デービッド・ブキャナン単語

デービッドブキャナン

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デービッド・ブキャナンDavid Andrew Buchanan、1989年5月11日-)とは、アメリカ合衆国ジョージア州出身のプロ野球選手投手)である。

概要

ファイエット高校に進学すると、最終学年時にキャプテンとしてチームを引っりながら1試合19奪三振ファイエット高校野球史上最多記録)をマークし、同校のチームMVPいた。

その後チポラ大学短期大学)へ進学すると獅子奮の活躍を見せ、スポーツ雑誌『Baseball America』にてフロリダ州のトッププロスペクト40人に選ばれている。2009年オフニューヨーク・メッツからドラフト6巡(全体194位)で名されるもこれを拒否し、ジョージア州立大学へ進学する。

大学でもCAA(全大学体育協会の下)から7つの賞を受賞するなど結果を残す。2010年オフにはフィラデルフィア・フィリーズからドラフト7巡(全体231位)で名を受け、契約・入団する。

フィリーズ時代

入団から2013年まではフィリーズ下球団にて順調にキャリアを積み重ねる。

2014年5月25日ロサンゼルス・ドジャース戦では、負傷したクリフ・リーの代わりにメジャー登板先発を任されると、5回2失点と代役を果たし見事初勝利を収める。その後も先発5番手~谷間先発として登板。最終的には6勝8敗と負け越すも、防御率3.75 WHIP1.29とまずまずの成績を残した。


2015年は2勝9敗 防御率6.99と不安定な投球で大きく負け越す。翌年の2016年メジャーでの登板がなく、オフにDFAとなった。

ヤクルト時代

2016年12月19日東京ヤクルトスワローズと1年契約を結んだ。背番号28

2017年4月4日阪神タイガース戦でNPB登板先発を任されると、8回1失点と好投しNPB勝利を収める。6月17日北海道日本ハムファイターズ戦ではプロ投初完封記録チームの不調の相まって6勝13敗と大きく負け越すも、安定感あるピッチングやチーム一規定投球回に達したことが評価され、オフには2年契約を結んだ。


2018年小川泰弘が離脱していたもあり、自身初の開幕投手に抜される。3月30日横浜DeNAベイスターズ戦(開幕戦)では6回1失点と見事その役割を果たし、勝ち投手となった。

最終的にチーム一となる規定到達&2桁勝利記録。妻の出産のために一時帰したことを除き、ほぼ1年を通じてローテを守った。


2019年は前半戦不調に苦しむも、後半戦は立て直す。特に8月は3勝0敗 防御率1.64の好成績を残し、自身初のMVPを獲得した。オフ自由契約となる。

KBO入り

2020年1月サムスンライオンズ契約合意に至る。KBO登板となった6月5日NCダイノス戦では6回5失点と炎上するも、7月1日のSKワイバーンズ戦ではKBO投を記録するなど、その後は安定した投球を披露。最終的にはチームトップとなる15勝(7敗)をあげた。


2021年開幕投手を務めるものの、6回途中5失点で負け投手に。しかし4月15日ハンファ戦で自身KBO初の完封記録すると、その後は安定した投球を見せ、チームトップの16勝(5敗)と好成績を収めた。


2022年開幕投手を務め、6回2失点と好投するも、援護に恵まれず、敗戦投手となった。その後も安定した投球を見せ、チーム最多の11勝を記録した。


2023年開幕投手を務めたものの、5回4失点でまたも勝ち投手ならず。その後はチーム最多、リーグ2位のイニング数を投げ、エースとしての役割を全うした。オフは再契約に至らず、退団する。

フィリーズ傘下時代

2024年2月13日、古巣のフィラデルフィア・フィリーズマイナー契約を結んだ。

人物・プレイスタイル

絵を描くのが得意で、たびたびヤクルトスワローズ公式ツイッターにその絵がアップロードされる(参考exit)。ローレンマイコラス(元巨人マイルズ・マイコラスの妻)の美貌が話題になったからか、日本メディアでもたびたび妻・アシュリー美人だと取り上げられる。2018年には第1子となる長男が誕生した。

93.8マイル/h(約151km/h)のストレートに、カットボールシュートカーブチェンジアップなど多変化球を低めに集め、ゴロを打たせて取るピッチングスタイル

成績

年度別投手成績

年度
Year
球団
Team
登板
G
先発
GS

CG
完封
SHO
勝利
W
敗戦
L
セーブ
SV
ホールド
HLD
勝率
W-L%
投球回
IP
与四球
BB
奪三振
SO
失点
R
自責点
ER
防御率
ERA
2014年 PHI 20 20 0 0 6 8 0 0 .429 117.2 32 71 55 49 3.75
2015年 15 15 0 0 2 9 0 0 .182 74.2 29 44 60 58 6.99
2017年 ヤクルト 25 25 2 1 6 13 0 0 .316 159.2 56 112 75 65 3.66
2018年 28 28 2 1 10 11 0 0 .476 174.1 53 95 85 78 4.03
2019年 18 18 0 0 4 6 0 0 .400 99.2 33 58 56 53 4.79
2020年 サムスン 27 27 1 0 15 7 0 0 .682 174.1 50 121 71 67 3.45
2021年 30 30 1 1 16 5 0 0 .762 177.0 59 162 71 61 3.10
2022年 26 26 1 1 11 8 0 0 .579 160.0 39 117 61 54 3.04
2023年 30 30 1 0 12 8 0 0 .600 188.0 43 139 71 53 2.54
MLB:2年 35 35 0 0 8 17 0 0 .320 192.1 61 115 115 107 5.01
NPB:3年 71 71 4 2 20 30 0 0 .400 433.2 142 265 216 196 4.07
KBO:4年 113 113 4 2 54 28 0 0 .659 699.2 191 539 274 235 3.02

表彰・その他

NPB MVP 1回 2019年8月
その他
NPB 開幕投手 1回 2018年

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