ドミニカ共和国 República Dominicana |
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基本情報 | |
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国旗 | |
国歌 | Quisqueyanos Valientes |
公用語 | スペイン語 |
首都 | サントドミンゴ |
面積 | 948,730km2 (世界第127位) |
総人口 | 1084万8000人 (世界第127位) |
通貨 | ドミニカ・ペソ(DOP) |
略称 | DOM |
国際電話番号 | 1-809、1-829、1-849 |
大統領 | ルイス・アビナデル |
国テンプレート |
ドミニカ共和国とは、カリブ海の真ん中、西インド諸島のイスパニョーラ島にある国。島の東側2/3がドミニカ共和国の領土にあたり、残る島西部1/3がハイチである。
なお、非常に紛らわしいが、イスパニョーラ島から南東にあるドミニカ島のドミニカ国とは別の国である。日本で単に「ドミニカ」と言うときは、ドミニカ共和国の方を指すことが多い。
1492年にコロンブスがイスパニョーラ島に上陸して以降、スペイン領→フランス領→ハイチとして独立→再びスペイン領→ハイチに占領される、という流れを経て、ハイチとの独立戦争の末、1844年にドミニカ共和国として独立。
その後も1916年から1924年にかけてアメリカに占領されたり、1965年にドミニカ内戦が起きたりしているが、お隣のハイチがボロボロなのに比べるとだいぶ安定した国である。詳しい歴史はWkipediaに「ドミニカ共和国の歴史」の記事があるのでそちらを参照していただきたい。
国民の人種はヨーロッパ系が16%、アフリカ系が11%、ムラート(白人と黒人の混血)が73%とされるが、その他少数の多種多様な人種が暮らしており、入植と移民により多様な人種・文化が混ざり合っている。長らくスペイン領だったため公用語はスペイン語。宗教はカトリックの信徒が大半。
首都のサントドミンゴは16世紀のスペイン人入植当時の建造物や遺構が数多く残されており、その街並みは世界文化遺産に登録されている。
主要産業は農業と観光業。農業は砂糖やカカオ、タバコなどが中心で、かつてはそれらの輸出に依存した経済だったが、その後イスパニョーラ島の風光明媚な自然を活かしたビーチリゾートによる観光業が発展し、観光立国となっている。鉱物資源は特に金やニッケルが豊富。
日本とは1950年代に日系移民の募集が始まったが、内実はこの時代の移民事業の例に漏れなかったようである。ともあれその影響で、現在も在留邦人の他に800人ほどの日系人が暮らしている。2000年には国を相手に移民による訴訟があり、2006年に和解している。
アメリカから伝わった野球は事実上の国技と言えるほど圧倒的な人気を誇り、世界屈指の野球大国として知られる。第3回ワールド・ベースボール・クラシック優勝国。
ドミニカ国内には通年のプロ野球リーグはなく、MLBのルーキー級にあたるサマーリーグと、MLBやNPBのオフシーズンに開催されるウィンターリーグがある。MLB球団はドミニカ各地にアカデミーを開校しており、MLBにはサミー・ソーサ、マニー・ラミレス、ペドロ・マルティネス、アルバート・プホルス、ロビンソン・カノといった数多くのドミニカ出身のレジェンドがいる。
日本プロ野球にも数多くのドミニカ出身選手がおり、特に中日ドラゴンズと広島東洋カープがドミニカとの繋がりが深い。広島はMLBに先んじて、現地にドミニカ人選手の発掘・育成を目的としたカープアカデミーを作っている。日本で活躍したドミニカ人選手は、巨人で活躍したバルビーノ・ガルベス、パ・リーグの球団を渡り歩いたホセ・フェルナンデスやホセ・オーティズ、中日やDeNAで活躍したトニ・ブランコといったあたりがおなじみ。ネタ的な意味ではディオニス・セサルとか、「ンゴ」の語源になったドミンゴ・グスマンとか。
記事がある人物は全て野球選手。アメリカ出身の二重国籍者(アレックス・ロドリゲスなど)やキューバからの亡命者(ヨエニス・セスペデスなど)は除外。
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最終更新:2024/12/06(金) 04:00
最終更新:2024/12/06(金) 04:00
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