トキメキは赤くて甘いとは (トキメキハアカクテアマイとは) [単語記事]

トキメキは赤くて甘いとは、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の楽曲である。

概要

楽曲情報
曲名	トキメキは赤くて甘い
作詞作曲	烏屋茶房
編曲	橘亮祐篠崎あやと
試聴	YouTube

歌唱アイドルは辻野あかり（CV：梅澤めぐ）。

あかりにとってはボイス実装（2020年 9月9日）以来、初のオリジナルソロ曲となる。

2022年 4月1日に公開したCD 情報の中で、楽曲名を発表した。（日本コロムビア）

2022年 4月20日発売のCD3枚組「CINDERELLA MASTER 061-063 辻野あかり・久川颯・ナターリア」のうち「061 辻野あかり」に収録されている。CDは「STARLIGHT MASTER R/LOCK ON! 04 堕ちる果実」と同日発売である。
配信販売はCD発売と同日に開始した。

曲冒頭から「りんご山形りんごりんごおいしいりんご」とささやいてくるのが特徴的…なのだが、実はこのウィスパーボイスパートは一切歌詞カードに乗っていない。このため、間奏中ずっと囁いていながら歌詞カード上には最初の「一番のりんごはなにりんご？」以外「りんご」という歌詞が存在していなかったりする。

これに関して、2022年 5月11日の第395回「CINDERELLA PARTY!」で作詞・作曲の烏屋茶房が次のように語っている。

制作にあたって日本コロムビアのアイマス担当Pエライ谷さん柏谷智浩氏から「表立っては普通のアイドルソングに聞こえるように」「だけど歌詞をよく見るとりんごの宣伝であるように」「ただし、りんごを推し過ぎてネタ曲にならないように」という指示を受けた。
- そのため「歌詞中にりんごを入れるとどうしてもネタ曲っぽく、灰汁の強い普通の曲でなくなってしまうのでは」「逆にりんごの要素を薄くし過ぎるとあかりの曲でなくなってしまうのでは」と悩んだ末に、「裏で聞こえるか聞こえないか程度にりんごのことをずっと喋るパートをつくる」という形式を思い付き、結果いい塩梅の曲になったという。
これとは別に「目的がりんごの宣伝なので（曲・りんごが）売れそうな曲を」という指示も受けており、ちっちゃい子でも真似できるような要素ということで某ダンスが有名になった曲を参考にしたという^[1]。
- 後に当の某曲がデレステに実装されたときに、Twitterで改めて言及している。

ウィスパー部分の歌詞（ネタバレ注意）

[歌詞]は表歌詞　↑裏歌詞↑は表と被ってる部分

りんご　山形りんご　りんご　おいしいりんご　りんご　山形りんご

[一番のりんごは何りんご～！せーのっ]
山形りんご　りんご　おいしいりんご　りんご　山形りんご
 富士　秋陽　王林　も　山形りんご　いいりんご

[※1番]

[もぎたて果実を　召し上がれ]
りんご　山形りんご　りんご　おいしいりんご
 シナノスイート　つがる　山形りんご　いいりんご

[※2番]

[秘密の果実を　召し上がれ]

さわやかで　かろやかで　あおりんご　まごころこめて
あまくって　おいしくて　あかりんご　おもいをこめて

[sweet　sweet　sweet　おとぎ話じゃないけれど　おいしい夢を]
↑りんご　りんご　山形りんご　りんご　りんご　山形りんご↑
[あげるんご]

[※オチサビ]

[もぎたて果実を　召し上がれ]
[あなたに届け]
↑山形りんご↑

りんご　山形りんご　りんご　おいしいりんご
 りんご　山形りんご　りんご　おいしい

[sweet　sweet　sweet　魔法なんかじゃないけど　甘い夢を　君に]
↑りんご　山形りんご　りんご　おいしいりんご　富士　秋陽　王林も　山形りんご　いいりんご↑
[とどけるんご]

りんご　山形りんご　りんご　おいしいりんご
 りんご　山形りんご　りんご　おいしいりんご

IM@Sライブ

ライブではTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LIKE4LIVE #cg_ootdの1日目で初披露された。

第2ブロックあたりで登場、これぞ新人アイドルのライブと言える聞いただけで緊張が解る上ずったり極まりそうになる歌声で歌いつつ、そんな状況でもダンス側はリンゴのようにシャキシャキした動きを崩さないという、おおよそ辻野あかりの二面性をそのまんま表出したような姿を見せていた。
尚、冒頭の一番のりんごは何りんごの回答は「山形りんご」となった。

当然と言えば当然であるが、梅澤めぐはリハの時点から自分の思い描いたパフォーマンスが本番でできるのか解らなくなりかなり危うい状態になっていた。そんな時、それを察した富田美憂（砂塚あきら）がアポロチョコを差し出したのだが、貰ったそれから10000個に1個と言われる星希型アポロを引き当てるという強運を発揮、それを食べて本番に向かったことで強くなれたという。
こうして立った本番では、会場の赤とときどき緑のサイリウムがりんごのように見えたとのことで、多くの人に助けられ、一生思い出に残るだろうな、とのことである。