トロッコとは、貨車の一種もしくは人力で走らせる手押し車である。
主に鉱山などで使用され、採掘した鉱物を外に運び出したり、鉱山内の人員の移動などに使われる。
積み下ろしがしやすいようカゴの部分を横倒しできるものは「ナベトロ」といわれ鉱山鉄道ファンに人気だが、創作作品で登場するものは普通の箱型の場合が多い。
創作の中でも廃鉱山や採掘場などでトロッコのギミックが配置されていることがあり、「インディー・ジョーンズ」などのアドベンチャー映画などではトロッコに乗って鉱山から脱出するなどのシチュエーションがよく発生する。ゲームなどでも同様の描写は多い。
既存の貨車を改造し、観光客が乗車できるよう改造されたものも「トロッコ(列車)」と呼ばれる。
前述のトロッコ同様オープンデッキスタイルになっており、自然の風を受けながら、外の景色を大パノラマで楽しむことができ、各地で好評を博している。
雨など天気の変化に備え、避難用の一般客車が併結されている場合が多い。最近の車両には、窓ガラスをはめ込むことで通年使えるようにしているものもある。
景色の美しい一般路線で臨時列車として運転される場合が多いが、黒部峡谷鉄道や嵯峨野観光鉄道のようにトロッコ列車のみが走る路線もある。
かつては貨車改造によるものが多かったが、安全基準の問題や需要の高まりなどから客車、気動車、電車などからの改造が多くなっており、群馬県のわたらせ渓谷鐵道では「自走トロッコ」なるオープンディーゼルカーも登場している。
掲示板
5 ななしのよっしん
2016/07/24(日) 09:11:11 ID: 3OmEXX69by
6
2019/12/09(月) 19:46:20 ID: vYK7SYg8pM
7 ななしのよっしん
2021/02/20(土) 10:02:16 ID: xtqrAAupNh
芥川龍之介の「トロッコ」を小学生だったか中学生だったかの授業でやったけど、当時はトロッコなんて知らなかったので、踏切で見かける「コキ車」でイメージしていた。
「空荷とはいえあんな重たそうなのを二人で押すなんて、とんでもない大男なんだなあ」と。
軽トラのすら無い時代の運搬手段な訳で、軌間762mmとかの軽便鉄道だったんだろうな。
貨車すら知らない世代に「トロッコをイメージしろ」というのは無理がある。
最寄りの路線が1435mmの標準軌だった事もイメージの大型化に関係してるかも。
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最終更新:2023/09/22(金) 08:00
最終更新:2023/09/22(金) 08:00
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