トークン(Token)とは、「象徴とするもの」を意味する英単語。転じて代用貨幣のこと。
国によっては、公衆電話を利用するときやバスに乗るときなどに、金属やプラスチックでできたコイン状のものを購入することがある。現代ではこれをトークンと呼ぶ。
日本の場合、これらに相当するものは切符・切手・テレホンカード・バスや電車の回数券などの形になっているため「トークン」と呼ばれてもピンとこないことが多いが、これらも広い意味ではトークンである。
1000円のテレホンカードは、公衆電話をかけるときは1000円として通用するが、これをコンビニに持って行って少年ジャンプを買うことはできない。このように、トークンは本物のお金よりも限られた範囲でしか通用しない。
この性質を悪用したのが、沖縄県大東島で用いられた大東島紙幣や、西表島で用いられた炭鉱切符である。
島内でしか使えない紙幣を賃金として支払い、日本円を渡さないことで、労働者の賃金を抑えた上で島外へ逃亡させないようにしていた。
参考にしたかどうかは不明だが、『賭博黙示録カイジ』に登場する代用通貨・ペリカと同じ仕組みである。
現在、このような方法は労働基準法24条で禁止されている。
原則として賃金は、通貨(現金)で、労働者に直接、全額を支払わなければならない。
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最終更新:2023/10/03(火) 17:00
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