トキ(けものフレンズ)とは、ソーシャルゲームを始めとしたメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が擬人化されたキャラクター)である。
新潟県佐渡島の飼育施設と中国の一部地域にしかいない貴重な鳥・トキのフレンズ。タンチョウヅルと一緒にキジを差し置いて日本の国鳥的存在になっている。
歌うのが大好きで、その時に感じた事などを歌声でよく表現する生粋の歌手。しかし、元々がカラスに似た煩い声・濁った声・昔話で題材になるほどの騒音っぷりだったため、その歌声は地を揺らし脳を震わせるほどの大怪音。更に極め付けの音痴。フレンズ化した事で歌声は逆の方向へ進化してしまっている。
歌唱力を指摘された時の反応は媒体によって違い、漫画版とアニメ版ではかなりのショックを受けるがアプリ版では鋼メンタルで受け流す。しかし音痴なのをどうにかしたいと考えているのはどのトキも共通である。
トキの特徴である白色と朱鷺色と謳われる朱色の2色が目を引く格好。朱色のフリフリが袖に付いた白色の長袖と、朱色のミニスカートを履き、赤みがかった朱色タイツを着用。
白髪の髪型はトキの頭部を模している。前髪部分は切り揃えた姫カット風。もみ上げ部分は伸ばし先端は赤から黒へと変色している。翼を広げれば160㎝にもなる雄大な翼は飛翔力はそのままにコンパクト化して頭頂部に生える形で収まった。フサフサした首部分のファーと尻尾がチャーミング。
瞳の色は黄色。目のハイライトはネクソン版とアニメ二作では無いが、漫画版とけもフレ3ではある。けものフレンズぱびりおんでは更新でハイライトが追加された[1]。
ペリカン目トキ科、トキよ。
音痴だと言われるけど、歌うことが好き。
そんな私の歌で誰かを助けられるから、私はあなたについていくわ。
でも、綺麗な歌声を諦めたわけじゃない。
練習に付き合っ……どうしたの?
クール属性(青)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは回復・サイズはM。特定のグループには所属していないが、設立を示唆されたが実装されずに終わった「渡り鳥系フレンズ用のグループ」に加入する予定だったのかもしれない。固有スキル「魅惑の大激震ボイス」は20秒の間味方全員の攻撃速度が10%上昇する効果。
メインシナリオでは2章から登場。森林エリアで主人公一行が謎の歌(?)を聞いたことで出会うことになる。しかし、
という評価を初っ端から受けており(サーバルに至っては悲鳴をあげながらのたうち回る有様)、さらには(背筋を引っ掻き回すような音)(世界中の人のイビキを煮詰めたような音)という説明まで入り、流れるSEも怪獣のそれ。最早音響兵器なのではないだろうか。
しかしそんな中でも主人公だけがちゃんと「歌」と評価している。
そんなトキの歌声には「セルリアンを引き付ける」特性があり、思うままに歌えず苦しむトキを助けるために森林エリアを探索するのが2章の物語である。
しかしてそのオチは、「トキの歌声はセルリアンにとっても脅威であるため、力づくで歌を止めようとしていた」というもの。やっぱり音響兵器だった。
その後、主人公の持つ《けもののお守り》の効力で歌に治癒効果が生じたのをきっかけに、主人公一行に同行することを決めた。サーバル達は歓迎しているのでご安心を。空が得意な回復役は貴重なため、レア度3だがある程度までは活躍出来る。
3章以降では主に飛行キャラ要員・冷静なツッコミ役として定着し、時に心の声でプレイヤーの気持ちを代弁する。また、かなり勘が鋭く、心の声での考察と言う形で物語の鍵をプレイヤーに伝える狂言回しのような役割も担っている。
リョコウバトのストーリークエストでは、ある日ボロボロのジャパリパーク地図を発見。この地図を元に出会ったリョコウバトを旅行ガイド役にしてのチホーガイドを受ける。破損個所のために全チホーの案内は出来なかったが旅の楽しさを知り未知の世界へ思いを馳せた。トキは今まで拠点である森林エリアから外に出た事が無かったが、この事が切っ掛けとなって外の世界に興味を持ち、プレイヤー一行の旅に同行する一因となった。
ペリカン目 トキ科 トキ属 トキ Japanese crested ibis |
3話「こうざん」にて登場。ロープウェーを使えず立ち往生していたかばんちゃんとサーバルの所でゲリラライブを敢行した事で知り合い、山頂にあるジャパリカフェまでかばんちゃんとラッキービーストを連れて飛んで行ってくれた。
件の歌唱力だが、歌声を聞いたサーバルは失神寸前・ラッキービーストはダウンしてしまったが、かばんちゃんは拍手して喜んでおりダメージも無かった。歌の実力を貶されるとショックで放心状態になってしまう。
動物からサンドスターの力でフレンズ化したようで、動物と人の格好との違いにまだ慣れていない様子。ただ、空を飛ぶのはフレンズになってからの方が便利らしい。
人の姿での歌唱方法をかばんちゃんを見て学習した事(トキなどの鳥類は声帯が無く、鳴管という発声器官を使って発声する。また、気嚢という器官で呼吸するので、腹式呼吸という呼吸方法は無い)とアルパカ・スリお手製紅茶の影響で、多少は歌が上手くなった(致命的な音痴からまだ聞けるレベルの音痴へとランクアップ)。
ジャパリカフェに常駐していたアルパカ・スリが淹れた紅茶に感動し馴染みの客となり、カフェのPR活動(看板代わりの地上絵製作)にも協力。地上絵と自慢の歌声でショウジョウトキを呼び寄せる事に成功した。
なお音痴さに圧倒されて印象に残りにくいが、登場時に歌っている歌の歌詞は「わたしはトキ 仲間をさがしてる どこにいるの 仲間たち わたしの仲間 さがしてください ああ仲間……」というもので、動物のトキが絶滅危惧種であることを踏まえるとなかなか重い内容である。特に最後の「ああ仲間……」とフェードアウトするように締めくくられるところは切ない。
一方、柱の上でかばんちゃんとジャパリまんを食べた時に歌ったもう一つの歌はいつもと違う場所で食べるジャパリまんのおいしさへの讃頌であって明るい内容である。
なお、これらの歌には「トキのうた~なかま~」や「トキのうた~はしらとじゃぱりまん~」とタイトルが付けられたうえで、2017年6月7日発売の「TVアニメ「けものフレンズ」ドラマ&キャラクターソングアルバム「Japari Cafe」」というCDにボーナストラックとして3曲収録された。ボーナストラックはCDではないAmazon MusicのストリーミングやMP3のダウンロード、iTunesをはじめとした配信などには未収録・未配信なので注意。
ちなみに歌は声優の金田朋子のアドリブであるそうで、アニメ監督のたつきがインタビューで語ったところによると「あの歌は歌詞も曲もなくその場で歌ってもらいましたが」「トキが絶滅しているっていう匂いを必ず出してもらわなくてはいけない。ですから、「仲間を探している」っていうフレーズを入れてもらった」とのこと[2]。また、アルパカ・スリ役の声優藤井ゆきよも「台本には「(歌)」ってしか書いてなかった」と証言している[3]。
5話「こはん」でも、かばんちゃんを追跡するアライグマとフェネックらを描いたパートで少しだけ再登場。「一曲どうかしら」と持ち掛け、歌を聞かせている。やはり音痴ではあるものの、アライグマとフェネックは楽しんでいる様子。
第12話「ゆうえんち」での最終決戦にて援軍として参戦。近くに居たラッキービーストのかばんちゃん救援要請を受けて、他のフレンズと共に駆け付けた。空を飛べるという長所を活かしてライオンを上空へ運搬し、強烈な一撃に繋げる活躍をした。
戦闘後のセルリアン撃退&かばんちゃんが何のフレンズか判明記念パーティーにも参加。新曲を引っ提げて、マーゲイの取り成しでショウジョウトキ・PPPメンバーとの夢の共演を果たしている。トキ、遂にメジャーデビューか!?その後、ごこくちほーへ向かうべく船出するかばんちゃんを仲間と共に見送っている。
第8話「しんきょくらいぶ」にて登場。PPP新曲披露ライブと一緒に催される演劇に出演するフレンズを決める審査会に出場し、得意の歌を熱唱した。しかし、アルパカ・スリお手製の紅茶を飲まずに来てしまったため歌声は壊滅的な音痴レベルだった。更にマーゲイとの面接によって、他の受験者(タヌキとパフィン)共々参加賞として配られる特製ジャパリまん目当てに参加した事も判明した。
リリース時の初期メンバー。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
2020年9月の更新で目のハイライトが追加された。歌うのが好きであり、博士からは「歌ってないとは、珍しいのです。」と言われている。またけもトーク内では歌うと画面が揺れる演出が入るほか、けもトークにも「歌う」固有アイコンが存在する。
その歌声は第2世代ほどの拒絶はされてはいないが、クロトキをして「二人の歌声はとっても個性的」、他のフレンズからも「声はともかく~」「うまいへたはともかく~」などや、「独特」などのオブラートに包んだ意見、どうにか理由を付けてその場を離れようとするフレンズや歌を聞き過ぎて気絶してしまうフレンズなどもいる。
その一方で「心に響く歌」「情景を歌にのせるのは上手」など、良いところは良いと褒める意見や一緒に合唱したりするフレンズもいるなど、けもトーク全体で言えば中立~高評価な意見もよく見られる。
アニメ同様アルパカのお茶による歌声の改善も見られるようで、機械的に判定しているハズのラッキービーストⅢ型からも「トキの音声データを比較すると、お茶を飲む前と飲んだ後では多少の改善が認められます」と言われており、すごく珍しい行動もそれを題材にした内容になっている。
またぱびりおんでもPPPとのコラボは行われており、「マーゲイから打診」「こないだの話考えてくれた?」「PPPコラボが行われた話」「前にPPPとコラボした話」と話が進んでいる様子がけもトーク内で語られている。
ショウジョウトキが「きずな」というものが「とっても大事な子との間に出来る心と心の繋がりかな。」と説明を受けた際に「わたしはトキとの間に『きずな』があるんですけど。(ドヤァ)」と言っており、よく合唱している仲でもある。
ちなみにとあるけもトークでは「ヒト」という単語に対し トキ3人「ヒト?」 と返しているのだが、この際ショウジョウトキとクロトキ驚き顔だったのに対し、トキだけが真顔だった。ショウジョウトキはアニメ12話でトキと一緒にステージにいたため「かばんちゃん何のフレンズか発表」の場にはいた事にはなるが、明確にかばんちゃんとの関わりがあったトキとの意図的な差が感じられる。
珍しい行動をするあそびどうぐは「歌う(ミニステージ、ポップステージ)」、すごく珍しい行動は「しあわせなお茶会セット(にぎやかなティータイム)」でペア相手はアルパカ・スリ。
ちなみにあーかいぶ7での制作物は「お立ち台」だが、遊び道具としては存在しない。
2020年9月9日の「コウザン」エリア解放と同時に観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
この世代ではNEXON版の設定が反映されているため、すなわち「サタンの産声」「怪物のうめき声」と言われるような歌声で、ミライさんをして「歌声には注意が必要」だと言っている。実際には放送設備から流されたトキの歌声には音声センサーの限界値を超え、ラッキービーストシステムがエラーを起こすほどだった。
この世代でもアルパカ・スリとのけもトークは存在するが、歌についてのアドバイスに対し「ワカイヤのお茶会で歌を披露してみては」と提案される内容であり、第?世代なら好評だろうがコチラの世代では… 第2世代では実装されなかったアルパカ・ワカイヤが名前だけ登場する内容となっている。
事前登録15万件達成記念として、ゲームを開始するとプレゼントとして全員が受け取ることができるフレンズ。ラブリー属性(桃)の初期けも級3。けものミラクル「開演☆トキリサイタル」は歌声で敵全員を攻撃する技。その歌声でカメラにヒビが入る。ネクソン版と同一個体で相変わらず音痴なのだが、一部のフレンズには好評で、その反応から推測すると音痴というより爆音なのかもしれない(大音量に耐性があるフレンズなら歌として聞こえる?)。フレンズストーリーでは自分のファンに協力してもらってリサイタルを開く。お客さんはたくさん集まったのに、歌い終わると何故か協力してもらったファン以外誰もいなくなっていた。これを一行は「トキの歌に感動したので、ここに来なかった者たちに伝えようとした」と捉え、大成功に終わった。そのため、現在のトキは音痴が治ったと思っている。
メインストーリーでは8章にてショウジョウトキ、クロトキと共に登場。巨大セルリアンとそこから生まれたハンターセルの大群を迎えうつために警備隊と行動を共にするが、音もなく忍び寄った一匹のハンターセルに輝きを奪われて声と力が出せなくなってしまう。トキの輝きを奪ったハンターセルは歌うようになるが、他のハンターセルの中に紛れ込んで分からなくなってしまう。ハンターセルを全滅させてもトキの声は戻らず、一行は取り逃したことを悟り、逃げた先を確信して追いかけるが…。
完全な一覧はけものフレンズの楽曲一覧を参照。
曲名/参加アーティスト(歌)/収録アルバム・シングル・CD ※備考
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最終更新:2024/10/10(木) 03:00
最終更新:2024/10/10(木) 03:00
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