トンネルズ&トロールズ(Tunnels & Trolls)とは、Flying Buffalo社より発売されている、プレイするうちに6面ダイスの数が増えていくことで定評のある米国製TRPGである。略称はT&T。
日本語訳は、現在「完全版」(事実上の第8版)がBOXセット形式で発売中。他に第7版の翻訳版が新書版にて新紀元社より発売されており、こちらもまだ容易に入手可能である。
これ以前にも、第5版が社会思想社より、また、第5版にグループSNEが独自拡張を加えたハイパートンネルズ&トロールズ(HT&T)が社会思想社、ついで角川書店より発売されていたが、いずれも絶版である。
なお、公式の第6版はこの世に存在しない。これは、第5版の出版以降に私家版の拡張ルールが乱立したために、第7版という形で仕切り直しを余儀なくされたためであるとされる。
なんといっても、良いにつけ悪いにつけ豪快なシステムが最大の特徴である。1戦闘ターンは他に類を見ない2分という長さであり、お互いに数十個のダイスをブチ撒けて数百点のヒットを叩き付け合い、負けたほうが差分値を頭割りで食らう(すなわち数は力なり!)という単純爽快な「乱戦システム」は、このゲームの花形と言えるだろう。
また、上記のように物量作戦的な戦闘をこなすGMの負担を軽減すべく、MR(モンスター・レート)という一つのパラメータだけでモブ敵を管理するシステムは、のちのFEAR系システムに見られる「モブ」や「トループ」などの概念の先駆けという見方もできる。
さらに、<これでもくらえ!><しゃれたヒゲだね><ねんねんころり><凍ってください>といった秀逸な魔法名のネタにも事欠かず、意外なところではマニアックなまでに充実した武器防具のラインナップも見所。単なるD&Dのパロディ作品にとどまらない「遊べる」システムである。
ちなみに、このゲームのルール上、炎によるブレス攻撃を食らうと装備の防御力が追加HP代わりに減っていくという仕様であるため、ヘルハウンドやキメラといったブレスを吐く敵ばかり出していると、デモンパラサイトもかくやという全裸脱衣ゲーな展開になるのは、ここだけの秘密だっ(笑)
掲示板
12 ななしのよっしん
2017/05/18(木) 22:42:37 ID: DeI8KfQm6+
ソロシナリオ良くプレイしたな。これで戦闘や魔法の使い方を覚えて自信がついたからゲームマスターが出来たんだよね。最もマスターとしての腕は…聞かないでくれ(泣)。
13 ななしのよっしん
2017/12/01(金) 15:04:33 ID: +IEfbSx8pv
雑誌に載ってた誌面2~3ページ分のダンジョンシナリオで遊ぶだけでも結構楽しかった記憶
14 ななしのよっしん
2021/07/17(土) 07:55:42 ID: jqwNdqUCjI
今でもソロアドとか出版されているのが嬉しいよね
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最終更新:2024/03/29(金) 09:00
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