基礎データ | |
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正式名称 | トリニダード・トバゴ共和国 Republic of Trinidad and Tobago |
国旗 | |
国歌 | トリニダード・トバゴ共和国国歌(20:15辺りから) |
公用語 | 英語 |
首都 | ポート・オブ・スペイン |
面積 | 5,128 km² |
人口(’17) | 136.9万人 |
通貨 | トリニダード・トバゴ・ドル (TTD) |
トリニダード・トバゴ(Trinidad and Tobago)とは、カリブ海の国である。
ベネズエラの少し北(最短距離なら15kmほど)に浮かぶ島国である。トリニダード・トバゴからさらに150kmほど北にアンティグア・バーブーダがある。
正式名称はトリニダード・トバゴ共和国(英語: Republic of Trinidad and Tobago)。
詳しい概要などはWikipediaの記事にまかせておく。
トリニダード島と、トリニダード島から北東に30数kmほどの位置にあるトバゴ島の二つの島、およびその他の小さな島で構成されている。全部ひっくるめた面積は5128km²で千葉県(5158km²)程度の広さである。
両島とも1498年、クリストファー・コロンブスの第三回航海の最中に"発見"された。
トリニダード島は三つの山地(最高峰で940m)があり、それをキリスト教の教義である三位一体に見立てて、三位一体のスペイン語であるTrinidadと名付けられた。
トバゴ島の方は先住民の吸っていたタバコ(タバコの英語 Tobacco)からということになっている。
首都はトリニダード島北西部にあるポート・オブ・スペイン。このポート・オブ・スペインの西とベネズエラ北東部のパリア半島を隔てる海峡はDragon's Mouth、同様にトリニダード島の南とベネズエラを隔てる海峡はSerpent's Mouthとすごくファンタジーっぽい名前で呼ばれている。
トバゴ島は貿易風の兼ね合いで航路上の重要な位置にあったことから、17世紀から19世紀初頭にかけてフランス・イギリス・オランダ・クールラント公国[1]の奪い合いの末に、1814年にイギリス領となって決着がついた。このような経緯からイギリス連邦に加盟しており、公用語も英語が使われている。
アフリカ系とインド系で半々、あとは混血であったり華僑やヨーロッパ系の人々というような人種構成になっている。
トバゴ島に独立の気運が起こったこともあり、トバゴ島には自治権が与えられている。
毎年2月から3月の間に行われるトリニダード・カーニバルは世界三大カーニバルの一つに数えられている(リオは言わずもがなだが、残りはヴェネツィア)。この時期は世界中から観光客が集まるらしい。
スティールパン(スティールドラムとも)発祥の地であり、カーニバルにもかかせない楽器となっている。
カーニバルを舞台にして音楽が発展し、レゲエの基になったといわれる「カリプソ」、ソウルとカリプソが混じりあった「ソカ」はトリニダード・トバゴ発祥である。
カリブ海に浮かぶ島ということで「レッツダイビング!」なイメージだが、トリニダード島はベネズエラを流れる黄河的な茶色のオリノコ川の影響で濁りがちで、ダイビングするならトバゴ島に行くことを勧められるらしい。トバゴ島の方はイメージ通りのダイビングスポットが多いとか。
イギリスの植民地であった影響でクリケットが盛んである。ワールドカップなどの世界大会には他のカリブ海の島々と連合して西インド諸島代表として出場している。
クリケットに押されているのかサッカーはFIFAランキングは90位辺りを上下している。アジアグループでいうとイラクやカタールと背比べというようなランクである。(2018年時点)
2006ワールドカップドイツ大会にはマンチェスター・ユナイテッドにも所属したことのある国民的英雄とされるドワイト・ヨークの活躍で初出場。大会は1分け2敗で予選敗退したものの同国初となる勝ち点1を獲得する健闘を見せた。
ちなみにトバゴ島にはヨークの名を冠したドワイト・ヨーク・スタジアムが2001年に建てられている。
国としての関係は、要人の往来が数年に一回といったペースで行なわれる程度で、双方にとって遠く離れた島国といったところなのだろう。
音楽が盛んであるだけに、ニコニコ動画では出身歌手の動画やスティールパンを演奏しているものが見受けられる。
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最終更新:2024/04/20(土) 10:00
最終更新:2024/04/20(土) 10:00
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