トライアングルアタック 単語

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トライアングルアタック

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トライアングルアタックとは、任天堂ファイアーエムブレムシリーズに登場する必殺技である。

隠し要素的な技で、説明書やゲーム内でも基本的に説明がない。TAと略す人もいる。

概要

特定ユニット3体で敵の上下左右に隣接(なら1マスけ)し囲むという手順を踏むことで、発動者の攻撃が強化されるというもの。発動するとキャラ決め台詞を言う。

初出の「暗黒竜と光の剣」でパオラカチュアエスト三姉妹が使用して以来、天馬騎士ペガサスナイトファルコンナイト)の3人姉妹がこのトライアングルアタックを使うパターンが続いたが、実際は「聖戦の系譜」の敵魔道士三姉妹、「封印の剣」のアーマーナイトトリオなど例外が結構ある。おまけ魔以降はリメイク作品などを除き「天馬三姉妹」というお決まりそのものが消滅している。

勇者武器2回攻撃効果には有効(作品による?)だが、反撃や再攻撃では発動しない。「勇者武器で必殺4連発!」なんて期待するとがっかりする。また、固定キャラ(それも大抵同じクラス)で3つも出撃を潰し、面倒な手順を要するなど、これだけやってればいい、というわけではない。

に「使える」技というより、用意周到に「使っていく」切り札的なロマンの技といえよう。

暗黒竜と光の剣

効果は「攻撃+5&必殺100%」というもの。攻撃若干の補正がかかるおかげで、将軍などの高防御の敵相手でもまとまったダメージを与えやすくなる。

使用者マケドニア白騎士団所属の天馬騎士である長女パオラ、次女カチュア、末エスト三姉妹カチュアパオラ較的く自軍に加入するが、エストの加入が(全25章中の)20章とかなり遅い。

なお、FC版にはバグがあり、条件を満たせば一人だけ別のキャラクターを混ぜたり、2人だけでトライアングルアタックを発動できたりしてしまう。

外伝

効果や使用者は前作と同じ。やはりエストは二人のに遅れての加入になる。

紋章の謎

引き続き白騎士三姉妹で使用可。第二部ではカチュアパオラが序盤から加入するものの、エストだけ後半の登場となるのは最お約束

三姉妹ファンだという老人が登場し、エストアリティアアベルのもとへ行ってしまったのでトライアングルアタックが見れないと嘆く台詞も見れる。ミネルバアベルマルスを近くに配置することで手厚い支援効果を得ることが可となった。

聖戦の系譜

味方は使えず、敵側で二組の三姉妹が使用。ファイアーマージのヴァンパ、ウインドマージのフェトラサンダーマージのエリウの魔道士三姉妹が7章と8章に登場。またファルコンナイトのメング、ブレグメイベル三姉妹(実はこちらはブレグにはがいるということしかわからないため、三姉妹とは確定できなかったりする。)が終章に登場する。

姉妹のうちか一人でも討ち取ればトライアングルアタックを封じることができる。

トラキア776

使えない。

封印の剣

本作から効果が「必中&必殺100%」に変更

発動構成は天馬騎士・アーマーの2パターンがあり、イリア天馬騎士団に所属する長女ユーノ、次女ティト、末シャニー天馬騎士三姉妹、あるいはオスティア騎士団のボールスウェンディボールスバースのアーマーナイト3人が使える。アーマーパターン実装により、初めてペガサス系以外、かつ男性キャラでもトライアングルアタックが使用可となった。

アーマーナイト3人衆は8章の時点で3名うので較的期に使用可だが、イリア三姉妹は、ユーノの登場が遅いうえに分岐でイリアルートを通らないと登場すらしない。なお姉妹支援会話によると、トライアングルアタックは彼女らの母親から受け継がれた技なのだという。

烈火の剣

再びペガサス三姉妹のみに戻る。

リア天馬騎士団の長女フィオーラ、次女ファリナ、末フロリーナの組み合わせだが、ファリナヘクトル編にしか登場しないので、トライアングルアタックが使用できるのもヘクトル編のみ

聖魔の光石

本作から三姉妹制がなくなるフレリア天馬騎士ヴァネッサ)とその隊長シレーネ姉妹に、王女ターナを加えた3名で使用可

ヴァネッサターナの初期クラスは下級のペガサスナイトで、シレーネは上級のファルコンナイト。ヴァネッサターナクラスチェンジ先にファルコンナイトかワイバーンナイトを選べる。

このややこしい発動条件があり、発動者のクラス自由だが、囲む2人はペガサスファルコン限定。つまりヴァネッサターナの片方でもワイバーンにするとそのキャラしか発動できなくなり、両方ワイバーンにするとも発動できなくなる。このためシレーネでトライアングルアタックを使いたいなら、2人のワイバーンはあきらめる必要がある。

高い上限に「スキル:貫通」を持つワイバーンか、とトライアングルアタックが使え見栄えのいい(?)ペガサスかはお好みで。

蒼炎の軌跡

封印以来の2パターン構成が復活

天馬パターン魔と似た天馬騎士2人+の構成。ただし3人に血縁はなく、天馬騎士2人とではも違う。従来の三姉妹という関係は後述の三兄弟へと引き継がれている。

天馬組はベグニオン帝国天馬騎士団「の副長」タニスとその元部下マーシャ、そしてクリミア国王エリンシアの3人。マーシャはとある理由で勝手に除隊していて、タニスからは脱走兵扱いされている。意図せずして再会した2人だが、微笑ましい(?)支援を組める。エリンシアはどちらとも組めない。

今回も発動条件があり、3人っても第28章の拠点会話「天馬騎士」を見るまでは発動しない。さらに28章はエリンシアが出撃しないため、実質終章専用(しかも加護持ちラスボスへの攻撃手段がないため雑魚限定)。

そして別パターンは、傭兵団の長男オスカー、次男ボーレ、末ヨファの、母親全員違う異兄弟オスカーは騎ボーレ戦士ヨファと、シリーズ初のそれぞれの兵種が全く異なる組み合わせ

拠点会話(第13章と第19章)を見る必要があるのは天馬と同じだが、オスカーボーレは19章までにクラスチェンジする必要があり、さらにオスカーは使う武器を選択しなければならない。発動は限定で、従来のような隣接ではなく、それぞれ敵から1マス開けて撃つ。斜めはダメ

暁の女神

天馬組は前作の3人に、前作で仲間にならなかったベグニオン帝国天馬騎士団長かつ使衛隊隊長でもあるシグルーンが加わる。三兄弟によるトライアングルアタックも健在。

天馬騎士4人は任意の3人でトライアングルアタックを使用できる。組み合わせが特定の3人に固定されないのはシリーズシグルーンの加入により天馬騎士団によるトライアングルアタックも可になった(厳密にはマーシャ開始半年前にクリミア王宮騎士団へ入団済みだが)。

発動条件から拠点会話が除かれたため、天馬は3人以上そろったら、三兄弟全員ボーレ)を使えるようになったら行使できる。なお射手でも、隣接や3マス先からは発動できない。

新・暗黒竜と光の剣

原作同様パオラカチュアエスト三姉妹が使用可。効果は原作と違い「必中+必殺100%」。

今作は兵種変更というシステムがあり、三人別々の兵種にしてもトライアングルアタックが発動する。しかし間接攻撃しかできないアーチャーは発動役にはできないため、炎・にあった全員によるトライアングルアタックはできない。ただしアーチャーでも隣接すれば囲み役にはなれる。

新・紋章の謎

引き続きパオラカチュアエスト三姉妹が使用可原作になかった必中効果もしっかり追加。

さらに今作は、第一部にしか登場しなかった仲間も加入するのだが、原作の「紋章の謎」第二部に出ていないタリス傭兵団の使い三人組サジマジバーツも登場し、トライアングルアタックまで使える。ペガサス三姉妹と違い、こちらは三人が5章までに全員う為較的扱いやすい。

覚醒

使えない。デュアルアタックという似た名前はあるが、仲間同士の隣接などシステムは似て非なるもの。

姉妹関係ではない場合のルキナシンシア支援会話で「マルス王の時代の美人ペガサスナイト三姉妹」や「三姉妹三位一体必殺技」としてさりげなく話題に出るが、やっぱり使えない。

if

使えない。

Echoes

原作FE外伝と同じくパオラカチュアエスト三姉妹が使用可

だが効果は残念なもので、戦技扱いのため発動するにはHPを10も消費するうえ追撃も行えず、性も必殺+40%という、大幅な弱体化となってしまった。

風花雪月

ペガサスナイトクラスマスターすると戦技(表記は「Tアタック」)として獲得できる。

使用条件としては使用者を含む飛行兵3人で敵を囲んでいる(隣接する)こと。囲んでさえいれば他の2人が手ぶらでも発動するし、武器種は問われずでも射程1で殴ることができる。
条件上、図体が大きく囲みやすい対魔物で発動させやすい。
ペガサスナイト女性限定クラスなので使用者女性のみと限定されるが、囲む側は男性ドラゴンナイト等)でも構わない。
有用な戦技を覚えない女性キャラなら弱点を補強できる。

消費するのが武器の使用回数になりEchoes仕様べるとマシにはなったものの、技の性Echoesのものと変わっていないので、少し強化された戦技1発より普通に追撃で2発殴る方が火力が出るという問題もクリアされていない。(ルナティックなら追撃できないことが多いので相対的に価値は上がるか)。
演出も戦闘アニメーションが始まる際に「トライアングルアタック」と表示されるだけで、特別なボイスやモーションが用意されている訳ではない。(※ボイスに関しては専用のものがあるとも言われているが、技名を叫ぶような特別な台詞ではなく判然としない。)

エンゲージ

使えない。

幻影異聞録♯FE

使えない。構成的にもペガサス系は織部つばさミラージュシーダ)のみ。3人PTで敵ミラージュを囲ったセッションは、ある意味トライアングルアタックといえなくもないが。

ヒーローズ

2018年12月アップデートお知らせにて「パオラ」「カチュア」「エスト」に専用武器実装されると同時に、武器を特殊効果錬成すると通称「トライアングルアタック」の効果が追加されるとアナウンスされ実装された。
効果は「周囲2マス以内に味方の飛行ユニットが2人以上いる時、戦闘中+4かつ自分から攻撃した場合2回攻撃になる」。欠点とすれば、効果が効果だけに自然全員飛行ユニットパーティになりがちになること。

ファイアーエムブレム無双

新暗黒竜シーダ覚醒ティアモifヒノカの組み合わせで、シーダのみ発動可。ちなみにこの3名は、いずれも原作でトライアングルアタックが使えなかった者たちである。

3人のを互いにA+にしたうえで同時出撃させ、シーダ覚醒義を発動するとトライアングルアタックになる。一応3人の掛けはつくが、威は通常の覚醒義と変わらないようなので、おまけファンサービスといったところか。勲章「ペガサス三姉妹」の取得条件でもある。

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