トンガオウコク
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ドワンゴは、2022年1月に発生したトンガ沖大規模噴火・津波の被害に対する緊急支援企画として、下記の動画に対するギフトの売り上げをトンガに寄付する企画を実施している。思うところがある人はギフトを贈って支援しよう。 |
面積 | 748km² |
人口 | 10万6000人 |
首都 | ヌクアロファ |
公用語 | トンガ語、英語 |
時差 | 日本よりも4時間ほど進んでいる。 |
南太平洋のポリネシア地域 [1] の中にある立憲君主制国家。
国旗は、左上の赤い十字架は信仰を、白は純潔を、大部分を占める赤はイエス・キリストの血を表している。
イギリスの保護領になったことはあるが植民地化は免れた。南太平洋で唯一独立を守ったことは国民の大きな誇りとなっている。
2022年1月15日、約60km北にある海底火山の噴火により津波や火山灰が発生し大きな被害が出た。
日本から南東におよそ7800km、ニュージーランドから北に約2000kmの場所にある。周辺国家のフィジー、サモア、ニウエなどはそれぞれ約200kmほどしか離れていないご近所さん。
約170の島々で構成されている国だが、人口の7割は本島である「トンガタプ島」に居住しており、あとの多くは無人島。
政治体制は国王をトップとする「立憲君主制」。貴族議員9名と人民代表議員17名の計26名から構成される一院制となっている。2000年代までは王族などによる強権統治が続いていたが、民主化運動やデモなどによって一般市民から選出される人民代表議員なども追加され、今の体制になっている。
現在でも王族・貴族・平民の3つの身分からなる身分制度が制定されており、身分の変更は原則不可。過去に平民の女性と結婚した王子の一人が王族の称号を剥奪されている。
1980年代後半から換金作物として日本産の種で栽培された、カボチャがこの国の主要産業にして輸出品。輸出額でもかなり大きいウェイトを占めており、もちろん日本もトンガのカボチャを輸入している。余剰カボチャや返品カボチャは家庭で飼っている食用ブタのエサ行き。 [2]
日本からは、日本の中古自動車をはじめとする機械類や電気機器などがトンガへと輸出されている。[3]
食文化のメインはイモ類……だったが、ハリケーン被害でオーストラリアやニュージーランドから送られてきた支援品のせいで、西洋式のパン食文化と肉食文化も根づいてしまい、近年では太った人が増えてきているという。 [4]
ちなみにトンガではカボチャは輸出メインであるためか、食生活には入っているものの、あまり食卓に上がることはない。
盛んなスポーツはラグビーで複数のラグビー日本代表選手の母国でもある。2021年の東京五輪では旗手を務めたピタ・タウファトファ選手のテカテカの上半身が話題となった。
現国王の父であるツポウ4世が日本皇室と盛んに交流し、大相撲にトンガの若者を6人送りこんだりする熱心な親日家であったこともあり対日感情は概ね良好。両国には島国で立憲君主制、災害大国などの共通点がある。東日本大震災の際は日本に里芋などの食糧支援を行っており、2022年のトンガの噴火では自衛隊機が到着すると、首相ら政府要人が総出で出迎えたという。 [5]
しかしその一方、オセアニア・南太平洋においては中国による投資が増加し影響力が広がり続けており、伝統的な親日国であるトンガも例外なく中国への依存が進んでいる。 [6] [7] [8] [9] [10]
トンガの噴火においては、中国がいち早く支援を表明しており、オーストラリアとニュージーランドが太平洋・オセアニア地域に影響力を増している中国の浸透を懸念している。[11]
1616年にオランダ人によって発見される以前の歴史については不鮮明な点が多い。
かつてはトンガ海事帝国という帝国が支配しており、15世紀中ごろに何らかの重大な危機が訪れその覇権を失ったということはわかっているが、その危機が何であったのかについては未だ謎。
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最終更新:2022/05/21(土) 16:00
最終更新:2022/05/21(土) 16:00
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