリアンを生み出すことができ、取り出されたこころの花は結晶体となり、持ち主の人間はその肉体を水晶の中に閉じ込められてしまう。
デザトリアンとして活動する間にもこころの花は枯れていき完全に枯れると人としての姿に戻せなくなってしまう。
プリキュアの技でハートキャッチすることでデザトリアンから取り出すことが可能。枯れかけた部分も元に戻るようでこころの花の持ち主の心にも良い影響を与えるようだ。

また、デザトリアンを倒すと手に入るこころの種の色はこころの花の結晶体と同じ色のものとなる傾向にある。

こころの種

こころの種←の項目を参照。

関連動画

本編映像を使うと消されます。

関連項目

• ハートキャッチプリキュア!
• ハートキャッチプリキュア!の登場人物一覧
• 砂漠の使徒
• こころの種
• 金田朋子
• 金朋地獄