海底山脈である「天皇海山列(天皇海山群)」の中に「デトロイト海山」が入っていることから発生したネタ。この山脈に属する山々は、主に天皇の名前を由来として名づけられているが、稀に「デトロイト」などの例外が入る。
他にも「ハンコック海山」や「アボット海山」、「源氏海山(光源氏)」、「ニニギ海山(ニニギノミコト)」、「神功海山(神功皇后)」などの天皇由来ではない海山の名前があるが、デトロイトは他の天皇の中に混ざっている外来語の名であるため、地図などでも注目されやすい。
ちなみに同じように天皇の中に紛れている「ウィネベーゴ(Winnebago)海山」は、認知度が低いためかあまり取り上げられない。
デトロイトの名前は、アメリカ海軍の軽巡洋艦「デトロイト」に由来するようだ。真珠湾攻撃の際に真珠湾に係留されており、多くの作戦に従事して降伏文書調印式にも臨席している。
誰がどのような経緯で命名したのかは不明だが、既に1952年には「デトロイト海山」の名前が確認されている。その後、地球物理学者のロバート・シンクレア・ディーツが東京大学に留学した際に、デトロイト海山が含まれる海底山脈の多くの海山について、天皇の名前になぞらえて1954年に名付けた。
つまり「デトロイト海山」は先に名付けられていたために、天皇の名前にはならなかったと考えられる。
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最終更新:2025/07/09(水) 22:00
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