トリオン・I・ドラギーユとは (トリオンアイドラギーユとは) [単語記事]

トリオン・I・ドラギーユ（Trion I d'Orag uille）とは、ファイナルファンタジーXIの登場人物（NPC）である。

概要

サンドリア王国第1王子。順当にいけば次期国王である。
また、王立騎士団を率いる立場でもある。（彼とは別に団長も存在する）

外見は、ちょっと言葉では形容しがたい独自の髪形が特徴的。
あと、ほとんどの登場シーンで白い鎧を着ている。

長編ストーリー「サンドリアミッション」では実質的なストーリーの主人公である。
他にもいくつかの長編・中編ストーリーに登場する。

良く言えば「勇猛果敢」。悪く言えば「猪突猛進」「脳筋」。
理知的で慎重派の第2王子ピエージェとは正反対であり、意見の相違による衝突（というか兄弟喧嘩）が絶えない。

国を想う気持ちと覚悟は本物であり、次代のサンドリアを担う立場としてその点は申し分ない。

あるボス戦では彼がNPCとして参戦し冒険者（プレイヤー）と共闘するのだが、その際に彼が技を放つたびに『熱い』セリフを発してくれる。それを彼の高潔な精神の表れと見るか、中二病と見るかは意見が分かれるところだろう。

Trion : 我が名はトリオン。胸の内から湧きあがる闘志は……
Trion : 烈火の如し！

Trion : サンドリアに生きる人々の
怒り、哀しみ、勇気、
その思いのすべてをこの剣にこめて……
Trion : わが魂、朽ち果てるまで！

など……。

過去にアトルガン皇国に留学していたことがあり、その縁か「アトルガンの秘宝」のストーリーにも関わってくる。

「ライファル（Raillefal）」の偽名を名乗り、お忍びで調査に来ているはずなのだが……、

と、皇国側の人間に対してもプレイヤーに対しても忍ぶ気ゼロなのではないかと思わせる姿を見せてくれる。

本ストーリーではこのようにコメディタッチに描かれることが多いが、そんな中でも彼なりに皇国の動向や自国への影響などを考察しており、その中には核心を突くようなものもある。

王子という立場でありながら非常に武に優れた人物である。実際、戦闘では自ら兵を率いて陣頭に立つことも多い。

王国の剣技大会では準優勝した実績も持つ。その時の決勝戦の対戦相手（＝優勝者）は神殿騎士団長のクリルラ・V・メクリュ。

NPCとして参戦する際のジョブはナイト。
敵の攻撃を引き付け、高い防御力やアビリティで被ダメージを最小限に抑え、受けたダメージは白魔法で回復するという、盾役のお手本のような立ち回りをしてくれる。