ドスゴドスとは、『ZOIDS』シリーズに登場する恐竜(アロサウルス)型汎用歩兵用ゾイドである。
ゴドスと名がつくが、パーツはほとんど新規のもので構成され、さらに各関節はボールジョイントでつながれており、従来のゼンマイ歩行だけでなく自由なポージング可動もこなせる画期的なキットになっている。
ちなみに“ドス”とはスペイン語で“2”と言う意味である。
|
ヘリック共和国がRMZ-11ゴドスの後継機としてRHI-8アロザウラーと並行して開発していたとされる恐竜型汎用歩兵ゾイド。
この時は主力機の座をアロザウラーの方に奪われてしまったが、そのアロザウラーが惑星Zi大異変で使用不可能になってしまった際、その代わりとして大異変後に巻き起こった磁気嵐への対応策に施された本機が就役する事となった。
武装配置は旧ゴドスをより洗練させたものになっており、両腕には小型化に成功した荷電粒子ビーム砲が搭載され、そして背部には重装甲型改装用のオプションパーツをさらに発展させたようなビームライフルとレーダーユニットが標準装備されるなど、旧ゴドスよりも火力が格段に向上している。
その一方でゴドス本来の格闘能力と運動能力も飛躍的に強化されていて、旧ゴドスにはなかった頭部のバイトファングや前脚のクラッシャークロー、尾部のテイルウィップダガーなど格闘用武器が多数追加され、そして脚部にはジェットスラスターを内蔵し、これで機体に加速を加えて敵を蹴り飛ばすキック攻撃“ターボアクセレイションキック”の威力は旧ゴドスが使うそれの2倍以上とも言われている。
なお、この磁気嵐から機体を守る新技術には前大戦で失われたRPZ-18キングゴジュラスのオーバーテクノロジーが応用されたとも言われている。 惑星大異変の直後より試験運用が続けられていたが、すぐさまガイロス帝国との戦争が再燃したため、急遽このドスゴドスは量産されて戦線投入される事になった。さらにガイロス帝国軍が新たに投入したGRZ-9ヴァルガに対してはより格闘能力を高めたHRZ-10ティガゴドスが製作されている。
さらにその後起こった第2次大陸間戦争においてはなぜか性能で劣るはずの旧ゴドスが使われているが、これについてコトブキヤより発売されたHMMガンスナイパーに記載されていた機体解説によると「ドスゴドスは当時発生していた磁気嵐を吸収してそれをエネルギーに変換して稼働するシステムを採用していたが、ZAC2099年にはその磁気嵐が収まってしまっためこのドスゴドスを磁気嵐エネルギーの変換無しでも動かせるよう再設計すると旧ゴドス以下の性能しか引き出せなくなってしまう」という設定にされており、それが旧ゴドスの再登用と部品の流用によるRZ-30ガンスナイパーの開発につながったと言われている。
ZAC2056年から57年ロールアウト。開発にあたったのはヘリック共和国の女性技師官リル・メリルで、ウィル・クレイグ大尉の操縦の元に強い磁気嵐が吹きすさぶ環境下でも動かせるか試験運用が続けられていた。
その後、西方大陸で行われる予定だったヘリック共和国とガイロス帝国の停戦会談の場にてエクスグランチュラと共に警備にあたっていたが、そこに帝国軍強硬派の特殊部隊に襲われてその際に帝国軍の最新ゾイドのヴァルガとも交戦、どうにかこれを退けた。
そしてガイロス帝国との戦争が避けられない事になるとこのドスゴドスも量産される事になり、キングゴジュラスの残骸が運び込まれたと思しき帝国軍のオーバーテクノロジー研究所があるリーバンテ島での戦いで投入されるが、そこではレッドホーンの改良機クリムゾンホーンの猛攻を受けて部隊は壊滅的大打撃を受けてしまい、島の自沈も相まって結局帝国軍のオーバーテクノロジーを葬り去る事は出来なかった。
なお、ウィルは後にドスゴドスの改良機であるティガゴドスに乗り換え、基地内で暴れる鹵獲ヴァルガを粉砕している。
アニメには未登場。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/28(木) 21:00
最終更新:2024/03/28(木) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。