トーラスとは、アニメ『新機動戦記ガンダムW』及びその派生作品に登場する人型機動兵器、モビルスーツ/モビルドールの1機種である。
デザインはカトキハジメによる。また、名前は黄道十二星座の一つ、おうし座(Taurus)に由来する。
OZにより開発された新型の可変MS。エアリーズに代わる航空戦力として開発されたが、大気圏内外を問わず広く配備された。宇宙においては専用の運用母艦としてトーラスクルーザーと呼ばれる艦艇(EWでヒイロとデュオがX-18999コロニーに突入する際用いた)が用意されており、これは3機のトーラスを搭載可能。
当初は有人のMSとして生産されていたが、MDシステムの実用化に伴い、無人機の生産が主流となっている。ただし有人機自体は前線でのMDの指揮管制のために運用されている。また、設計自体は有人機・無人機とも共通しており、ヒイロ・ユイに言わせれば、機動力や反応速度の感知までは全く同じであり、生身の人間がそれに応えられるかどうかの違いしかない。
とはいえMD仕様のトーラスは搭乗者の安全性を考慮する必要が無いため、8Gを越える驚異的な加速性能と正確無比な照準を併せ持つ。さらに火力に関しても、主武装であるビームカノンがガンダムデスサイズの破壊に用いられる等、高い水準にある。
しかし攻撃目標に対して融通が効かな過ぎるという欠点もあり、その点を突かれたヒイロに攻撃目標としてリーオーとアストロスーツを設定された際は、友軍に対しても容赦なく攻撃を加えている。もっとも、これは指令に対しては一分の迷いも抱かず実行するということの裏返しでもあるため、MDシステムそのものの欠点とは一概には言いきれない(まぁ、敵味方識別機能が無いのもどうかとは思うが……)。
後発機のビルゴが登場してからも、その機動力から高速戦闘や長距離任務において運用され、開発したOZ以外の勢力でも多用されている。変則的な運用法としては、EWにてマリーメイア軍がプリベンターに対する陽動目的で多数のMDトーラスを明後日の方向に出撃させた事もある。
ちなみに本機は運用勢力および仕様ごとに型式番号が異なっており、具体的には以下の様になっている。カラーリングに関しては、OZ仕様が黒、サンクキングダム仕様が白、ホワイトファング仕様が赤茶色。マリーメイア軍とプリベンターも本機を運用しているが、それぞれカラーリングは黒と白である。
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最終更新:2023/03/29(水) 09:00
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