デモンベイン 単語

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デモンベイン

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憎悪のより来たりて─   
     正しき怒りを胸に─
      等は魔を断つを執る!   
             なるデモンベイン!

DEUS MACHINA DEMONBANE
デモンベイン

ニトロプラスから発売されているADVシリーズ。脚本:鋼屋ジン、原画:Niθ
なお、間違えられやすいが「デモインではない。そちらは作中に登場する偽物

シリーズ一覧

 

ここでは『斬魔大聖デモンベイン』と、その移植作品である『機神咆吼デモンベイン』について記述する。

概要

 「スーパーロボット」と「ヒロイックファンタジー」の要素を融合させ、そこにニトロプラスの熱いテイストを加えたことにより作り出された"荒唐スーパーロボットADV"。クトゥルー神話魔術などの設定が盛り込まれた世界観の中で、キャラクターたちが熱いストーリーを繰り広げてゆく。

 『斬魔大聖デモンベイン』は、2003年4月25日ニトロプラスより発売された18禁PCゲーム2004年7月1日角川書店よりPS2版(全年齢)『機神咆吼デモンベイン』も発売された。機神咆吼デモンベインではフルボイス化された他、OVAも付属。

 また、2006年5月26日には続編となる『機神飛翔デモンベイン』も発売された。 → 機神飛翔デモンベイン

ストーリー

 科学魔導技術によって繁栄の極みにある都市アーカムシティに住む私立探偵・大十字九郎(だいじゅうじ くろう)は、ある日、アーカムシティを実質的に支配する覇財閥より魔導書探索依頼される。その探索のさなか、アーカムシティの暗部に潜む秘密結社ブラックロッジと、意思をもつ魔導書との抗争に巻き込まれた九郎は、その魔導書精霊アル・アジフ契約してしまう。さらには、覇財閥の所有する巨大ロボット・デモンベインに乗り込み、ブラックロッジと死闘を演じることになる。

Wikipediaより

 長編ノベルゲームで章立てとなっており、全十数章からなる。

 アルルート・ルートライカルートと3つのルートに分岐し、本編であるアルルート以外にも、ルートは覇財閥とデモンベイン世界の構造の真実に関するストーリーが、ライカルートではメタトロンと”ムーンチャイルド計画”に関するストーリーが展開される。

 アルルートのトゥルーエンドだけを見て満足するのはもったいないので、是非とも他のルートプレイして頂きたい。

登場人物

大十字探偵事務所

財閥

秘密結社ブラックロッジ

アンチクロス
ブラックロッジの7人の大幹部。

その他

デモンベイン

 覇鋼造がデウス・マキナを模して建造した「魔を断つ者」の名を冠する巨大ロボット。覇財閥がブラックロッジに対する切り札として所持している。九郎とアル運命的な出会いを果たし、ブラックロッジと戦う。数々の死闘のたびに傷つき倒れるが、そのたびに修復され、再び立ち向かうとなる。

 魔術理論科学ハイブリッドで、運用には数々の補助機構が必要。魔術的存在である本来のデウス・マキナとは異なる「まがい物」だが、九郎の成長とアルの断片回収に応じて次第にデウス・マキナにも匹敵するを発揮してゆく。

 装甲に特殊合ヒヒイロカネを用い、何重にも魔術的防御が施されているため、通常兵器では傷ひとつつけることができない。(もっとも通常兵器の相手をする機会は限りなく少ないが)「獅子の心臓」と呼ばれる魔導機関により搭乗する魔術師魔力によって動き、魔力を伝達する水銀を全身にり巡らせている。

作中の名称の元ネタ

 デモンベインに登場する名称のほとんどはクトゥルー神話より来ている。クトゥルー神話関連は列挙するときりがないので割愛させていただく。

 他にも大十字九郎関連はクトゥルー神話ベースにした冒険譚「タイタス・クロウサーガ」から、デモンベインのシステム関連は伝説上の大陸からなど、また、その他オカルト幻想小説由来のものもあるので、それらを中心に記す。

 公式ガイブック機神咆吼 Picture Stories 公式魔導書exit_nicoichiba」にも詳細が記載されている

 他にも様々な名称(作中のセリフドクターウェストセリフ、破壊ロボ名前脇役名前、各章タイトルなどなど)に元ネタが仕込まれているので、気になる人は調べてみよう。

豆知識

主題歌

遂にスパロボ参戦へ

 ニトロプラスの中でも人気の作品であり、緑川ファンからはスーパーロボット大戦の参戦を熱望するも少なくなかったが、2013年発売の『スーパーロボット大戦UX』にて(アニメ版名義ではあるが)遂に参戦を果たす。

 アニメ版から7年、原点の『大聖』から実に10年越しでの参戦に緑川ファンからは驚きと歓呼のが上がった。

 ゲーム開始一話戦闘終了後IM)にして九郎登場、続く三話にはUXDVEをアルが飾りつつ原作第一話再現、だけに留まらず、マキナつながりで別の悪の組織が乱入というの入れ具合。
 ライバルであるマスターリオンは、九郎との初邂逅時に普段のループに存在しない白いヒーローを見つけるやいなや、「いつもだとお披露はもっと後」というファンなら一発で解る意味のセリフで負けじとリベル・レギスを召還
 ゲーム開始僅か数話でいきなりラスボス級との戦いを強いられる事に・・・とかやってたら、戦いの巻き添え食らった中に折鶴戦艦がいたもんだから、ドーモ。マスターリオン=サン。トビカゲです。と忍者乱入。凄まじく密度の濃いスパロボデビューとなった。

 因みに、デモンベインは他のユニットと違い、武器の使用にENではなくMPという独自の数値を採用しているため、競演した別作品の金属な同化属性持ちの敵に取って天敵と言える。
 反面、もう一つの珪素系同化属性持ちの敵には攻撃を受け止めるという戦い方の都合上凄まじく相性が悪いなのは見ただけかよ!」
 
ENにするシステムから除外される事が、メリットデメリット両方として機する特殊なユニットストーリーが進行する毎に最大MP&回復量がガンガン増加していくが、改造MPを強化することが出来ずEセーブパートナーユニットのENボーナスの恩恵も受けられない。
 また、MPの補正量・回復率はアル魔導書LVに依存する為、中盤のアルが離脱する期間中は燃費・武装共に苦戦を強いられる事になる。その間はエルザ戦闘セリフを楽しむロボ

 近作には、名した一人の指揮官キャラにより自軍に有利な補正を発動させる「戦術揮」というシステムが導入されており、序盤から中盤に掛けては艦長や部隊長など指揮官クラス人間が対応していたのだが、原作でもおなじみの回なインスマウスでのお話後、お酒が入った覇さんの命により、後の超時空シンデレラ銀河の妖精ハートオブディーヴァなバーチャロイドなどといった、アイドルな方々も応援という形で戦術システムの対者として選べるようになる。こやつめ、ははは

 UXはあらゆる想像と可性を詰め込んだお話である。
 もし世界おもちゃにした邪神との戦いが終わった時、必要な可性を全て手に入れることが出来たのなら、正邪越した最後の敵を前にとても頼りになる最後の仲間が加わってくれることだろう。

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