トリピーは、1997年に鳥取県境港市で開催された「山陰・夢みなと博覧会」のマスコットキャラクターとして登場した。
それ以降、鳥取県を代表するキャラクターとして活動している現役のゆるキャラである。
みうらじゅんが「ゆるキャラ」を命名した当時からすでに知名度は高く、ゆるキャラのはしりとも言える存在。
というか、1997年に発表された時点で既に着ぐるみが活動を始めており、ゆるキャラやご当地ヒーローなどの定義ができる以前からそもそもゆるキャラの定義を満たしていた事になる。いわばゆるキャラ界の重臣…と言えそうなものなのだが、いかんせん発表当時はネットが普及していなかった時代だったことや36都道府県で最も人口の少ない県のキャラだったことなどからかのひこにゃんのような爆発的な認知はされなかった。しかし、10年以上の歴史がある事などから他県のゆるキャラの中では比較的知名度は高く、評価を集めている。
体は鳥取県名産の”二十世紀梨”、羽とくちばしは”鳥”取、水兵服は夢”みなと”をイメージしている。
特徴を捉えやすく、それでいて詰め込みすぎでもない良いデザインといえよう。
単純なデザインであるがゆえにデフォルメしやすいのか、様々なバージョンが毎年のように公式で作られ、各所で利用されている。
昨今のゆるキャラ濫造ブームでも不動の人気を維持しているが、近年鳥取県では鳥取県東伯郡琴浦町(旧東伯町&赤崎町)の町名を元ネタとした漫画「琴浦さん」によって、萌えおこしが県内各所で広まっており、その影響からかアニメ版が2013年度から放送されるにあたって、カメオ出演ながらなんとまさかのアニメ出演を果たした。ますます全国区へのアピールを果たしたといえよう。
ちなみに鳥取県は琴浦さん以前から「ゲゲゲの鬼太郎」「名探偵コナン」の作者の出身地としても有名で、県内県外でのこれらの作品の着ぐるみイベントにもゲスト出演を度々行っているなど、何かと漫画には縁があるゆるキャラでもある。
前述の通り扱いやすさもあって、鳥取県関連のものにはよく登場している。県のTwitterアカウントで呟いているのもトリピーであり、YouTubeの県公式チャンネルにも登場する(Twitterアカウントでは他にも交通や防災関係でもトリピーが使用されている。なお、Twitterでキャラが呟くのは県内では他に米子市のヨネギーズと柏木さんなどもいる)。また、県の防犯・防災メールの名称「あんしんトリピーメール」にも使用されている。
10年以上に渡って浸透しているだけあって県民にも馴染まれており、鳥取県出身の下田麻美は2012年の「とっとりアニカルまつり」で中の人に立候補している。
また鳥取県内だけでなく、県外でも県のPR活動や、ゆるキャラが集まるイベントなどに積極的に参加している。前述のゆるキャラブームもあって、ここ数年は毎年のようにベルサール秋葉原にも姿を見せるなどしており、上京してきた鳥取県民を地味に驚かせている。
県内の土産物店などではほとんどと言っていいほどトリピーの各サイズのぬいぐるみやストラップなどが販売されている。鳥取県に行った際は探してみるといいだろう。
多分まだない。あったら誰か追加してください。
鳥取関連でもいいんじゃないかと思う。
と思ったら、トリピーと一緒に飛んでいきました。
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最終更新:2025/02/07(金) 04:00
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