デスクトップアーミーとは、メガハウスが提供する可動フィギュア、およびそれを原点としたメディアミックス作品である。略称はDTA、デスアーミー。
A.I.Doll-phone、通称D-phoneと呼ばれる携帯秘書を主軸に展開。携帯電話と同様に様々な機種・キャリアが存在し、人々の生活をサポートしている(ロックマンエグゼでいうナビのようなもの、といえばわかる人はいるかもしれない)。多機能装甲(アプリケーションアーマー)と呼ばれる機能により、物質を具現化して出力することができる。
8時59分60秒―うるう秒のその瞬間、世界から忽然と人類が消失してしまう。「修正の一秒」と呼ばれるこの事件の後、残されたD-phoneたちは各々に行動を開始する。あるものは消えた人間を探し続け、あるものは自身の仕事を継続し、あるものは戦いを続けるのだった―。
商品コンセプトは「美少女×武装+集めやすいサイズ」。商品は全長8cmほどの可動フィギュア。本体各所に設けられたハードポイントに付属の武器を装着し、自由に武装することができる。いわゆる買ってみるまで何が入っているかわからないブラインド商品で、完成済み素体一体と一部塗装済みの武装のセットが付属。武装はプラモデル同様のランナー状態なので、ニッパーなどを用意する必要がある。
この価格帯のフィギュア・食玩ではよくあることだが、コストや製造の関係上色が違う箇所や未塗装箇所、肉抜き穴などが存在する。プラモデル同様に塗料やパテで補修することが可能だが、素材にABSが多用されているため注意が必要。ちなみにノベライズ担当の手島氏はシルフィーを改造して長靴小隊の4人を自作していたりする。
また、後述のイベントではリペイント講座が開催されたりするので、興味がある人はぜひ。
公式HPにて、商品の3Dデータを無料ダウンロードできる。HP記載のガイドライン・ライセンスに違反しない範囲での二次利用が許可されている。が、種類はそれほど多くない。当初予定より商品数が多くサービスが追いついていない、コラボなどで権利関係がややこしいなど考えられるが理由は不明。
ライトノベルが展開(全3巻)している他、電撃ホビーウェブでは商品紹介コーナーを持つなど、割と幅広く展開している。
2018年4月1日にはアニメ化が発表...というのはエイプリルフールネタであった。
コトブキヤのプラモデル「フレームアームズ・ガール(FA:G)」や人気スマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」とのコラボを実施し、これらのキャラクターをD-phoneとしてリデザインした商品を展開している。もともとのデザインを程よくデフォルメするのはさすがの一言。なお、あくまで他作品をモチーフとしたD-phone(所謂ディズニーデザインのスマホみたいなもの)なので、上述の重い世界観を共有している。
また、FA:Gとは相互コラボを実施しており、FA:Gサイズのシルフィーの商品化が決定している。FA:Gといっても頭身はD-phone準拠なので、まるで大きいぬいぐるみのようである。
コラボしているわけではないが、コトブキヤのプラモデル「ヘキサギア」と組み合わせて飾られることが多い。イベントのメガホビブースやコトブキヤショップでは堂々と飾られていたりする。公式ブログでも一緒に遊ぼうと宣伝されている。実際、サイズがピッタリなので相性は良い。
というかメガハウスはバンダイグループなのだが、そのライバルの一つともいえるコトブキヤと仲良くできるメガハウスのパイプはどうなっているのか。
メガホビなど、定期的に開催されるイベントにて商品発表や限定品販売を行っている。また、イベントによっては試遊会も行われたりするので、興味がある人は実際に触ってみるのもいいだろう。
2018年5月25日17:00より、新商品フレアシリーズ発売に向けたクラウドファンディングが開始。目標金額は13,000,000円、開催期間は66日間。最安(540円)のポストカードコースから、素体1体+武装6種+32P設定資料のデラックスコースまで値段に応じた複数のコースに応募できる。
...のだが、開始からわずか10分で200名限定コースが売り切れたのを皮切りに、2時間でサポーターが1000人を突破、その勢いのまま6時間で目標達成。達成時点でのサポーターは1600人を超えるという快挙となった。達成後もまだまだ支援は続き、開始から24時間で19,000,000円を超える金額と2400人を超えるサポーターが集結。開始から4日弱で達成率200%、サポーターは3200人近くにまで上る事態となった。予想以上のサポートに伴い、リターン達成率100%ごとにストレッチゴールとしてリターンが追加された。
なお、翌日のメガホビEXPO 2018 Springではヴォルバーティンガー&マーチヘア試作お披露目とクラウドファンディングの告知が行われたが、告知パネルには「目標達成」というあまりの人気ぶりに急いで印刷した感満載の張り紙が張られることとなった。
詳しくは→https://www.makuake.com/project/dta-cf01/
その後は投資スピードも落ち着き地道に増えていったが、ラスト1週間を切ったあたりから再加速。最終日の前日である7/29(偶然にもワンフェス夏と同日である)に400%を超えたかと思いきや、最終日7/30締め切り時間18:00まで勢いは止まらず、終了時点での集計は487%。その後も集計は続けられ、三時間後の21:00過ぎには500%突破、7400人近いサポートによる合計65,310,748円の投資という快挙を達成した。
正式名称A.I.Doll-phone。20XX年に極東の島国で開発された人型携帯端末。人工知能により、人々の生活をより高度で豊かなものへと導く移動体通信システム。センチネル・グローリーとドラグーンの二大キャリアを中心に、世界中に普及した。
キャリア:センチネル・グローリー
メーカー:プレイデン・エレクトロニクス
風の精霊を表すSHIPHの名を冠するD-phone。軽量でしなやかなボディ、高い拡張性、圧倒的な通信速度が人気。
ネコ耳を模した頭部アンテナなど、猫をモチーフにデザインされている。その影響かやや気分屋な性格。
担当デザイナーは過去に武装神姫を担当したBLADE氏。緑髪の猫少女に既視感を覚える人も多いとか。
淡いオレンジ色が綺麗な「シルフィー」のテストタイプ。市場に出回っていないためかなりレアな機体。通常のシルフィーよりも運動性能の規制が緩く、管理者権限によるアプリの二重使用などもできるため、かなり性能が高い。
デザイン画には上記6つの武装パターンが存在するが、実際にイベント販売されたのはストライカー、インターセプター、スカウト、ランチャーの4種のみ。
氷のような印象を与える水色のシルフィー。極寒の観測地など過酷な寒冷地での使用を想定し、二重断熱構造が施されている。そのため、かなり頑丈な反面、内部に熱がこもりがち。低下した機動性はライドガンナーでカバーする。
後述の小説版より、長靴小隊メンバーが商品化。素体のみだが初回特典として新規武器が付属し、6種類組み合わせることでマナックルファイアホイールⅡ(セカンド)が完成する。
キャリア:センチネル・グローリー
メーカー:ハウンドグリード
シルフィーのライセンスアウトフレームを元に開発されたアウトドア用D-phone。それ故にシルフィーよりも若干性能が上。内部構造が強化されており、頑丈さに提供がある。
シルフィーシリーズと対照的に、犬をモチーフとしたデザイン・ネーミングがされている。ちなみに、元々は犬ではなくファンタジー系モンスターをモチーフにしようとしており、エルフ耳や単眼のようなバイザーなどところどころにその名残が見られる。
担当デザイナーはたにめそ氏。
警察無線として利用されていたクロムで、カラーリングがパトカーのようなモノクロに変更されている他、パトライトも追加されている。
デザイン画では上記6つの武装パターンが存在するが、実際にイベント販売されたのはグレイのみ。モノクロなグレイとは洒落が効いている。
端末間での情報共有能力に特化した社内向けPDAタイプのD-phone。アルファベットウェポンシステムの採用によりアプリの着脱機構が均一化され、A~Zのコンポジットウェポン軍の組み合わせにより様々な戦況に対応可能。ウェポンの組み合わせパターンによって武装の名称が決まる(A+I+R=ディフェンダーなど)。
キャリア:センチネル・グローリー
メーカー:ワイズ・トライスクエア
キャリア:センチネル・グローリー
メーカー:ワイズ・トライスクエア
キャリア:フリーライズ
メーカー:KTウェポンディーラー ファクトリー・アドバンス コトブキヤ
コトブキヤが提供する美少女プラモデル”フレームアームズ・ガール”シリーズとの相互コラボレーション。
デスクトップアーミーでもその拡張性の高さは健在。本体デザインはスカートが省略されたほか、髪型はショートだけでなくポニーテールが追加されるなど本家FA:Gにはなかった追加要素がある。また、腰に稼働軸が追加された。
付属武装はコトブキヤユーザーにはおなじみのエクステンドアームズやM.S.Gを小型化したもの。初回特典のみボーナスパーツが付属。三種類すべてのボーナスパーツを組み立てるとハンドガトリングガンが完成する。
轟雷に続き、FA:Gからイノセンティアがコラボ。最終話ラストしか出ていないのにスチ子やバーゼを差し置いて商品化とは恐れ入った。これまでのシリーズとは異なり、カラーバリエーションがラインナップされている。武装はM.S.Gがラインナップされており、全て装備することで強襲揚陸装備が完成する。
FA:Gに続くコラボ企画。類似点の多いFA:Gはともかくこのコラボを誰が予想しただろうか...。
BLADE氏によってデスクトップアーミー風にリデザインされているが、ちゃんと膨らみはあるのでご安心を。
ちなみに、スマホアプリ「FGO」のプリインストールモデルという設定。”修正の1秒”の際にアーカイブからの情報の逆流を受け、サーヴァントの容姿を模した状態で限界、記憶と人格もFGOの英霊として上書きされている。つまり彼女たちは人類のいない世界で先輩/マスター、そして人理のために奔走していくのである。コラボなんだから加減しろ。
...エリちゃんは?
FA:Gからバーゼラルドがコラボ。武装はおなじみのバーゼからさらに細分化しており、組み合わせることでフル装備にできる。
メーカー:?
電撃デスクトップアーミー通信のナビゲートキャラクターでおなじみのフレアを商品化。電ホビ、建機、ウサギ、フレアとTRシリーズな匂いがするが気のせいである。商品化に伴い6種類の武装が公開された。あまりにボリュームのある武装のためか、現在クラウドファンディングにてサポーターを募集中!!
さらに6種の武装を組み合わせることで、大型パワードスーツとビークルに組み替え可能。かわいい女の子ロボを核とした巨大ロボってやっぱりこれTR計画なんじゃ...。
人のいなくなった世界で、シルフィーの少女マナたち長靴小隊を中心に冒険が繰り広げられる。
全3巻。
マナ、サリサ、リン、そしてフィーネの4機のシルフィー型からなる小隊。旧名称0305小隊。一度も試合を行っていなかったため初期登録名のままだったが、見かねたアイゼンによって名付けられた。
電撃ホビーウェブにて連載されている電撃デスクトップアーミー通信No.0018から登場するオリジナルD-Phone。デスクトップアーミーの商品についてや、イベント、遊び方など最新情報をお届けする。デザイナーは電ホビ購読者にはおなじみ、メダロットやA.O.Zデザインなどを手掛ける藤岡建機氏。
デスクトップアーミー公式サイト
http://dt-a.jp/
【フレア計画実現企画】目標1000機の大型パワードスーツを配備しよう!
https://www.makuake.com/project/dta-cf01/
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最終更新:2024/04/20(土) 09:00
最終更新:2024/04/20(土) 09:00
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