トップスピードとは (トップスピードとは) [単語記事]

トップスピードとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』に登場するキャラクターである。無印で初登場。名前通りスピード自慢のキャラ。

ネタバレ内容が含まれているため、一部記述を反転してあります。閲覧には注意

概要

ステータス
破壊力	★★
耐久力	★★★
俊敏性	★★★
知性	★★★
自己主張	★★★
野望/欲望	★★
魔法のポテンシャル	★★
好きなもの	愛車夫特攻服
嫌いなもの	暗い雰囲気クレーマー

ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」によって選ばれ本物の魔法少女の一人。見た目は正統派魔女といった感じ。

性格は明るくざっくばらんとして、世話好きでお節介焼き。コミュニケーション能力や人を見る目に優れており、危険な人物であるカラミティ・メアリと交渉してなだめたり、ルーラのご機嫌を取ったりと世渡り術は高い。少々馴れ馴れしく声が大きい。一人称はオレ。

新人魔法少女へのレクチャー役としてリップルと組んで以来、その相方としてよく一緒に行動している。リップルにかつての自分の姿を見出しており、積極的に関わり、色々な面で危なっかしいリップルを助けている。リップルからは鬱陶しく扱われているが内心では親しく思っており、なんだかんだ言って良い仲。

本名は室田つばめ(むろたつばめ)。 19歳の主婦。かつては突っ張っており、「燕無礼棲(エンブレス)」という不良チームのリーダーをしていた不良少女だった。現在は幼馴染だった市役所広報課勤務の男性と結婚し若妻となっており、妊娠もしている。

結婚したことで性格は大分丸くなったようだが、今も眉毛を剃り上げる癖があったり、好きなものが夫の他に愛車と特攻服だったりと、その気風はまだ残っていたりする。主婦業のおかげか料理が得意。味は絶品のようだ。昔は不良少女だったため、ヤンキー気質のリップルを何かと気にかけ、新人レクチャー後もコンビのようになっている。

ねむりんとは違った形で、N市の全魔法少女と最も仲良くしている人物。無法者であるカラミティ・メアリですら、常に下手に出て自分を立ててくれるトップスピードは敵視していない。

ルーラ達が明将山で紅葉狩りを計画した際に日付を間違えたスイムスイムから頼られ送っていき、そこで彼女との会話から小学生である事を悟り自分に赤ちゃんがいる事も話している。^[1]（episodes）

マジカロイド44から「魔法の箒用専用性能強化マシーン」を１万円で売りつけられそうになったが、リップルのおかげで５００円で購入している。なお、性能テストに３人乗りで同乗させられたリップルとマジカロイド４４は、速度を求めるトップスピードに恐れおののき死を覚悟したという……。（16人の日常）

ゲームが始まってもルーラ達のように他人の蹴落としあいや命の奪い合いをする事なく、シスターナナからの共闘提案にも乗ることなく、リップルと二人でマイペースに人助けをしてキャンディを集めていた。しかし、カラミティ・メアリがリップルの担当地域で無差別殺戮を始めた事で、戦う事を決意する。

リップルを乗せ超加速でカラミティ・メアリを追い詰めるが、ラピッドスワローの防御力を大幅に超えるアンチマテリアルライフルを持ち出された事で形勢は一気に不利に。リップルの魔法を使い、囮を使ってからの高距離からの大量投擲の合わせ技により、何とかカラミティ・メアリを仕留めた。しかし……

戦闘後、地上に降り立つと同時に背後からスイムスイムの奇襲を受け、お腹の子供と共に、その命を散らしてしまうのだった。その後リップルが報復を果たし、トップスピードの誰とでも仲良くなっていく方法などを真似したり、料理の研究が趣味になるなど、彼女に大きな影響を残した。

外見

全身真っ黒な姿につば広のとんがり帽子(所謂魔女帽子)で箒に跨って空を飛ぶ、まさに魔女っ子な容姿をしている。

背中の開いた黒色のワンピース風の服を着ている。パンツはボクサーパンツ風らしい。黒革のブーツを履いている。左腕のみに紫色の籠手を装着している。表が黒色・裏がオレンジ色のマントを羽織っている(原作では裏はストライプ状)。このマントの表には「御意見無用」と刺繍されている。髪は大きな三つ編み状に纏めていおり、髪色は原作では金髪だがアニメでは薄い赤毛となっている。瞳の色は青。

魔法少女の時も人間時でもお守りを身に付けている。お守りの中身は安産祈願。

箒は見ただけではなんの変哲も無い普通の箒だが、実はハンドルやマフラー・風防・推進装置が備え付けられている。もはやバイクのソレである。

現実では１９歳とは思えない落ち着いた雰囲気を漂わせる女性。ヘアピンは魔法少女時にもそのまま付けている。

装備

『ラピッドスワロー』
トップスピードの魔法を象徴する、魔法の箒。コスチュームに付属しているため、自由自在に取出しが出来る。最高速度は本人にも分からないレベル。低く見積もってもマッハ3以上。魔法の品であれば追加パーツをつけての改造も可能。
風防が出てる状態なら音速を超える速度に耐えられるため、並大抵の攻撃は弾く事ができる。最高速度で相手の付近を飛ぶだけで大規模攻撃になる。