2つのグルコースが還元基どうしでくっついている構造(α-1,1-α-グリコシド結合)を持つ。
きのこ(エリンギ、マッシュルームなど)、パン酵母などに多く含まれるほか、ほとんどの昆虫の血糖である。
特にエリンギの甘味はトレハロースによるものとされる。
トレハラマンナに多く含まれることからトレハロースと名付けられた。
料理やお菓子作りはもちろん、化粧品や医療用途に続き、果ては木製文化財の腐敗防止にも使われる。
食品としては以下の特徴がある
生物に様々な利益をもたらすことから、古くより研究者の注目を集めていた。
しかし当時では非常に高価であったため研究室の物に過ぎなかった。
1995年に林原(現・ナガセヴィータ)の研究者がデンプンからトレハロースを作る微生物を発見し、安価で大量に製造できるようになったため、惜しみなく使える身近なものとなった。
その味は不思議なものである。
単体では上品な甘味を持つ。
濃度によって甘味度が変化し、濃度が高いほど甘味が強くなる。
それは当然ではないかと思うかもしれないが、他の甘味料は濃度が変わっても甘味度自体は不変だ。
甘味度 × 濃度 = 甘さ
↑この甘味度のところが濃度によって変わってしまうということ。
つまり濃度が2倍になると甘さは2倍よりも高くなる。
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最終更新:2024/10/13(日) 20:00
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