デビッド・プライス

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デビッド・プライス（David Price、1985年8月26日-）とは、アメリカ合衆国出身の元メジャーリーガー（投手）である。

概要

OB
デビッド・プライス David Price
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	テネシー州
生年月日	1985年8月26日
身長 体重	198cm 102kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2007年MLBドラフト1巡目
引退	2022年
経歴
ブラックマン高校 ヴァンダービルト大学 タンパベイ・レイズ(2008年-2014年) デトロイト・タイガース(2014年-2015年) トロント・ブルージェイズ(2015年) ボストン・レッドソックス(2016年-2019年) ロサンゼルス・ドジャース(2021年-2022年)
メジャーリーガーテンプレート

ブラックマン高校卒業後、ヴァンダービルト大学に進学。3年次には194奪三振とヴァンダービルト大学の学生記録を更新し、ゴールデンスパイク賞とロジャー・クレメンス賞を同時に受賞。2007年MLBドラフトでタンパベイ・レイズから全体1位指名を受け、契約する。

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2008年9月14日にメジャーデビュー。この年は5試合に登板。ポストシーズンでのリーグチャンピオンシップでは最終戦でセーブを挙げ、ワールドシリーズ出場に貢献したが、世界一はならなかった。

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2009年から先発ローテーションに定着し、2010年にはオールスターに選出された。

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2012年は20勝5敗、防御率2.56で自身初のタイトルとなる最優秀防御率、ジャスティン・バーランダーと共に最多勝を受賞。サイ・ヤング賞も獲得した。

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2013年は10勝8敗、防御率3.33と前年より数字を下げた。

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2014年7月31日に三角トレードでデトロイト・タイガースに移籍。271奪三振で、初の最多奪三振のタイトルを獲得した。

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2015年7月にトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した。背番号14。9勝を挙げプレーオフ進出に大きく貢献したが、オフにFAとなった。12月にボストン・レッドソックスと契約した。背番号は24。

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2016年は序盤から不振に陥り、後半戦は持ち直し17勝を挙げたが、防御率は3.99に終わった。

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2017年はWBC出場を辞退。さらにシーズン前に左肘に違和感を覚えたため、開幕を故障者リスト入りで迎えた。7月にも左肘を炎症し、この年は16試合の登板に留まった。

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2018年は30試合に登板し16勝7敗。ポストシーズンではこれまで10戦先発し10敗だったが、ヒューストン・アストロズとの優勝決定シリーズでは第2戦で好投し、第5戦ではスライド登板だったが6回無失点で初勝利を挙げ、ワールドシリーズ進出に貢献。ワールドシリーズ第2戦では6回2失点で勝利投手となり、レッドソックスの世界一に貢献。プライスにとっては10年越しの世界一達成となった。

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2019年は背番号を10に変更する。5月に左肘の炎症で故障者リスト入りしたのと、9月に左腕を故障した影響で22試合の登板に留まった。

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2020年2月にトレードでロサンゼルス・ドジャースに移籍した。背番号は33。しかしこの年は新型コロナウイルスの流行の影響を受けて出場を拒否した。

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2021年は39試合のうち28試合が中継ぎとして起用され、5勝2敗1セーブ2ホールドを挙げた。

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2022年は9月18日に現役を引退することを発表。40試合の登板で2勝2セーブ4ホールドを記録。通算400試合の登板で158勝82敗3セーブ8ホールド、2076奪三振、防御率3.32だった。

プレースタイル

ストレートのMAXは98マイル。変化球はツーシーム、カットボール、高速スライダー、チェンジアップ、カーブ、フォーシーム。

成績

• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度 Year	球団 Team	登板 G	先発 GS	完投 CG	完封 SHO	勝利 W	敗戦 L	セーブ SV	ホールド HLD	勝率 W-L%	投球回 IP	与四球 BB	奪三振 SO	失点 R	自責点 ER	防御率 ERA
2008年	TB	5	1	0	0	0	0	0	1	.---	14.0	4	12	4	3	1.93
2009年		23	23	0	0	10	7	0	0	.588	128.0	54	102	72	63	4.42
2010年		32	31	2	1	19	6	0	0	.760	208.2	79	188	71	63	2.72
2011年		34	34	0	0	12	13	0	0	.480	224.1	63	218	93	87	3.49
2012年		31	31	2	1	20	5	0	0	.800	211.0	59	205	63	60	2.56
2013年		27	27	4	0	10	8	0	0	.556	186.2	27	151	78	69	3.33
2014年		23	23	2	0	11	8	0	0	.579	170.2	23	189	68	59	3.31
	DET	11	11	1	0	4	4	0	0	.500	77.2	15	82	32	31	3.59
14年計		34	34	3	0	15	12	0	0	.556	248.1	38	271	100	90	3.26
2015年		21	21	3	1	9	4	0	0	.692	146.0	29	138	68	59	2.53
	TOR	11	11	0	0	9	1	0	0	.900	74.1	18	87	20	19	2.30
15年計		32	32	3	1	18	5	0	0	.783	220.1	47	225	70	60	2.45
2016年	BOS	35	35	2	0	17	9	0	0	.654	230.0	50	228	106	102	3.99
2017年		16	11	0	0	6	3	0	1	.667	74.2	24	76	30	28	3.38
2018年		30	30	1	0	16	7	0	0	.696	176.0	50	177	75	70	3.58
2019年		22	22	0	0	7	5	0	0	.583	107.1	32	128	57	51	4.28
2021年	LAD	39	11	0	0	5	2	1	2	.714	73.2	26	58	35	33	4.03
2022年		40	0	0	0	2	0	2	4	1.000	40.1	9	37	11	11	2.45
MLB：14年		400	322	17	3	158	82	3	8	.657	2143.2	562	2076	865	790	3.32

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多勝	1回	2012年
最優秀防御率	2回	2012年、2015年
最多奪三振	1回	2014年
表彰
ピッチャー・オブ・ザ・マンス	1回	2010年9月
サイ・ヤング賞	1回	2012年
その他
オールスターゲーム出場	1回	2010年-2012年、2014年-2015年

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

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