ドットサイトとは、銃に搭載される照準器である。ダットサイトとも。
ドットサイトは銃に搭載される無倍率もしくは低倍率の照準器である。比較的近距離での射撃に使用される。スコープと同じ装置全体が円筒で覆われたチューブドットサイトと、レンズのみを枠で囲んで台座に載せたオープンドットサイトの2種類に分かれる。
原理としては、光源(LEDなど)からハーフミラー(入射する光の半分を透過し、もう半分を反射する鏡)のレンズに照準用光点(ドット)を投影することで、ドットサイトを覗いた人には無限遠に照準用光点が出力されているように見えるというものである。
ターゲットに目のピントを合わせてもドットがぼやけない(アイアンサイトではサイトがぼやけてしまう)、近距離ならば[1]ターゲットとドットが重なりさえすれば射撃しての命中が期待できるため、不測の事態が想定されるCQBや市街戦で有利となるなどの利点がある半面、光源を必要とするためバッテリーとメンテナンスを必要とし、光源を集光式光ファイバーとトリチウムに求めたバッテリー不使用タイプもトリチウムに寿命があるなど軍用としては不安の残る面もある。このため、ドットサイトを銃に搭載する際には、折り畳み式のアイアンサイトも搭載してバックアップとする例が多い。
日本では自衛隊が89式小銃に搭載して使用している[2]ほか、銃を模した玩具であるエアソフトガンに搭載してサバイバルゲームなどで使用される。エアソフトガンに搭載されるドットサイトはレプリカ(形状は実物そっくりだが、性能を落としてコストも抑制している。安いモノなら数千円レベル)が多いが、中には実物を搭載してエアソフトガンより上に載ってるドットサイトの方が高いなんて状況が発生してたりする。
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最終更新:2023/03/21(火) 05:00
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