ドジョウとは、基本的には日本や東アジアに棲息するコイ目ドジョウ科の淡水魚のことである。漢字では泥鰌と書く。
狭義にはドジョウMisgurnus anguillicaudatusを指すが、広義にはドジョウ科の各種、いわゆる~ドジョウを指す。
流れの緩やかな泥状の水底に好んで棲息する。
酸欠になりやすい環境に棲息するためエラ呼吸以外に水面に出て口から空気を取り込み腸で酸素を吸収する「腸呼吸」も行っている。
逆に水面に出られなくして腸呼吸を行わせないようにすると溺れてしまうらしい。
水田と緩やかな用水路からなる日本の原風景はドジョウの理想郷でもあり、日本人の生活の傍らに寄り添って暮らして来た彼らは、まさに小さな隣人であると言える。
日本においてはその他にも
河川の中流域などの細かな砂礫を好むシマドジョウや
湧水の中層を遊泳する絶滅危惧種のホトケドジョウ。
西日本の清流の岩の間に潜む天然記念物アユモドキなど
多種多様な種が、多種多様な生息環境に合わせて分化し棲息している。
魚捕りや釣りではいつも隅に置かれがちな彼らに、時には注目して見てみるのもなかなかオツなものではないだろうか。
前述のように、身近な淡水魚だったドジョウは、古くから食用魚として知られている。
代表的なものに柳川鍋や地獄鍋などがある。また蒲焼きを好む人もいる。
世知辛い世の中、身体が冷えた日には、もふもふで可愛くて
食べても栄養満点、滋養強壮に最適なドジョウ料理を是非どーじょ。
なお、ライギョとして知られるタイワンドジョウはドジョウ科ではないし、コイ目ですらない。
ドジョウ科の魚は世界各国に分布しており、英語ではローチまたはボティアと呼ばれる。
食用の他、クーリーローチなどは熱帯魚として飼育される事もある。ただしクラウンローチおよびボティアと名の付く魚は、どちらかというとアユモドキに近縁。アユモドキとドジョウは非常に近い形態や生態を持つ仲間だが、分類的には亜科または科レベルでドジョウと分ける説もある。
悠久の歴史を共に歩んできたドジョウと日本人の距離は農薬や河川改修、減反によって徐々に離れていった。
しかし、その一方、今日の日本を代表する「萌え」とドジョウの華麗なコラボレーションをニコニコ動画に見ることができる。
少々乱暴で、独りよがりな女の子と、温厚で無口なドジョウとの対比は興味深いことこの上なく
ドジョウに一抹の同情日本人とドジョウの歩むべき新たな可能性を感じさせる出来映えとなっている。
なお、この動画のドジョウはシマドジョウである。
掲示板
34 ななしのよっしん
2023/01/31(火) 01:36:23 ID: kMNKbgNeER
35 名無し
2023/11/15(水) 18:28:11 ID: LtzXyjZVht
>>33 このネタ、昔の淫夢厨ゲラゲラ笑ってたけど、最近は「え?元ネタあるの?」とか「政治厨がマウントとってて草」とか、ジェネレーションギャップを感じるコメント増えてなんか時代の移ろいを感じる…。
36 ななしのよっしん
2024/02/04(日) 03:03:07 ID: ayqTktqO9H
今はもう『BB劇場の野獣先輩』や『怪文書の拓也』や『のべりすとが書いた拓也』が主流だからね
ほんへを見たことないホモガキも多いんじゃないか?
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最終更新:2024/09/08(日) 19:00
最終更新:2024/09/08(日) 18:00
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