デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ 単語

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デジタルデビルストーリーメガミテンセイツー

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デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱは1990年4月6日に発売されたファミコンゲームソフトである。
(販売:ナムコ開発アトラス

カルト人気を誇るRPG女神転生シリーズの2作

真・女神転生Ⅱ」とは別の作品である。混同をさけるためFC版の女神転生Ⅱなどといった呼び方が使われる。

概要

物語

未来、最終核戦争により壊滅し悪魔に支配された東京舞台とする。
主人公らは核シェルターからスタートし、「の使い」に導かれるまま、悪魔たちに立ち向かう。後半は魔界へ。

シリーズ内の位置づけ

前作「デジタル・デビル物語 女神転生」にて中島子が大魔王ルシファーを倒してから数十年後という設定をもつが、キャラクターなどのつながりは極めて少ない。
女神転生シリーズの原として世界観、戦闘システムなどがのちのシリーズに継承されることとなる。詳しくは後述。

世界観

前作ではシステム面のみであった悪魔との会話・共闘を行うという内容から一歩踏み込み、善悪論をえて人間としてのあり方を問うストーリーとなっている。

なお、通常の魔物以外にも天使狂人など登場するが、これらを含めた敵キャラ全般を『悪魔』と総称する。

本作の特徴

登場人物

主人公・・・名前変更可。悪魔召喚プログラム使用者

少女・・・・名前変更可。序盤で加入。

友人・・・・名前変更可。初期メンバー何か勝手についてくる。

カエル・・・名前変更不可。

近未来

音楽や敵キャラなどサイバーメタルな雰囲気が濃い。カジノもある。

2Dマップの登場

基本は3Dダンジョン探索だが、東京全域として2Dマップが登場。

ただし本作のセーブポイントは2Dマップ上に存在するのが特徴。

他のRPGでは地上から開始~ダンジョン~地上へ帰還という流れでも何ら不自然ではないが、

ダンジョンに始まりダンジョンに戻るのが基本という、女神転生シリーズがもつ閉塞的な雰囲気が乏しい。

サウンド

作曲担当は前作より引き続き、増子司

特にロック調の通常戦闘曲などがROMに搭載されたカスタムを生かし評価が高い。
ラスボス曲(戦 -OMEGA-)には長短2つのバージョンがあるが、知らない人も多いかも。

また、攻撃時の武器により効果音が異なり、の種類によってもさまざまなものを用意するなどのこだわりがみられる。

難易度

状態異常を伴う全体攻撃や即死攻撃ザコボス問わず乱れ飛ぶクリティカルヒットなど、戦闘バランスはきつめ。逃げる」を重視して速さにパラメータを割り振るプレイヤーも出るほど。

ゲームオーバーになった場合、所持半額を差し出すことで復活。(ドラクエ方式。シリーズの後の作品とは異なる。)

そのほか、ストーリーを進める上で最低限必要な情報も不足しがち。

成長しない仲魔

前作同様、仲魔にはレベルアップなどの成長要素がない。合体!どんどん合体! 

隠しパラメータ 魅力

悪魔との交渉時に。低いとをかけただけで「きゃー」と言って逃げられることも。

ショップでの売却時の額にもするため、魅UP用のセクシーな防具を持ち歩くのが紳士のたしなみ。

女神転生シリーズの原型

シリーズの基本部分の多くがこの作品において確立され、次作「真・女神転生」以降に継承されていく。というか前作から何もかも変えすぎ。

な点を挙げる。

世界観

中二病 ~人が人として生きるために~

主人公およびメンバー名前が可になった。

魔王を巻き込んだ壮大な世界へ話は飛び、終盤はマルチストーリーマルチエンディングである。

魔都 東京

帝都物語」の世界観が混入。将門も出るよ。

メシア教・ガイア教(本作ではディーバ教)が登場。

悪魔絵師 金子一馬

本作より金子一馬が原画を担当。悪魔デザインなどが緻密になった。

ただし、本作のジャックフロストヒーホーではない。絵師暴走本領発揮し始めるのは次作以降である。

閣下

本作より登場。前作のダイマウルシファーはどう見ても別人です。

ピクシー

ピクシーたんかわいいピクシーたん。

戦闘システム

属性相性の強化

通常攻撃のダメージを反射する敵(一つ目の象さんがその徴)に痛いに遭わされるのは後のシリーズで恒例となった。

魔法体系の一新

前作の魔法体系をごっそり投げ捨てて新規構築している。次作以降で名称の整理統合はあるものの、本作で体系化された内容が原となっている。

即死魔法(ムド系)が登場。また、タルカジャ重ねがけがボス戦での有効戦術となった。

武器防具

剣、2種類の攻撃方法が登場。防具に属性相性が付加され、バランスを考えた選択が必要となった。

ちなみに本作では「マスク」「マント」まで存在するため、最大6つの防具を装備できる。

オニマーク

戦闘画面上部に敵の数だけ人マークが並び、それぞれの状態(瀕死やバッドステータス)を姿勢や色で示す。戦闘中はここだけ見てればOK。

合体システム

種族+レベルによる合体システムに変化。ただし、本作ではLight+Neutral の合体結果は「精霊」が占めるなど、2身合体での有効な合体パターンは少ない。

精霊を使用したランクアップ合体も登場。

3身合体が登場。魔神など上位種族を作る上で必須。

備考

SFC版「真・女神転生」もしくは「真・女神転生Ⅱ」の都市伝説として有名な「すぐにけせ」画面であるが、実は本作が話題の出所であるらしく、開発者からも開発時にそういった隠し要素が仕込まれていたexitことが明かされている。
残念ながら発売までには削除されてしまっているようだが、もしかしたらデータの残骸が残っており、それがバグなどにより本来の実装とは違う状況で発生していた可性も否定できない。

リメイク作品(スーパーファミコン版 旧約・女神転生)

1995年ファミコン女神転生I・IIカップリングリメイクされた。

追加悪魔マップの見直しなどの一方で音楽面での劣化摘される。(前述のカスタムいため。仕方ないね

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プレイ動画(未完~中盤まで)

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