ドラゴンガンダムとは、ネオチャイナが開発した第13回ガンダムファイト用モビルファイターである。
言わずもがな、龍をモチーフにしたガンダム。
モビルファイターとしては軽量級であり、スラスターは他のガンダムと比較してもかなり少ない。
それでも機動性が高いのは拳法家の搭乗を前提とした設計思想にあり、その身軽さはバク転などのアクロバティックなアクションなどで垣間見れる。
特筆すべきは両肩とバックパックに搭載された12本のフェイロンフラッグという名のビームフラッグで、これらは柄を連結することで長さ調節が可能。
これはただ単に名前通りビームフラッグとして扱うだけでなく、槍や棒を起点としたアクションなどにも使用可能な万能兵器である。
蛇腹状の両腕には伸縮武器、ドラゴンクローを装備。龍の頭を象ったアームカバー内部には、『ドラゴンファイヤー』という火炎放射器が内蔵されている。
また、暗器としておさげ型の武器として弁髪刀を装備している。これは近接距離にいる相手の首にそれを巻きつけて刎ねることが可能で、ガンダムファイトとしては実に有効かつ恐ろしい武器である。
初登場の第3話では盗賊によって奪われ、悪事に使用されていたが、サイ・サイシーの策略により奪還された。
ファンの間では真・流星胡蝶剣の回が人気である。この回で腕をもがれ、暗器を潰され、満身創痍になりながらも戦う姿は人気が高い。
たまにこの時のドモンの容赦の無さがネタにされるが、武闘家としては当然の対応であり、ドモンが責められる云われはない。
場合によるが、分身持ちであることや当時の人気から、当時の視聴者からは結構愛され機体である。
機動戦士ガンダム EXTREME VS.でも何故か前作キャラであるシュピーゲルやノーベル、そして後輩のナタクを差し置いて採用された(当時のドラゴンガンダムはアシストだった)。
原作の武装がよく再現されており、ドラゴンクローやフェイロンフラッグを軸にした様々な技を繰り出すモビルファイターらしい性能。もちろん最終秘伝 真・流星胡蝶剣もしっかり実装されている。ネタ技であるが... 珍しく優遇された例だが、機体性能の評価は今までの扱いに比例してかあまり良くない。独特の性能ゆえに使いこなすのに相当な修練が必要であるにも関わらず、限界値がそれほど高くないこと、環境トップに相性が悪いことが原因か。しかしなんだかんだで人気がありそこそこ見る方。ちなみにシリーズ2作目ではシャッフル同盟を差し置いて何故か対戦相手のマーメイドガンダムを呼び出せるようになっている。ピチピチと泳ぎながら敵に突進する様子はなかなかシュールであるが、射撃の無いドラゴンガンダムにとって貴重な遠距離武装であり、オーバーヒート時のあがきにも使えるので結構有用。3作目では漸く(?)、ブラックジョーカーことアルゴ・ガルスキー駆るボルトガンダムを呼び出せるようになった。しかし使い勝手が物凄く悪く、基本的に呼び出されることはない。おっさんェ・・
技の名前が面倒くさいためか、技の採用率がかなりマチマチである。
後輩のシェンロンガンダムとは一応無関係である。むしろドラゴンガンダムの人気があったからこそシェンロンガンダムという形でドラゴン系ガンダムが続投したのだと言えなくもない。
だがキャラ被りのせいで、ストーリー的重要性に薄いサイ・サイシー&ドラゴンガンダムは後輩に道を開けることになりやすいのが現状である。
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最終更新:2024/04/25(木) 09:00
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