トリプルモンスターズ(トリモン)とは、3である。
アナログTCGで様々なタイトルを展開してきた『ブシロード』がゲームコンセプトを手掛け、デジタルカードゲーム業界への本格参入を果たすプロジェクト。
『GameStudio』(開発)×『佐島勤』(世界観・シナリオ原案)×『ヤスダスズヒト』(メインキャラクターデザイン)で送るスマートフォン向けアプリゲームである。
とにかく「3」という数字を強調したプロモーションが行われているが、主人公は6人いるのが特徴。
2017年12月にタイトルが発表され、翌年3月に行われたクローズドβテストを経て、2018年4月26日午後3時に正式リリースされた。
「3手で決着するカードファイト」というコンセプトを掲げ、極めてシンプルなゲーム性と直観的なUIによる、カードゲームに馴染みの薄いライトユーザー層の開拓、ひいては新規ユーザーとアナログTCG世界の架け橋としての役割も想定されている。
またカードゲームとしてのみならず、アプリ内で描かれる物語世界や、出演声優のオフラインイベントなどを通じた「トリモン」のコンテンツとしての広がりも計画され、ゲームのサービス開始前から出演声優ユニットによるCDが発売されたりライブイベント開催が決定していたりと、非常にいつものブシロードらしい展開がいつもどおり行われている。
ゲーム内で登場するカードはブシロードオリジナルTCG3タイトル、『ヴァンガード』『バディファイト』『ラクエンロジック』とコラボレーションしており、各作品を代表する主役級カードから 知る人ぞ知る初期カードまでが各レアリティに幅広く登場し、トリモンオリジナルのカードと入り乱れるカオスな異種格闘技となっている。
とはいえ いずれも大きくルールの異なる作品のカードであるため、スキルなどは原作とほぼ関係なくなっているものも多い。
自分のターン/相手のターンという概念がなく、2人のプレイヤーは同時にカードを手札から場に出し、3枚目を出した後の自陣カードのトータルパワーが敵陣を上回っているとそのターンの勝者となり、相手はライフを1つ失う。
各プレイヤーが持つライフは2つのみであり、ライフが0になった時点でその試合に敗北するため、1試合わずか2ターンで決着することがザラにあるという カードゲームとしては驚異的なスピード感が特徴。
当然、ただパワーの大きいカードを出せばいいというわけではなく、各カードが持つ自分のパワーを上げるスキルや相手にダメージを与えるスキルを駆使して、ターン進行の「どのタイミング」で敵味方の「どのスキル」が発動し、それらが作用しあうことで「どこまでのパワー」に達するかを見極め、盤面を構築する必要がある。
またどの属性でもある程度相手を妨害・干渉する手段を持っているため、相手の動きをどこまで予測し、限られた手札の中で対応できるかも勝敗を分ける鍵となる。
『風』『水』『雷』『幻』『火』『地』の6属性のデッキが存在し、どのデッキにも使用できる『無』を含め、すべてのカードは7種類のいずれかに分類される。
戦場、手札、山札という3領域すべてのカードのパワーをファイト中永続で上昇させるスキルにより、2ターン目以降の主導権を握りやすい。
自ら戦場を去る代わりにアドバンテージを得るエヴォークスキルや、それにより空いた【L】【R】を逆手に取るインヴォークスキルを駆使したトリッキーな動きも得意とする。
足し算と引き算によるパワーの綱引きが基本の本作において、掛け算で味方のパワー上昇を行うカードが複数存在するため、コンボがうまく回れば文字通り桁違いのパワーを叩き出すことができる。
味方モンスター全員のパワー上昇や、相手モンスター全員へのダメージなど、互いの盤面が3体すべて揃っている状況で真価を発揮するスキルが多い。
こちらの盤面に干渉してくるタイプのデッキや、自らの盤面を弄るタイプのデッキ相手だと出力が下がる傾向にあるものの、受けるダメージの低減や受けたダメージの回復に長け、与ダメを戦術の要としているデッキ相手には滅法強い。
モーリスが高い親和性を持つエレメント。属性攻撃名は【雷光】。
ランダムダメージや連続ダメージなど ダメージを与えるスキルに秀でており、その特性上 先制権を取れるか否かが勝敗を大きく左右する。
自身の最大魔力値の減少を条件とした強力なスキルが多く、デッキのコスト配分には特に慎重さが求められる。
引き分け等でファイトが3ターン目以降にもつれるとジリ貧になりやすいため、ただでさえ1試合が短い本作で特に “速い” 動きが重要となる。
相手モンスターからのダメージや強制送還を一度だけ防ぐ【隠密】、相手モンスターをトータルパワーに加算出来ない状態にする【幻惑】と、属性攻撃【夢幻】を合わせて計3つの専用キーワード能力を備える。
【隠密】は「相手からの干渉を防ぐ」という受け身なスキルであるが、「【隠密】状態の味方の数」や「【隠密】状態になった事」自体を参照してアドバンテージを稼ぐスキルも多く、相手デッキが干渉型か否かに関わらずある程度安定した力を発揮できる。
【強制送還】を得意としており、その対象は相手のみならず味方モンスターにも及ぶ。
味方モンスターの【送還】は単純計算で自らの戦力の1/3の喪失という(それなりの効果と引き換えとは言え)大きなディスアドバンテージであり、「【送還】させられたとき」に誘発するスキルや「【送還】させられない」スキルを持つモンスターと組み合わせる事でいかにディスアドを相殺できるかが戦術の要。
一見してダイナミックさが目立つが、それ故に運用には繊細さが求められる。
1ターン目からフルパワーで殴りあう事も珍しくない本作において“溜め”を得意としており、ドロップ(捨て札、いわゆる墓地)の枚数を参照して強化されるスキルや、自身の最大魔力値を増やすスキルにより、1ターン目より2ターン目、2ターン目より3ターン目に強くなる。
他の属性では真似できない重コストモンスターを扱える浪漫が魅力。
総じてデッキのセオリーが掴みやすく、オーソドックスな動きで活用できる扱いやすいデッキと言える。
舞台は、召喚士(エヴォーカー)と呼ばれる魔術師たちが存在する現代社会。
異世界からモンスターを召喚し、使役するエヴォーカーたちは、
思想の違いから大きく3つの勢力に分かれていた。ソウ、ユリア、モーリスが入学した、
エヴォーカーを育成する学園「モンストラス・アカデミー」。フィン、美景が所属する、
召喚術を営利目的で利用する組織「メイズカンパニー」。
ストーリーモードは主要6キャラクターそれぞれに存在し、3Dモデルとフルボイスで進行する。
名前 | 巽颯流 |
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出身 | 日本 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 170cm |
体重 | 62kg |
所属 | モンストラス・アカデミー |
属性 | 風 |
CV | 城田純 |
真面目で礼儀正しい剣道の有段者だが、ずっと打ち込んでいた剣道で1番になれなかったことから自身の可能性を見限っている節があるという。
本作が声優デビューの城田純による、とても耳に残る棒読みが特徴。
ソウの相棒モンスター。
「藤原千方」が使役したとされる四鬼の一体。【疾風】による連続ダメージスキルを持つ。
名前 | ユリア・アレクサンドロヴナ・イヴァノヴァ |
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出身 | ロシア |
年齢 | 15歳 |
身長 | 164cm |
体重 | 49kg |
所属 | モンストラス・アカデミー |
属性 | 水 |
CV | 千菅春香 |
周囲から遠巻きにされる小学生時代を送っていたが、中学に入ってソウと出会い、以来彼に懐いている。
ユリアの相棒モンスター。
スラブ神話の水の精霊。味方の全体強化と、ファイト中永続する与ダメージ上昇スキルを持つ。
名前 | モーリス・ガルシア |
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出身 | アメリカ |
年齢 | 16歳 |
身長 | 179cm |
体重 | 70kg |
所属 | モンストラス・アカデミー |
属性 | 雷 |
CV | 蒼井翔太 |
ニューヨーク出身のスペイン系アメリカ人で、ソウとユリアの兄貴分。
元はボクサーだったが、現在はエヴォーカーとして「アカデミー」に籍を置いている。
とある事情から「金を稼ぐ」事に複雑な思いを抱く。
モーリスの相棒モンスター。
アメリカ先住民の伝説に登場する巨大な怪鳥。連続でランダムな相手へ【雷光】ダメージを与えるスキルを持つ。
名前 | 藤原美景 |
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出身 | 日本 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 155cm |
体重 | 45kg |
所属 | メイズカンパニー |
属性 | 幻 |
CV | 佐々木未来 |
幼いころから妖怪と触れ合っていたため 価値観が周囲の人間とズレ気味だが、あまり自覚はない模様。
自身の「隠形鬼」と同じ出典を持つ「風鬼」のパートナーであるソウに興味を抱く。
ちなみに、中の人は平成3年3月30日生まれである。
美景の相棒モンスター。
「藤原千方」が使役したとされる四鬼の一体。自身を【隠密】状態にしてパワーを上昇させるスキルを持つ。
名前 | フィン・ルービンシュタイン |
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出身 | ドイツ |
年齢 | 18歳 |
身長 | 181cm |
体重 | 70kg |
所属 | メイズカンパニー |
属性 | 火 |
CV | 森嶋秀太 |
気配りは出来るが冗談は通じないタイプであり、仕事仲間である美景のアレな言動に振り回される苦労人でもある。
フィンの相棒モンスター。
フィンが「我が半身」と呼ぶ炎の魔神。【L】か【R】を指定して相手モンスターを強制送還するスキルを持つ。
名前 | ディヤ・クマール |
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出身 | インド |
年齢 | 18歳 |
身長 | 175cm |
体重 | 55kg |
所属 | デーヴァ |
属性 | 地 |
CV | 尾崎由香 |
修行者(サドゥー)のコミュニティで育ち、外界に疎いシャーマン。
自身が仕える「パールバティー」のもたらす神託に従い、世界の均衡を保つために暗躍する。
プレイアブルキャラクターでは唯一の「デーヴァ」陣営。
ディヤの相棒モンスター。
ディヤが「神妃様」と呼び仕えている神格。味方のパワーと同じ数値を自身に加算するスキルを持つ。
アプリリリース当日に告知された年間賞金総額1000万円の賞金制大会。
詳細の発表は後日とされている。
掲示板
15 ななしのよっしん
2019/02/23(土) 19:26:22 ID: 6OvCbZ9rZp
大百科あったのかよ(驚愕)
良かった点は、ユリアがエロかったところだけ
カードゲーで課金ゲーとか流行るわけないわな
あと主人公が棒読みなのも不愉快だった
ヤスダスズヒトの無駄遣い、としか言いようがない
16 ななしのよっしん
2021/07/08(木) 03:43:16 ID: jECfoiaQJU
17 ◆rSBzQMOICI
2021/07/08(木) 19:20:29 ID: v8RFhI3qO0
>>15
しかもその城田純ことジュン・シロタ・フェルナンデスは
響を辞めてスペインに帰ってしまった。
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最終更新:2024/04/18(木) 12:00
最終更新:2024/04/18(木) 12:00
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