デスルーラとは、ゲームの仕様を利用して、わざと死亡することで素早く目的地に移動するテクニックである。
主にタイムアタックや制限プレイ動画で見られる用語である。元々はドラゴンクエストの制限プレイの用語。
ルーラとはドラクエシリーズに出てくる行ったことがある町に一瞬で戻ることができる呪文である。ドラクエシリーズでは旅の最中に全滅しても所持金が減るだけで、途中手に入れたアイテムはそのまま手元に残る。この仕様を利用し、ボス撃破・アイテム入手などの目的を果たした後、わざと全滅する事によって町まですぐ帰還する方法をデスルーラと呼ぶ。同義語にデスリレミトがある。尚、リレミトはダンジョンから脱出する呪文である。
こちらも単にダンジョンから脱出するためのリレミト的な場合と、イベント等で前の町に戻らなければならない場面で一気に長距離を戻るルーラ的な場合があるが、あまり区別されることはない。
ドラゴンクエストに限らず、死ぬとイベントの進行はそのままで一定場所に戻る処理がされるゲームであれば使用される。普通のプレイで使用する例は希有であるが、TASや一部のRTAでは良く使用されている。
逆にFFシリーズでは、全滅したらFF6とFF11を除きやり直しとなる為、「帰るまでが遠足」等と言われたりする。FF6に関しては、キャラの強さのみ維持で前回セーブした状況に戻ると言う特殊状況の為この目的で使われる事は無い。
同様に、ゲームオーバーすると最後にセーブした状態からやり直しになるタイプのゲームでは使用できない。
一方FF11では、戦闘不能になると自宅(ホームポイント)へ帰還できるようになるので同様の目的で使われる事がある。ただし、戦闘不能に与えられる罰則(デスペナルティ)は少なからずあるため、デスペナルティが免除・低減されるような場合を除いてあまり使われない。
一例を挙げると、忍者のアビリティ「微塵がくれ」がある。このアビリティはダメージを与える代償に戦闘不能になるのだが、その際デスペナルティが無いことから忍者限定の帰還手段として重宝されている。
近年では帰還用アイテムの低価格化・各マップ間のワープサービス充足などによって移動・帰還手段に困らない状況となっている。そのため、この手段が使われることは更に少なくなっている。
ゲームオーバーになることでイベントの進行をそのままに長距離を移動するというもの以外でも、死亡処理の例外的性質を利用して高速移動するような類似のテクニックがデスルーラと呼ばれることがある。
ドラクエではないが、非常に効率的なデスルーラの使用が行われている動画なのでここで紹介する。
掲示板
76 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 10:29:47 ID: MeL3MmeG4v
>>75補足
なお、ウィザードリィは伝統として普通にデスした場合「デスしてもルーラが発生しない」だけでなく、
「セーブしたところからデータ丸ごとゲームやり直し」すら発生せず、
全滅したダンジョン内の現場にPTメンバーの遺体が取り残されたままゲームデータ続行となる。
・そこからプレイを続けたければ新たにPTキャラを作るしかない
・全滅PTを救いたければその新造キャラで「全滅PTの回収チーム」を組織して全滅現場まで行き、回収対象キャラの遺体を回収班のPTに加入させて拾い、蘇生処置をとるしかない
・しかもあまりにも長い事回収しないまま全滅PTをダンジョンに放置していると全滅PTの装備品がいくらかなくなってたりする
・あまりにもひどい場合には全滅PTの人員そのものがロストしてたりする
77 ななしのよっしん
2023/02/07(火) 22:43:32 ID: LVHBc+96ke
78 ななしのよっしん
2023/11/23(木) 08:41:00 ID: bb/SEEX+rR
FCwiz版だと石の中か上空に放り出されても死亡状態(組成チャンスが2回ある最も軽いデスペナルティ)で城への強制デスルーラというかなり軽く、このテクをwiz3で使えば本来一人しか得られない勲章を複数名取得できる。
なおFC版以外はもれなくロスト(キャラデータ抹消という最も重いデスペナルティ)する。
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最終更新:2024/12/12(木) 14:00
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